ヘッポコヘタレスキーヤーの管理人です。
管理人は、これまで独学・・・
といっても、ただひたすら滑走日数を稼いで、滑りまくってきただけですが・・・
もっと力学をスキーが曲がる理論を理解しておけば、もう少し上達できたのではないかと残念でなりません。
スキーが上手い奴らは多くが子供のころからやっている
さて・・・
スキーが上手い奴ら・・・
例えば、技術選手権の選手とましよう・・・
だいたいこういう奴らは、偉そうにスキー指導員をやっていますが・・・
子供の頃からスキーをやっていて身体が覚えているからこそ上手いのであって、正確に力学に基づいたスキーの理論を理解していないのが殆どです。
こんな小さいころから滑っていれば、上手くなってあたりまえ・・・
競技で成績が出せなくても、日本の基礎スキーくらいならへっちゃらでしょう。
スクールに入ってもあまり意味が無い
管理人にも幾度となくスクールに入ってスキーを習いましたが・・・
いま思い返しても、身になった事は殆どありません。
何故なら・・・
- どういう結果(スキーの動き)を出すために
- どういう運動が必要で
- それはどういう力学的法則によるか
等の説明がまったくないからです。
例えば、良く小回りの導入の練習として・・・
ピボットスリップのバリエーショントリレーニングをしますが・・・
多くのスキー指導の現場では、スキー指導員が実践して、生徒に真似させるとい事で終わります。
このバリエーショントレーニンの目的・ポイント等の説明は全くありません。
で・・・
ピボットスリップの練習のポイントはどこか?
をしっかりと説明できる指導員はどれだけいるのでしょうか?
管理人は、見た目のイメージで・・・
どうしても目立つ横滑りからのエッジングに主眼があると思っていました。
しかし・・・
NZSIAメソッドにそって理論を勉強したところ・・・
実のところは・・・
横滑りからのエッジングなんてどうでもよく
- エッジを外して
- 脚【大腿】の回旋運動によりスキー回す(体の下でスキーを操作する)
事がもっとも重要なポイントであると分かりました。
とすれば、これは【谷回りでの動作の練習】であって、決して山回りの練習ではないということが分かります。
はっきり言いますが・・・
こんなことをレッスンで教えて貰ったことは全くありません。
練習も目的が明確になっていなければ、練習にならないという良い事例です。
速いクルマに乗ればみんなが速く走れるわけではない
さて、話は変わってクルマに置き換えて考えてみます。
全く同じ性能のクルマをプロドライバーと草レーサーに与えて、タイムを計測すれば・・・
当たり前ですが、プロドライバーが速いでしょう。
スキーマテリアルを含めた身体全体を自動車と考えると・・・
例えば、アイスバーンで落とされない滑りがしたいとすると
- エッジが研ぎ澄まされたレーシングスキーを準備する
- クルマのタイヤで言えばハイグリップタイヤを履かせる
- スキーに圧を伝えられる強じんな脚力が必要となる
- ハイグリップタイヤを生かせるサスペンションが必要となる
- 負荷に耐えられる強じんな体幹が必要となる
- 負荷に耐えられるフレーム剛性が必要となる
- 適切に身体をコントロールできる能力が必要となる
- 上手いドライバーが必要となる
という感じでしょうか・・・
つまり
- しっかりとメンテナンスされた良いマテリアル
- それなりの筋力
- 身体をコントロールできる能力
が必要になるということです。
社会人スキーヤーが到達できるレベルは?
では、子供から学生時代にスキー未経験の社会人スキーヤーが到達できるレベルってどのくらいでしょうか?
その方の他の運動経歴にもよりますが・・・
一般的には・・・
頑張ってクラウンレベル・・・
技術選の地方予選上位レベル・・・
全日本には届かない・・・
という感じではないでしょうか?
いくら練習したところで、ガキの頃から滑りまくっている奴らには勝てる訳がありません。
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