いつもいつも底辺地方公務員の管理人です。
さて、最近メンタルの調子が非常に悪く・・・
非常に・非常に精神が不安定な状態となっております。
いい歳したアラフィフのオッサンが、精神が不安定だなんて・・・
情けないことこの上ありませんが・・・
昨今のこのストレス社会。
生きているのが良いのか悪いのか?
管理人には分かりません。
効率化を謳う非効率
コロナ禍により日本の行政は効率が悪いとのことで、効率化を目指す・・・
というのが自治体DXの目的の1つですが、
効率化を目指す過程が非常に非効率的。
- 1.デジタル庁とのオンライン会議
- 2.都道府県とのオンライン会議
- 3.その他ウエビナー
などなど・・・
会議では、イロイロな夢が語られるのですが・・・
いまのところ管理人は、本当に夢を話しているようにしか思えません。
そんな夢みたいな話を聞かされるために、毎回2時間ほど取られて、仕事が止まります。
とても効率的とは思えません。
コストが掛かりすぎる
さて、効率化を目指すということで・・・
イロイロなクラウドサービスの話が出てくるのですが・・・
正直どれも費用対効果を考えるとビミョーです。
あれば便利かもしれないけど・・・
必須かというとそうでもない。
また、1システム当たりの単価は、オンプレミスでの構築と比べれば確かに、
初期費用は安価ですが・・・
サブスクリプション契約なので、継続的にコストが掛かります。
特に、住民に公開するようなサービスの場合だと、
一度サービスを開始すると、一定の利用者がいる限りは、行政の性質上途中で止められません。
結局、似たようなサービスが複数立ち上がって、サブスク貧乏になるわけです。
似たようなサービスが複数立ち上がって反対に非効率
例えば、自治体の住民向けのサービスを調べてみると・・・
同一自治体で、複数の似たようなサービスが立ち上がっています。
電子申請を例に上げてみると
- 1.国が整備したぴったりサービス(子育て・介護ワンストップ)
- 2.民間の電子申請サービス
2つ(大きく分けると)となります。
1の国が整備したぴったりサービスについては、今のところ電子決済機能が実装されていないので、手数料などが必要な手続きには使えません。
ということで、電子決済が実装された2の民間の電子申請サービスが必要となるわけで・・・
同じ電子申請システムでも、すでに2種類があり・・・
その両方を導入している自治体も結構おおくあります。
また、大きな自治体となると、2の民間の電子申請サービスを部署ごとに立ち上げているところもあります。
2重どころか3重以上のコストとなるわけです。
効率化を目指した結果、反対にコスト的にも運用的にも非効率となっている典型例です。
管理人が勤務する自治体でも・・・
すでに、1と2が稼働しており、それとは別に住民票の写し等のコンビニ交付もやっております。
そのそれぞれに、お金が掛かるわけですので、税金のムダとしか思えません。
国にはもっと真面目に考えて欲しい
自治体システムを標準化・共通化するのであれば・・・
国にはもっと真面目に取り組んで欲しいところです。
国の整備するぴったりサービスは、本当にクソなシステムですが・・・
これをもっと改良して・・・
これ1つで、電子申請がすべて網羅できるようになれば、自治体のコストも下がるのではないかと思いますが・・・
なぜか、この点は野放しになっています。
最近のトレンドはデータ連携
最近、管理人が住んでいる都道府県のトレンドは、データ連携の様です。
都道府県が言うには・・・
- 1.データ連携基盤を作る
- 2.都道府県配下の全市区町村の様々なデータをAPI連携させる
- 3.イロイロサービスを提供するポータルサイトを作る
とのことです。
これも夢みたいな話で・・・
できれば理想ですが・・・
オープンデータもロクに成功していない状況を見ると懐疑的です。
ちなみに、オープンデータについては、公開できる様にデータをフォーマットに合わせて加工する必要があるので、担当部署にとっては、結構負担となっています。
そもそも2次利用できる形でデータが整備されていませんので、当然なのですが・・・
これも、流行りでやらされた感が強いですね。
実際に利用されいている件数は、非常に少ないです。
データ連携基盤も同じようにならないか不安でなりません。
データ連携基盤の例を考えると・・・
例えばですが・・・
各自治体の図書館の蔵書データを一括検索できるシステム等があるかと思います。
蔵書検索は、多くの図書館でWEB検索ができますので・・・
ポータルサイトの仕様に合わせて、自動でフォーマットを形成して、データを投げる仕組みは、
金は掛かるかもしれませんが、比較的容易にできるでしょう。
これをイロイロな分野で、やろうといのですから・・・
途方もない金が掛かることは想像できます。
となると・・・
最終的に金が足りなくて、ポータルサイトは作ったけど・・・
手作業でデータを作って投げるなどという・・・
愚かな仕組みにならないか、今から心配で仕方がありません。
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