悲報!2011年式ZX-10R・クランクケースの鋳巣によるリコール&初期不良によるオイル漏れ!

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030-自動車とバイク

少し古い話になりますが、管理人が所有する2011年式ZX-10Rにはリコールが発生しておりました。

リコールの内容は・・・?

リコールの内容は次のとおりです。

不具合内容
クランクケース(アッパー)のスタータ取付け加工面の鋳巣によりオイル漏れを起こし、ケース上面に溜まるものがある。そのまま使用した場合、漏れたオイルがタイヤに付着し、最悪の場合、転倒に至るおそれがある。
改善の内容
対象車両については全車両コーキングにて修正する。

管理人の車両もこのリコールに当たってしまいました・・・

当時このコーキング処理については、かなり賛否両論がありネットでも騒がれました。

エンジンに鋳巣があるのに、コーキング処理ですからね・・・

本来であれば、クランクケースを交換してもおかしくないリコールだと思います。

リコール修理を依頼したバイク店に修理方法を尋ねると・・・

「デブコン」という「金属専用の樹脂」でコーキングするのですが、接着性を良くする為に、「デブコン」でコーキングするクランクケース部分にポンチで敢えて傷を付けるとの事でした・・・

スターターモーターの取り付け面は、エンジンでも金属が薄い部分なのに、さらにポンチで傷を付けるということです。
鋳巣というリコールの症状を考えると、傷を付ける事でさらに悪化するのではないかと思い心配になりました・・・

ですので、管理人も当時はこのメーカーの対応について、かなり憤りを感じた事を覚えております。

実際にオイル漏れが発生・・・しかし・・・

このリコールが発表される寸前ですが、管理人の「2011年式ZX-10R」にもオイル漏れが発生しました。

走行中にリアタイヤが滑り、タイヤが濡れているので、触ってみると明らかにオイルでした・・・

危うく転倒しかけ、かなり危険な状態でした。

下の写真のとおりです・・・

全体像
赤丸のボルトからオイルが漏れてきます

その直後にリコール発表・・・

カワサキに問い合わせたところ、当初はリコール該当との話でしたが、よくよく考えるとスターターモーターの取り付け面とは反対側です・・・

しかもボルトから滲み出る様に漏れていました・・・

再度カワサキに詳細に説明したところ、リコールでは無く初期不良である事が判明しました・・・

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正規輸入品と並行輸入品では保証が内容が異なる・・・

この頃の管理人まだまだバイク(逆輸入車)については無知でしたので、「正規輸入品と並行輸入品では保証が内容が違うという事」を理解していませんでした。

違いは次のとおりです・・・

正規輸入品(ブライト)の場合は、メーカー保証が受けられる・・・

並行輸入品の場合は、販売店の保障のみ・・・

管理人の「2011年式ZX-10R」の購入ルートは、地元のバイク店に頼んで、県外の在庫のあるショップから引っ張って貰うという方法でした。

正規輸入品や並行輸入品については全く意識せずに、たまたま在庫があった県外のショップから引っ張って貰っただけです。

EUR仕様のフルパワーモデルとだけ掲載があったのですが、それが並行輸入品であることを意味しているとは理解できていませんでした。

ただ、県外から引っ張って貰ったので、乗っている内に何かトラブルが発生すれば、地元のバイク店で、自腹で修理しようとは考えていましたが、まさかいきなり初期不良があるとは想像もしていませんでしたので、かなりショックを受けました・・・

しかも、修理にするにも困難な場所で、かなりの費用が掛かるとのこと・・・

メーカーにも相談しましたが、やはり並行輸入品である為、メーカー保証対象外であるため購入店と相談して欲しいとの事でしたが、何せ元々が県外のショップですので、修理を頼もうにも持っていく事もできません・・・

またショップに持ってこない限りは、修理は出来ないし、他のショップで修理しても修理代は出さないと冷たい対応でした・・・

どうやら全国通販に対応しているバイク店は、その殆どが売りっぱなしで、修理には応じない場合が多い様です。

尚、レッドバロン等で扱っている北米仕様等も並行輸入品であり、カワサキのメーカー保証は受けられないそうです。

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結局泣く泣く自腹で修理する事になりましたが、地元のバイク店がかなり良心的な対応してくれて、リコール修理のついでにオイル漏れも直してくれる事となり、かなり格安で修理する事ができました。

リコール対応はメーカーから作業費が貰えるそうなのですが、初期不良個所と殆ど分解工程が同じだったので、格安で出来たそうです。

結局初期不良の原因は、オイル漏れの箇所の「Oリングの組み付け不良」との事でした。

地元のバイク店曰くですので、真意は定かではありませんが・・・

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「カワサキのバイクの組み立ては結構パートのおばちゃんがやっている事もあるらしく、別に珍しい事ではない」

との事でした。

価格約200万円かつ時速300キロも出るバイクなのに・・・

所詮「パートのおばちゃんが組み立てているのか・・・?」

と思うと、走行中に分解するのではないかと不安になります・・・

管理人は運が悪い・・・

昔から、管理人は何か買うとよく不用品を掴まされることが多かったです。

バイクで言えば、「KTM 1290SuperDukeR」の巣穴によるオイル漏れ・エンジン交換に引き続き2代目です。

過去には、家電を買うたびに初期不良をよく掴まされました。

30万弱のノートパソコンを買った時も不良品を掴まされました。

ごく最近では「JIS規格」が取り消された「OGKのエアロブレード5」も初期不良でした。

初期不良対応は、ショップに相談したり、メーカーに相談したり、対応をお願いするのが結構面倒で疲れるのです。

毎回、気持ちとしては「またか・・・」という感じで、いつも辟易です・・・

但し、今回はリコールも重なって、結果的に修理が格安で出来たのだけはラッキーでした。

まとめ

価格約200万円かつ時速300キロも出るバイクでもパートのおばちゃんが組み立てているのか?
並行輸入品はメーカー保証が受けられない!

逆輸入車を購入するなら正規輸入品がメーカー保証も受けられて安心!

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