現在管理人が所有してるバイクは「2011年式 KAWASAKI ZX-10R」です。
ライダーなら一度は憧れるリッターSS!スーパースポーツ!
大型2輪免許を取得した多くの方が一度は憧れる?・・・と思う・・・
「リッターSS・スーパースポーツ・バイク!」です。
自動車に例えるのであれば、正に憧れのスーパーカー!
なぜ憧れなのか・・・?
「リッターSS・スーパースポーツ・バイク」は、リミッターが無ければ最高時速300キロまで出ます。
ライダーのテクニックにより「出せる・出せない」の問題はあるかもしれませんが、性能的には出るのです。
仮に時速300キロが出る自動車を買おうと思ったら、安く見積もっても数千万円です。
とても我々庶民には手が出せる金額ではりません。
しかし、バイクであれば、憧れの時速300キロの世界が約200万円前後で手に入るのです。
正に男のロマンです!
時速300キロなんて出せるのか・・・?
よほどサーキットを走り慣れている方でなければ、時速300キロの世界を体感する事は一般人には無理です。
無理をすれば、間違いなく一発で彼の世行です。
管理人も一度だけサーキット走行(詳細はいずれ別記事で掲載します)をしたことが有りますが、長いバックストレートでも時速270キロが限界でした。
慣れている人であれば、楽々時速300キロを出せる距離があるのですが、バックストレート前のコーナーの立ち上がりで、そこまでスピードを乗せる事ができませんでした。
やはり時速300キロの壁は一般人には厚いと感じた瞬間でした。
街中で乗れるのか?ツーリングは?
乗車姿勢は、殆ど土下座姿勢です。
ZX-10Rの2011年式以降のモデルは、多少ポジションが緩くなったと言われていますが、それでもやはり前傾はキツいです。
日常的jに仕事でも頭を下げなければならない事が多いにも拘わらず、趣味のバイクでも土下座姿勢を強いられます。
余ほどのマゾヒストでな限りは、殆ど拷問です。
低速は大丈夫なのか・・・?
一般的に「リッターSS・スーパースポーツ・バイク」は高回転エンジンの為、低速が弱くエンストしやすいので、街乗りには向かないと言われていますが、2011年式ZX-10Rについては、全くそんな事はありません。
乗車姿勢がキツイ事を除けば、普通に走れます。
但し、ある程度スピードを出してラジエターに風を当てないと、すぐに水温が100度を超えそうになりますので、オーバーヒートには注意が必要です。
また、ツーリングも同様に乗車姿勢がキツイ事を除けば快適に走れます。
特に峠道では、その戦闘力をいかんなく発揮する事ができますので、水を得た魚の様にスイスイ走れます。
この辺りは、他のバイクでは感じる事ができない爽快感を、間違いなく味わう事ができます。
クラッチが重い・・・?
管理人は小柄で元々握力も弱いので、クラッチはかなり重く感じます。
人それぞれ握力が違いますので、「クラッチが重い事については」全ての人に当てはまる事ではないと思いますが、管理人にとっては、かなりキツイです。
1時間程度走っていると、左腕が痺れてきます。
以前300キロ程度のツーリングに行った際に、渋滞に嵌ってしまった事がありました。
当然、「ストップアンドゴー」の繰り返しです。
暫くすると左腕が痛くなりクラッチを握る事が出来なくなりました。
その時は、かなりの苦痛を感じバイクを捨てて、電車で帰ろうかと思ったくらいです。
(流石に本当に捨てて帰る訳にはいけませんので、休み休みなんとか帰りました)
クラッチスプリングは一般的には、エンジンパワーに応じてロスを少なくする為に強くなります。
管理人の2011年式ZX-10Rは、EUR仕様のフルパワー仕様でしたので、ラムエア時は200PSもでます。
そのパワーを余す事無く伝えるにはやはりクラッチスプリングも強くなり、クラッチも重くなるのでしょう・・・
スーパーチャージャ付の「NinjaH2」も初期モデルは、かなりクラッチが重かった様ですが、マイナーチェンジでアシストアンドスリッパークラッチが導入され、クラッチの重さがかなり改善された様です。
しかし、ZX-10Rについては、やはりサーキット走行を前提にしているモデルの為か、最新モデルであっても「アシストアンドスリッパークラッチ」は導入されていません・・・。
対して、ホンダのCBR1000RRには 「アシストアンドスリッパークラッチ」 が装備されております。
漢カワサキは「レース用バイクには余計な物は装備しない」という哲学なのか・・・?
