へっぽこアラフィフヘタレ親父ライダーの管理人だ。
さて、先日納車された【2023年式 Z H2 SE】だが・・・
喜びの納車もつかの間であり、
ここ数日は、トラブルに悩まされて折角のバイクライフが台無しになっている。
油脂類の交換ってサービスマニュアル基準ではないのか?
さて、納車日は風が強かったがなんとか晴れ間を見計らい車両を受領。
強風で立ちゴケの恐怖と戦いながらとりえず、1,000円だけガスを入れて帰宅。
事前に購入しておいたパーツを取り付けながら数日が経過。
ふと高い金を払って手に入れたサービスマニュアルを見ているときに、
定期交換部品のページが目に留まった。
そこには各種定期交換部品(消耗品)の交換時期が記載されていた。
- ブレーキ液 → 2年
- クラッチ駅 → 2年
- エンジンオイル → 1年又は1か月(初回)
- オイルフィルタ → 1か月(初回)
- 冷却液 → 4年又は3年(初回)
管理人が発注した車両は2023年製造。
初回登録は2026年・・・
3年以上経過しており、油脂類の交換時期はすべて過ぎている。
なお断っておくが、もちろんカワサキプラザなので、一切の値引きは無しだ。
3年前の長期在庫車両であっても当時のメーカー希望小売価格+正規の諸費用を支払って購入している。
つまり現状引き渡しの中古車ではなく、あくまで新車販売としての契約である。
さっそく、購入したカワサキプラザに確認する。
→ 担当営業:【新車なので交換していません】・・・以上!
どうやらカワサキプラザは車両のサービスマニュアルの品質管理基準すらを守らない様だ。
次にネットでいろいろと調べてみた。
検索キーワードは次のとおりだ。
【新車 長期在庫車両 3年 定価購入 油脂類 無交換】
ネットの記事でも生成AIでも・・・
3年間一度も油脂類が交換されていない長期在庫車を定価で購入することは、極めてリスクが高い。
未使用であっても、3年という歳月は液体やゴム部品を確実に劣化する。
エンジンオイルやブレーキフルードは、走行していなくても空気中の水分や酸素で酸化が進む。特にブレーキフルードは吸湿性が高く、3年放置すると沸点が下がり、ブレーキの効きが悪くなる(ペーパーロック現象)恐れがある。
新車でも3年無交換の酸化したエンジンオイルでエンジンを掛けると、すぐには壊れなくても不可逆的なダメージが入る
さらに・・・
この状態では1ミリも走行してはいけない
という記事などが殆どであった。
逆に、こんな状態でも問題ないとう記事が一つもヒットしなかったのが、逆に不思議であった。
よくよく考えれば、自動車メーカー各社、オイルメーカー、自動車用品店などは、逆に過剰かと思うくらいに、オイル交換を推奨しているわけであるから、
ことオイル交換に関しては、否定的な意見などネットで見るわけがないのが当然である。
さて、管理人の車両はカワサキプラザでは試走もしており、さらにカワサキプラザから自宅まで自走で帰ってきた。
現在のODは7.8キロである。
この状態では1ミリも走行してはいけないらしいが、すでに走ってしまっている。
ネットの記事を鵜呑みにするのであれば、
どれだけエンジンにダメージが入っているのか心配でたまらない。
ネットだから多少大袈裟に表現されているところはあるだろうとは感じる。
しかし、確かにすぐに壊れる事はないだろうが、車輛に良くないことは間違いない。
さらに、車検がとおるレベルの整備なら、特に油脂類は量さえしっかり入っていれば、劣化具合なんて関係ないのが現実だ。
つぎに、新車販売の定義を調べてみた・・・
定価で「新車」として販売する以上、カワサキプラザは「安全かつ本来の性能(200馬力)を発揮できる健全な状態」で引き渡さなければならないとのこと。
当然劣化した油脂類で本来の性能が出せるわけもなく、エンジンに不可逆なダメージが入るリスクもある。
さらに、ブレーキフルードに至っては安全性に関わる問題であり。
民法上の「契約不適合責任」となる可能性がある。
ここで、管理人がそもそも、そんな年式の古い長期在庫品を買うから悪いのだろうと言われそうなので、いちおう理由を掲載しておく。
管理人は、2024年の排ガス規制前のモデルが欲しくて、カワサキプラザに探して欲しいと依頼したのは間違いない。
ただし、探すとなると当然であるが、他店在庫の引き取りになることから・・・
- 無理にお願いはしていない(あくまでお願い)
- 可能であればという条件で
- 保管状況が良い車両(トラブルを避けたい)
という条件での商談だ。
まぁ、この車両の保管状態にもかなり文句を言いたい点が多々あるのだが、それは次回のネタにすることにする。(おそらく定価で新車販売してはいけないレベルだと思う)
いずれにしても、カワサキプラザは、実態はフランチャイズかもしれんが、カワサキ本社の審査をとおった正規ディーラーだ。
新車の定価販売なんだから、少なくともサービスマニュアルくらいは守って定期交換部品くらいはすべであろう。
カワサキのお客さま相談室の対応は・・・
さて、カワサキプラザが、長期在庫車両の油脂類を交換せずに納車したのは確信犯として(分かっていないハズがないと思うので)・・・
では、カワサキ本社の規定はどうなっているのか聞いてみたら次の回答であった。
- 工場出荷後の車両の保管は販売店側の問題であり本社は関与しない
- 長期在庫車両の販売時にサービスマニュアルに従い交換時期が過ぎている定期交換部品を交換しなければならないとうルールはない
こんな回答だったら、管理人が高い金を払ってわざわざ購入した唯一無二のサービスマニュアルの価値ってなんなのだろうか?
