情報公開請求は濫用されても差止請求は困難!知る権利も大事だがカスハラ大国の日本では濫用する輩も実際にいるのでなんとかしてほしいよ!

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080-お仕事

へっぽこヘタレ超底辺地方法務員の管理人です。

情報公開請求は拒否できないので辛い

本日は、いつものモンスタークレーマーが情報公開請求の関係で管理人の所属部署に来るかもしれないということで、どうやって対応するか悩んでおりました。

良い対処方法がないかイロイロと調べてみましたが結局、妙案が浮かばず考えているだけで吐き気がしてきます。

大阪市では損害賠償請求もしている

大阪市では、情報公開請求を乱発し、職員に罵詈雑言をぶつけたり、長時間拘束するモンスタークレーマーに対して、乱用的な情報公開請求を行わないようにする仮処分を裁判所に求め、それが認められたが、結果的に当該もンスタークレーマーの行為が改善することなく・・・

そのまま本訴訟に移行しましたが・・・

情報公開請求の差し止めは過去の判例などから困難であると判断し、面談の要求や回答の強要、罵声を浴びせるなどの行為の差し止めを勝ち取ったそうです。また損害賠償として80万円の支払いが命じられたそうです。(平成28年6月15日)

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組織が脆弱だと職員を守れない

管理人が務める役所でもここまでやってほしいところですが・・・

組織的対応が脆弱で、過去からのクレーム歴の収集もしっかりとされていないので、ここまで行くには、組織的対応を開始してから、それなりの年数を要するかもしれません。

クレーマーの常套句は【住民の権利】ですね。

役所が住民に強くでれないという脆弱性(弱点)を攻撃してくる脅威でしかありません。

情報セイキュリティの分野に例えるならコンピュータウイルスみたいな輩です。

モンスタークレーマー対策はもはやリスクマネジメント

ここまでくると、リスクマネジメントの問題となるのですが・・・

リスクコントロールの手段である【回避・軽減・転嫁・受容】を情報公開請求を濫用するクレーマーに当てはめて考えようと悩んでみましたが・・・

無理ですね。

  • 回避:公開請求される情報を持たない → 仕事にならないので無理
  • 軽減:制度設計が濫用を想定しておらずそもそも無防備 → 無理
  • 転嫁:転嫁先が無い → 無理
  • 受容:受け入れる → 事実上これしかない

ということで、【受容】我慢するしかないという事ですね。

裁判官は人権主義者が多いのか・・・

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1人の職員が毎日8時間事務処理して1年くらい掛かる量でなければ、濫用には当たらないと判断している事例があると聞いております。

裁判官に【お前がやってみろよ】とマジで言いたいですね。

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こんなことなら公開できない情報【個人情報等】の保護なんてやめてしまい【黒塗り】せずに、原本をそのまま見せてしまった方が、相当ラクなんですが・・・

公的扶助の受給者リストを全部出せなんて請求されることを想定すると・・・

流石にそれはできません。

コンプライアンスやアカウンタビリティーなんて言葉は、昔の役所には無縁の言葉でしたが・・・

昨今の時代の流れではそういう訳にも行きません。

なんで、日本の役所ってこんなにもクレーマーに対して無防備なんでしょうか?

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