自治体システムの標準化は進んでる?物価高騰対策のデータ抽出が「辛すぎる」現場の実態!

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080-お仕事

超ド底辺地方公務員(エセシステム管理者)の管理人です。

さて、国の物価高騰対策の重点交付金の使い方が、

各自治体でいろいろと検討されているところですが、

管理人が勤務する自治体でも給付を検討しているところです。

さて、管理人の自治体では、本年度に自治体基幹システム(20業務)が、

標準化システムに移行したのですが、

早くもこのクソシステムの洗礼を受けて萎えております。

担当部署より本日相談があったのですが、

なにやら基準日を設定し、その基準日以降に死亡したり転出した場合も対象にしたいとのこと。

まぁ、ここまでなら良くある話なのですが、

標準化に移行する前のシステムであれば・・・

SQLを叩いて・・・

存在区分 = 生存 OR 死亡(基準日以降) OR 転出(基準日以降)

という具合に条件を入れれば、出せるのですが・・・

標準化システムでは・・・・

  • 生存の最新データ
  • 基準日以降の死亡者データ
  • 基準日以降の転出者データ

という具合に、別々にしかデータを吐きだせません。

ということは、少なくとも3つのCSVを出力して、

コネコネして対象者のデータを作る必要があります。

さらに・・・

通知などの発送は世帯単位で送付しますので・・・

転出者はともかくとして、

死亡者が世帯主だった場合は新たな世帯主を、

なんとかして引っ張ってくる必要があります。

もし、標準化前のシステムだったらSQLで・・・

WITH 対象者 as
(
//生存者
select * from 宛名データ where 生存区分 = 生存
union
//死亡者
select * from 宛名データ where 生存区分 = 死亡(基準日以降)
//転出者
select * from 宛名データ where 生存区分 = 転出(基準日以降)

,世帯主 as
select * from 宛名データ where 属性 = 世帯主
)

select
 *
from
 対象者 left outer join 世帯主 on 対象者.世帯番号 = 世帯主.世帯番号
;
 

まず、このデータを作成して・・・

あとはエクセルマクロで・・・

【世帯主.世帯番号】で集計すれば、各世帯の対象者がカウントできるという仕組みですね。

しかしこれがCSVとなると、話は別です。

すべてのカラムを合わせて・・・

データを合体させれば対象者の一覧はできますが・・・

これを世帯で統合しなければなりません。

さらに最新の世帯主だけのデータをCSVで吐きだして、

これを結合する。

パワークエリを使えばできますが・・・

どうにも手間が掛かってクソ面倒です。

SQLなら、叩けば即座にデータがでますが・・・

CSVでコネコネするとなると、

検証を含めて何回も同じことをする必要があります。

また、このCSVの吐きだしがかなり時間がかかります。

一つ一つバッチ処理になるので、

CSV一つだすにも、全件データを舐めるので、10分くらい掛かります。

この手数だと、最低でもバッチ処理を4回やって、CSVを4つ作る必要があるので、

テストするにも時間が掛かり過ぎ・・・

標準化前のシステムでは、サクサクっとできたことが、

標準化共通化後のシステムは、超めんどくさい手数で、超時間が掛かる。

これって、標準化のメリットってあったのか???

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と疑問に感じざるを得ません。

標準化後のシステムでも直接SQLを叩かせてくれるのならば・・・

まだ、なんとかなるのかもしれませんが、

AWSのセキュリティグループやネットワークACLで制限されているとかで、

NGらしいです・・・

そもそもシステム導入ベンダーというよりも、

開発元のパッケージベンダーでNGを出しているとのこと。

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select文くらい叩いたってデータが壊れるわけじゃないので、

好きにさせろって言いたいところなんですがね。

AWSであれば、S3バケットにデータを吐きだして【athena】でSQLを叩くこともできる筈なのですが・・・

問い合わせても、今のところベンダーから回答はありません。

いずれにしても、こんなシステムでは、対象者の抽出がロクにできない!

この状況で、非課税世帯等臨時給付金でもあったら詰みます。

前回の非課税世帯等臨時給付金では・・・

条件は次のとおりでした。

  • 住民税均等割非課税世帯
  • 住民税が課されている者の扶養親族等のみからなる世帯は除く

この時はなんとかSQLを駆使して、対象者のデータを出しましたが・・・

標準化共通化システムで同じ条件でデータを出そうとしても・・・

現時点で検討もつきません。

とくに・・・

【住民税が課されている者の扶養親族等のみからなる世帯は除く】

この条件が厳しい・・・

現時点で、出せるデータを見る限りでは・・・

対象者が被扶養者かどうかが分かるカラムが無いんですね。

画面上は確認できるのですが、

抽出できるCSVにはそのカラムが自体がありません。

もし、同じ抽出条件で給付金事業が降ってきたらどうしよう・・・

絶対に無理です。

1件1件データを画面で見るしかありません。

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