アラフィフエセシステム管理者の管理人です。
先日、記念受験のつもりで受けてきた、
【AWQ SAA-C03】になんとか合格できたので、
忘備録として勉強方法などを掲載しておきます。
受験した動機
まずは受験を決めた動機です。
管理人は、地方のド田舎の自治体職員です。
令和2年のコロナ禍で、
急に決まった???かは知りませんが、
自治体システムの標準化・共通化で、
自治体の20業務がガバメントクラウド(結果的に9割がAWS)にリフトすることなり、
その期限が令和7年度末、
つまり今年度なんですよね。
管理人は50歳も半ばとなり、今となっては半分老害みたいなもんです。
また、もう新しいことを覚えるのも非常に辛くて、
クラウドとAIからは、マジで逃げたいと思っていました。
それで、今年度はこの問題から逃げたかったのですが、
今年の4月の異動で残留が確定し、
自治体システム標準化・共通化の主担当ではありませんが、
担当部署の職員として残ることに・・・
逃げたくても逃げられない立場となりました。
ちなみに、令和2年から昨年の令和6年までは、
担当部署にいながらも、この問題には目を背けてきた酷い奴です。
ただ、デジタル庁も酷いもので、
当初のガバメントクラウドの崇高な目標は・・・
自治体システムをSaaSで提供し、自治体はデータ移行だけすれば、
それを利用できるというモノだったと認識しています。
ところがどっこい・・・
現実は、国が提供するのはクラウド上のインフラのみで、
クラウド上でのソフトウエアの実装やデータ移行は自治体が独自でしなければいけません。
また、コスト管理や運用も自治体の責任です。
さらに、自治体システムの標準化・共通化は法令で義務化されましたが、
標準化・共通化システムへの移行費用の補助を貰うには、
努力義務のハズのガバメントクラウドの利用がほぼ必須条件。
国の建前上は、ガバメントクラウドと同等以上のクラウドであれば、
ガバメントクラウドじゃなくても、補助金は出すと言っていますが、
現実として、その選択肢は極めて少ないです。
管理人が知る限りでは、
某ベンダーの戸籍システムでIBMのクラウドくらいでしょうか?
それで、3月に国とガバメントクラウドの契約があったのですが・・・
これまた【免責的債務引受契約】などという横暴をデジタル庁が押し付けてきたので、
この件で、デジタル庁と自治体間のチャットで、
デジタル庁のクソ官僚と大人げなく、ちょっとやりあってしまいました。
それで、頭にきてクラウドを勉強してやろうと思ったのが受験の動機です。
※クラウドを知らずに官僚に嚙みついてもただのクレーマーになってしまうので・・・
それで、たまたま管理人が勤務する自治体のシステムはすべてAWSだったので、
AWSの資格を取ることにしました。
要するに受験した動機は単なる【怒り】のパワーです。
受験区分
さて、この時点でまったくクラウドの知識はありません。
また、たまたま前述のチャットで半額クーポンが紹介されていたので・・・
※クーポンの期限(2025年5月21日)までに受験が条件
これを使うために、早めに勉強を始めようと、
参考書を買ったのが、2025年4月12日(土)
情報処理技術者試験の春区分の試験日の1週間前・・・
受験するシステムアーキテクトの勉強もしなければいけないのにアホですね。
そこから1週間は、
システムアーキテクトの勉強と並行して、まずは参考書を1周・・・
とにかく1ページ目から分からない単語だらけで、
読むのに大変時間がかかりました。
途中から、1周目はとにかく字面を追うだけにして、なんとか1週間で1周目を読破。
そのままシステムアーキテクトの試験を受験して、
2週目から本腰を入れて勉強です。
ちなみに、本来は・・・
CPFから受けるらしいのですが、
AWSのAの字も知らない管理人ですから・・・
適当にAWS資格とネット検索したら、
CPFはAWS初心者が受けるものらしいとのこと・・・
腐っても管理人は・・・
- 初級シスアド
- 情報セキュアド
- 上級シスアド
- システム監査
- ITストラテジスト
- ITパスポート
- 基本情報
- 応用情報
- セキュリティマネジメント
は持っているので、初級は無いだろうと・・・
見栄をはって、中級のSAAから受験することにしたのですが、
はっきり言ってこれは失敗でした。
AWS初心者なら素直にCPFから勉強すべきでした。
勉強はマジで辛かった・難易度は決して低くない
さて、合格してからの感想になりますが、
勉強はマジで辛かったです。
ネットでは合格記事が沢山出ていますが、
いずれも簡単だったというモノが多いですが、
はっきり言ってかなり難しいです。
少なくとも情報処理技術者試験の知識は、
1ミリも役に立たないと思ってただいて間違いありません。
仕事なで実際にクラウドでのインフラ構築に携わっていなければ、
間違いなくほぼゼロベースからの勉強になります。
管理人が良い例です。
本当にゼロベースからの勉強だったので非常に辛かった。
ネットの情報なんて合格した方々が良い面だけ掲載している嘘っぱちですよ。
クラウド未経験で受験する方は覚悟してください。
相当厳しい勉強になります。
※ちなみに管理人の偏差値は50くらいですので、60以上あれば簡単かもしれません。
2週目からは・・・
まずはじっくりと参考書を読みながら・・・
