市町村合併なんてするものじゃない?合理化・効率化なんて夢のまた夢・全ては感情に支配される!

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036-ホビー

万年超ド底辺地方公務員をやっている管理人です。

最近は、ゴミさらい的な仕事が多くて、毎日辟易します。

なんとかかんとか調整室なんて、ところに配属された日には・・・

自分からゴミでも探しに行かないと仕事もできません。

さて、冗談はさておき・・・

管理人が勤務する自治体は、いわゆる「平成の大合併」を経て誕生した自治体です。

あの頃は、まだまだ小童でしたが・・・

今となっては、あの合併の真の目的は、当時の国が進めた・・・

「小さな自治体をまとめて行政コストを効率化する」という

「国の棄民政策」だったと認識しています。

小規模自治体を「自助努力」という名の統合による効率化を半ば強制した政策であった・・・

と言えるでしょう。


合併の理念と現実の「夢のまた夢」

合併の旗印は、もちろん「合理化」と「効率化」です。

例えばですが、システム部門にいる管理人などは、

「合併によって重複したシステムを統合し、一本化すれば、年間〇〇百万円のコスト削減!」

等と、机上の計算をしておりました。

しかし、現実はそんな単純な話ではありません。

たとえば・・・次の事例です。

  • 職員はそれほど減らない:退職者が出ても、住民サービス維持のためにすぐ補充されるか、新たなサービスのために人員が必要になる。
  • 建物もそれほど減らない:旧庁舎は支所や出張所として存続し、維持管理費がかかり続ける。
  • サービスは増える:旧自治体で最も手厚かったサービスに、他の地区の住民も合わせるよう要求し、結果的にサービス水準が最大公約数的に底上げされ、行政コストはむしろ増加する。

つまり、合併から長い年月が経過しましたが・・・

合理化や効率化とは程遠いのが、現実です。


🏢 企業と自治体の決定的な違い:感情の壁

ではなぜ、こんなに効率化が進まないのか?

これが一般企業の話であれば、一気に効率化や合理化を進めることは可能かもしれません。

  • : 不採算部門の閉鎖、利用率の低い施設の売却、重複した部門の人員削減(リストラ)。

しかし、自治体にはそれができません。

なぜなら、自治体の全ての意思決定は「地域住民の感情」に左右されるためです。

例えば、利用率が低い施設(公民館、スポーツ施設、温泉施設など)は、

合理的・効率的な考えに従えば、廃止が当たり前です。

誰でもそう考えます。

ところが、地元からは合理性や効率性よりも感情論に流された、

以下のような強い反対意見が出ます。

「この施設は地区の唯一の交流拠点だ!」 「人口が少ない地区は切り捨てるのか?」 「合併前の約束と違う!」

結局、職員がいくら合理化・効率化を進めようとしても・・・

議会や首長が住民の感情論に押され、最適解(廃止)を分かっていても出せなません。

ただ、政治というものはこんなものなのでしょう。

ポピュリズムに走り、目先の選挙で勝つことにこだわり、無駄な施設を温存する

そして、その無駄なコストを、未来のツケとして先送りするのです。

こんなことをいつまでもやっていては、

いずれは合併した旧自治体の全てが共倒れになる、という危機感すら覚えます。


⚖️ 地方分権への否定的な見解と「地域間不均衡」

この非効率な現状を見るにつけ、管理人は地方自治のあり方、

特に地方分権に対して、実は否定的な見解を持っています。

地方分権は「地域の実情に合った行政」を実現するための理想論です。

しかし、現実の日本では、地方が好き勝手やりだすと、

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国全体のガバナンスが崩れるという副作用が大きすぎます。

その典型例が、給食費やこども医療費の無償化です。

  • 日本の前提: 日本は、全国どこに住んでも、国民負担率(税金や社会保険料)はほぼ一律です。
  • 自治体の現実: にもかかわらず、財政に余裕のある一部の自治体だけが勝手な独自の制度を立ち上げ、給食費無償化などを実施しています。

結果として、「隣の市に住んでいるだけで、負担が違う」という地域間の不均衡を生み出しています。

国民の負担率が同じである以上、日本国内のどこに住んでも受けられる基本的なサービス水準は同じであるべきだと、管理人は考えます。

このような、子育て支援や医療に関する基礎的な制度は、地方自治の裁量に任せず、

国が一括で管理すべき問題であると強く思います。

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地方の勝手なバラマキが、住民の感情論に火をつけ、国全体のバランスを崩しているのです。


💀 合併の功罪:生き延びた自治体と犠牲になった自治体

平成の大合併は、一部で「生き延びた自治体」を生んだかもしれません。

しかし、その反面で、「犠牲になった自治体」も多いと感じています。

合併後も非効率が温存された自治体は、広くなっただけで、中身は変わらないまま、

「合併したから大丈夫」という幻想を抱き、

新たな改革の手を打つのを遅らせてしまいました。

結局、感情論とポピュリズムに支配され、合理的な判断を先延ばしにするという行政の悪癖を、

合併がさらに強化してしまったかもしれません。

また、規模の中規模・小規模の自治体の合併であるならば・・・

合併前の小規模の自治体のサービスを維持するために、

合併前の中規模の自治体の財政状況が悪化し、

結果的に、合併後に誕生した自治体の財政状況も悪化したという事例も多々あります。


🗝️ 感情はもはや排除できない悪循環を生むだけ

この「感情論の支配」と「非効率の温存」という悪循環はどうしたら断ち切ることができるのか?

結論から言えば、まぁ絶対に無理ですね。

よほど、感情に左右されない強力な首長が1期で成しえないと無理なんですが、

それが簡単にできるほど、甘くはありまえせん。

政治家や行政が、目先の感情論に流されず将来の世代のために合理的な判断を下す

その勇気を持たない限り、この合併がもたらした「非効率な広域行政」の負担は、

永遠に未来へのツケとして、我々や次の世代に重荷として残り続けるわけです。

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