どうかまでは、分かりませんが、潔さを感じます。
所有感がハンパない・・・
流石は「リッターSS・スーパースポーツ・バイク」佇まいに「オーラ」があります。
そこにあるだけで、「存在感」を感じます。
所有感を満たしてくれる事は間違いありません!
大型2輪初心者でも乗りこなせるのか・・・?
性能を使い切れるかという話では、無理だと断言できますが、普通に乗る分には誰でも問題ありません。
大型2輪の初心者でも十分に乗ることができます。
2011年式のZX-10Rは「リッターSS・スーパースポーツ・バイク」の中でも比較的シート高も低く、チビの管理人でも割と足つきが良い方です。
また「リッターSS・スーパースポーツ・バイク」ならではですが、車両重量も200キロ前後と軽いので、取り回しも良好です。
管理人的には「乗車姿勢とクラッチの重さ」を除けば、扱いやすさえ感じます。
注意点・・・?
ハンドルの切れ角が少ないので、Uターンだけは注意してください。
乗車したままでのUターンが無理だと思ったら、潔く降車して行った方が間違いなく安全です。
ハンドルの切れ角が少ない為、ハンドルがフルロック状態になると、左右共にハンドルとタンクの隙間が殆どありません。
この為、ハンドルフルロック状態では、アクセル操作もクラッチ操作も難易度が上がり、乗車したままでのUターンは、かなり慣れた方でないとエンストゴケ必至と言っても過言ではありません。
管理人の転倒歴は次のとおりです。
Uターンゴケ:1回
立ちゴケ:左右1回ずつ
合計:3回
Uターンゴケは、乗車したままやろうしとしてのエンストゴケです。
立ちゴケは、スタンドの出し忘れ1回と、メンテナンススタンドの掛け損ね1回です。
維持費は・・・?
維持費は走行距離にもよりますが、年間約3,000キロを想定すると概ね次のとおりとなります。
消耗費関係 | ||
項目 | 金額 | 備考 |
ガソリン代 | 約4.5万 | 10キロ/L・150円/L |
オイル代 | 約1万 | 1回/3,000キロ |
タイヤ代 | 約6万 | 1回/3,000キロ・ハイブリップ |
消耗品積立 | 約2万 | ブレーキパッド等 |
自動車税 | 6千 | 毎年 |
任意保険 | 約3~5万 | 1年・車両無 |
車検時 | ||
24ヶ月点検 | 約3万 | 部品交換無・事務手数料含 |
重量税 | 3,800円 | 2年 |
自賠責保険 | 11,780円 | 25ヶ月 |
合計すると概ね次のとおりです。
維持費 | |
毎年 | 約17~19万 |
車検時 | 約4~5万 |
車検が必要となるバイクであれば、それほど維持には差は出ないと思います。
オイル交換は、概ね3,000キロ毎に交換が通説ですし。
ツーリングユースであれば、燃費もそれほど変わりません。
大きく異なるのは、タイヤくらいでしょうか・・・
「リッターSS・スーパースポーツ・バイク」の性能を惜しみなく発揮するには、やはりライフの長いツーリングタイプのタイヤよりもハイブリップタイヤの方が良いと考えます。
ハイグリップタイヤは、ライフが3,000キロと短いですが、その分強烈なグリップ力を発揮してくれますので、安心感がかなり違います。
そんなに頑張って走らないのであれば、ツーリングタイプのタイヤでも問題ありません。
そうすれば、10,000キロ前後は持ちますので、もう少し維持費が下がります。
まとめ
「リッターSS・スーパースポーツ・バイク」は男の憧れ!
庶民でも憧れの時速300キロの世界を手に入れる事ができる!
維持費は車検有のバイクならそんなに変わらない
所有しているだけで悦に入れる・・・かもしれない
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