問題を解いていきます。
管理人はお金を掛けたくなかったので、有料講座は一切受けていませんし、
ハンズオンもやっていません。
AWSアカウントも受験を申し込みするまでは、
もっていなかったので、
無料枠で試してみるなんてこともやっていません。
あくまで机上の勉強だけやりました。
※そもそもこれが無謀過ぎたかも
問題は無料のPing-tのみをやりました。
2025年4月時点で、
Ping-tの【SAA-C03】には、772問あります。
まずは、参考書を読みながら、試験レベル外の問題をひたすら解いて、
基礎知識を付けていきました。
勉強2週目で、参考書の2周目と、
Ping-tの試験レベル外の問題を1周という感じ。
勉強3周目は、試験レベル外の問題で間違った問題を重点的に復習しながら、
試験レベルの問題を解く。
試験レベルの問題は、実際の試験と難易度は近いと感じました。
無料の問題集でここまで勉強できるなら非常に良い教材です。
勉強4周目は、ひたすら試験レベル問題を問いて、
間違った箇所を復習。
Ping-tは、問題にお気に入りフラグを立てられるので、
間違った問題にフラグを立てて復習ができます。
直前の2日は、試験レベル外・試験レベル問題で
フラグを立てた問題を再復習。
Ping-tと参考書を行ったり来たりしながら、
分かり難いところは、わら半紙で作った自作のノートにメモったりして・・・
試験日の朝は、最後にノートを読み直して試験に突入。
実際の試験は?
Ping-tの試験レベル問題は、実施の試験レベルと近しいとは感じましたが、
問題なんて、昨今の生成AIを使えば無限に作れるわけで・・・
同じ問題は出ません。
全てほぼ初見の問題です。
ですので、Ping-tの問題と解答を暗記しても試験では歯が立ちません。
解説を読み込んで、サービスを理解する必要があります。
実際の試験では、分かる問題もありましたが、
さっぱり分からない問題も多く、
分かる問題と分からない問題が半々という感じでした。
あと、分からない単語も結構多かった。
分からない問題の解答で注意したことは・・・
- 運用が楽になる方法か
- セキュリティが担保されているか
- コストが安価になるか
- 可用性があるか
を考えて選択しました。
問題の和訳が分かり難いのですが、
キーワードとして、
- スケーラブル
- 安全性
- 可用性
- セキュリティ
- 疎結合
- 費用対効果
- 運用効率
という単語が問題文になるので、ほぼ感覚で解答しました。
Ping-tの解説を読み込んで多少理解が進むと・・・
分からない問題でもなんとなく鼻が利いてくる感じがしました。
※気のせいかもしれませんが・・・
時間は結構厳しかったです。
65問解いた時点で、残り時間は20分を切っていました。
残り時間で1問目から見直したかったのですが、
まず、1問目に戻るのにひたすら【戻る】をクリックし続ける必要があります。
ここで、2~3分のロスです。
こいれは間違いなく、最後から見直した方が良いですね。
IPAのCBTは、確かどの問題にもジャンプできたと思ますので、
その機能は付けて欲しい。
最終的に1問目から見直し、50問目くらいで試験時間終了となり
全問見直せませんでした。
あと注意ポイントですが、
複数選択問題(2つ選択とか3つ選択とか)があるのですが、
これは見落とさないように注意しないといけません。
例えば、解答を2つ選択する問題で、3つ選択しようとするとエラーが出ますが、
1つしか選択しなくてもエラーが出ず次の問題にいけます。
これを見落とすとかなり痛いので注意が必要です。
試験結果
試験は、午前最後の部の11時45分から・・・
結果は、20時半くらいにメールで届きました。
サイトにログインして確認すると試験結果が見れます。
点数は796点で合格。
合格は720点なので、わりとギリギリ。
65問中、15問は採点されない傾向を測る問題らしいので、
さっぱり分からん難しい問題は、案外その15問だったのかもしれません。
採点問題が50問なので・・・
50問 × 72% = 36問 が合格ライン
50問 × 79.6% = 39.8問 だったので・・・
あと3~4問、間違っていたら不合格・・・
ただ、点数に端数があるのは・・・
複数選択問題で部分点があるのかもしれません。
ただ、管理人が合格できたのは運の部分(まぐれ)があったかもですね。
もう1回受けて合格できる気はしません。
まとめ
最後にまとめですが・・・
まず、IT知識があってもクラウドに関する知識が無いと非常に辛い試験です。
ほぼゼロベースから勉強。
基本的にはひたすらAWSのサービスの仕組みや効果を暗記する。
ネットワークの知識があると少し有利かもしれない。
管理人の様なユーザー側の立場の人間には向かない試験。
管理人が合格できたのは結構まぐれだと思う。
勉強コスト
- 参考書 → 4,000円
- タブレット端末 → 16,000円(スキマ時間を活用した問題演習 Ping-t)
- 受験料 → 11,000円(クーポン利用)
受験料は本来は22,000円なのでクーポンがかなり助かりました。
22,000円だったら受験を躊躇してしまう価格なので・・・



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