へっぽこヘタレライダーの管理人です。
さて・・・
先日、我が愛車ZX-10R2021年に2021年シーズンの初乗りを実施しましたが・・・
ポジションの辛さもあったのですが・・・
クラッチの重さにもやられたところです・・・
ネットを徘徊していると・・・
個人個人の体格やポジションに合わせて、ベストなクラッチレバーの位置は1か所しかない!!!
との記事を見かけたので・・・
管理人も、クラッチレバーの位置を再度調整してみることにしました。
クラッチレバーの位置は、これまで幾度となく調整してきました。
レバーもいくつも試しましたし・・・
それこそクラッチホルダーも数種類試し・・・
現在は、コーケンのメカニカルクラッチホルダーに落ち着いたところです。
手元に写真が残っているものだけでも・・・
かなり試したことが伺えます・・・
やわら9年間乗っていますので・・・
あんまり覚えていなかったのですが・・・
レバーだけで、5種類くらい・・・
ホルダーは、写真がないものも含めて、4つくらい試しています。
結局・・・
体感的には、コーケンのクラッチホルダーがイチバン軽く感じました。
レバー比が問題
レーバー比とは・・・
レバーの稼働軸の中心とワイヤーのタイコの中心の位置までの長さ
なのですが・・・
2011年式ZX-10Rの純正ホルダーが34ミリです。
レバーだけを交換してもそもそも論として、このレバー比が変わらないので・・・
レバーのみの交換は、見た目の問題や可倒式に変更することによる折れの防止・・・
が主な目的となります。
2011年式ZX-10Rの純正レバーには、調整機能がないので・・・
調整機能のあるレバーに交換することにより・・・
握り位置の調整ができるようになり、その範囲内で改善できる場合もあります。
レバー比を変えると?
クラッチホルダーごと交換することでレバー比を変えることができる様になります。
コーケンのクラッチホルダーのレバー比は、29ミリですので・・・
純正と比較するとレバー比率が5ミリ変わります。
レバー比(稼働軸の中心とワイヤーのタイコの中止の距離)は・・・
長くなると・・・
レバーが重くなりますが・・・少しの引きでクラッチが切れるようになります。
短くなると・・・
レバーが軽くなりますが・・・より多くレバーを握らないとクラッチが切れなくなります。
これは、円を考えてみれば分かると思いますが・・・
円の円周は、半径が長い方が長くなるのと同じ原理です。
軽くするには、レバー比を短くすれば良い訳ですが・・・
軽くなる代償に、レバーの引きを多くする必要があるのです・・・
つまり・・・
クラッチの切れが悪くなるし、その分ワイヤーの引きの量を稼ぐ必要があるので・・・
レバーを遠くする必要があります。
現在管理人のZX-10Rは、レバーの位置をかなり遠くした上で・・・
クラッチレバーがグリップにあたるくらいに引かないと・・・
クラッチが切れません・・・
ということは・・・
レバーが軽くなる代償に、指を動かす量が増えているということです。
これと・・・反対の原理で・・・
もし、レバー比を遠くすれば・・・
レバーは重くなるかもしれませんが・・・
レバーを近くし、また握る量を減らせる事ができます。
これまでは、レバーの引きを軽くすることばかり考え・・・
ギリギリでレバー比を短くすることを考えていましたが・・・
もしかしたら、あえてレバー比を多くして、指の稼働量を減らした方が・・・
体感的には軽く感じる(疲れにくくなる)のかもしれません。
間接にもっとも力が掛けられる範囲が・・・
可動域の20%から80%以内くらいとすると・・・
指の動きが、この範囲内で収まる程度で、クラッチが切れる事が一番・・・
骨格的には、良いことになります。
コーケンのクラッチホルダーの場合は、おそらく指の可動域を・・・
0%~100%に近い範囲で使っているので、無理がかかり反対に疲れを感じているのでしょう・・・
この辺については、手の大きさも関係してくると思いますが・・・
管理人が、背も小さいですが・・・
手も小さいので、より影響が大きく感じると思います。
もしかしたら、手が大きい方であれば、そもそも重いと感じないのかもしれません。
できる範囲で調整してみる。
レバー比が純正と同じ34ミリというクラッチホルダーもありますが・・・
クラッチホルダーはなかなか高価な買い物なので・・・
調整できる範囲で可能なかぎり頑張ってみました。
まず、レバーの角度ですが・・・
普通のポジションでバイクに跨った時に、腕の直線上に指がレバーに掛かるようにします。
管理人は、最近では、割と伏せたポジションで乗るようにしているので・・・
以前の乗り方と比べると・・・
レバーが若干ですが・・・
下に向きすぎていたようです。
次に、ホルダーの位置を、できるだけ・・・
キーシリンダー側に移動させます。
いろいろなものが干渉するので、そこまで大きく移動することはできませんが・・・
指に掛かるレバーの位置を少しでも外側にもっていくことで・・・
テコの原理を利用して、軽くすることができます。
これで、乗ってみてダメだったら・・・
初心に戻って、一度、純正レバーに戻してみようと思います。
よくよく考えると・・・
納車していきなり、レバーを交換しているので・・・
純正クラッチホルダーと純正レバーの組み合わせは、試したことがありません。
実は、純正セットがイチバン軽く感じるという・・・
【灯台元暗し】ということもありえるかもしれません・・・
2011年式ZX-10Rのクラッチの感触は絶対に良くないと思うのだが?
車体の個体差もあるのかもしれませんが・・・
2011年式のZX-10Rのクラッチの感触は、絶対に良くないと思うんですよね。
まず第一に、変なキックバックを感じる・・・
次に、走っているとだんだんクラッチの遊びがなくなってきます・・・
これがイチバン問題で・・・
冷感時にクラッチの遊びを少なくしていると・・・
走っている最中にクラッチの遊びがだんだんなくなってくるので・・・
クラッチに指を掛けていなくても、半クラ状態になっている様な気がします。
これを防止するには、冷感時のクラッチの遊びを多くとる必要があるのですが・・・
こうすると・・・遊びの分だけ
レバーを遠く設定しておく必要があります・・・
しかし、走っていると、クラッチの遊びが無くなってくるので・・・
冷感時の遊びがなくなり、クラッチが遠くなるのです・・・
現行車は、この当たりのフィーリングは改善されているとは・・・
思うのですが・・・
管理人がこれまで乗ってきた大型バイク
- Ninja1000
- KTM SUPER DUKE R
- GSX-S1000
にはなかった症状です。
2011年式のスリッパークラッチの具合が悪いのだろうとは思うんのですが・・・
適合があるのか不明ですが・・・
モデルチェンジ前の2020年式のクラッチが適合すれのであれば・・・
減った時にも交換すると改善するかもしれません。
パーツNOを検索してみた
2011年式と2020年式のZX-10RのクラッチのパーツNOを川崎のサイトで検索してみましたが・・・
まったくパーツNOは同じでした・・・
ということは・・・
パーツ番号が変わらずに年次改善がされていない限りは・・・
このフィーリングは、変わらないことになります。
改良されていてほしいですね・・・
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