これがこの車両の絶対ルールではないのか???
と思うのだが、メーカーの見解はどうやら違う様だ。
さらに保管状況が良ければ問題ないとまで言い出す始末だ。
さて、車輛の場合に保管状況が良いというのはどういう状態なのだろうか?
バイクは、食品等と異なり、真空パックも冷凍保存もできるわけがない。
ましてや、オイルなんてものは、封を開けて瞬間から劣化するものだ。
お客様相談室の言っていることが、まったく理解できなかった。
この方は、3年鍋に入ったまま(一度も使っていないと仮定しよう)だったらサラダ油で揚げたフライを食べられるのであろうか???
消費生活センターに聞いてみる
さて、カワサキプラザもカワサキのお客様相談しつも全くアテにならないので、最後の手段として消費生活センターに相談することにした。
これらの事情を資料にまとめてメールで相談。
翌日、消費生活センターから架電があり詳細を説明・・・
平たく言えば・・・
新車を定価で買ったのに、車輛を構成する部品の中に、消費期限が切れている部品が複数交じっており、走行の安全性に問題があり、また車両本体に不可逆なダメージが入るリスクがあると説明。
当然消費者意識として、新車を定価で買っているのだから、性能が十分に発揮できる状態で納車されることを期待することは変なのかとも聞いた。
結果、消費生活センターの方は管理人の意見を理解して、いちおうカワサキプラザに連絡を入れてもらえることになった。
あと、余談ではあるが、消費生活センターは【整備振興会】にも見解を聞いたそうだ。
整備振興会の見解は次のとおり。
【サービスマニュアルは本来の性能を維持するための指標であり、こと車検整備においてはこれを必ずしも守るという基準ではない】
新車って本来の性能を発揮できる状態での販売を言うのではないのであろうか?
と突っ込みたくなる回答であった。
カワサキプラザで長期在庫車両を買うときは要注意!
さて、これらを総合すると、カワサキプラザでもいろいろな店があると思うが・・・
少なくとも管理人は・・・
【カワサキプラザで長期在庫車両を買うときは気を付けた方が良い】と言いたい。
長期在庫であっても定価販売。
しかも、サービスマニュアルにそった油脂類の無交換。
1年在庫くらいなら問題ないと思うが、2年~3年となるとリスクが爆上がりする。
気づかずにそのまま乗っていたどうだろうか?
- ブレーキの利きが悪く危険
- エンジンの調子が悪い(不可逆なダメージが入る)
折角、新車を買ったのに結局、嫌な思いをすることになる。
ちなみに、管理人は・・・
- 2021年モデルの無印のZ H2
- 2022年モデルのH2 SX SE
に乗っていた・・・
だからこそ、カワサキプラザから自宅までの短い期間で感じることができた違和感が次の4点だ。
- ブレーキのタッチが悪い(フルードが劣化しまくっているから)
- ギアの入りが悪い(エンジンオイルが劣化しまくっているから)
- なんか排気ガスが白い気がする(エンジンオイルが劣化しまくっているから)
- 水温が上がりやすい(冷却水が劣化しまくっているから)
【あれH2シリーズってこんなんだったっけ???】ってのが率直な感想であった。
まぁ、劣化しまくった油脂類が入っているのだから、当たり前だったわけだ。
ただ、いちおう新車の定価販売なので、カワサキケアも付くし、3年保証も付く。
追い銭を出せばさらにプラスの2年保証にも入れる。
保証があるのであれば、いいのではと言われそうだが・・・
劣化したエンジンオイルで、エンジンに不可逆なダメージが入り、
本来の性能が100%出せなくなっても、動いてさえいれば保証修理はしてもらえない。
これが現実だ。
こんなリスクを負うくらいなら・・・
カワサキプラザでバイクを買うなら、在庫期間が短い本当の新車のみ買うこと!
以上だ。
ただ、商談時にしっかりと要望を伝えていたらどうだったのだろうかとは思う。
恐らくだが、利益を重視するなら無交換だろうな。
言わなければ分からんしね。
長期在庫車両を買うときは、しっかりと油脂類の交換について確認した方が良いのは間違いない。
2023年 ZH2 SE スペック
| イプグレード名 | Z H2 SE |
|---|---|
| モデルチェンジ区分 | カラーチェンジ |
| 型式 | 8BL-ZRT00R |
| 発売年 | 2025 |
| 発売月 | 9 |
| 仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
| 全長 (mm) | 2085 |
| 全幅 (mm) | 815 |
| 全高 (mm) | 1130 |
| ホイールベース (mm) | 1455 |
| 最低地上高(mm) | 140 |
| シート高 (mm) | 830 |
| 車両重量 (kg) | 241 |
| 最小回転半径(m) | 3.3 |
| 乗車定員(名) | 2 |
| 燃料消費率(1)(km/L) | 21.3 |
| 測定基準(1) | 国交省届出(60km/h走行時) |
| 燃料消費率(2)(km/L) | 17.4 |
| 測定基準(2) | WMTCモード値 |
| 原動機型式 | ZXT00NE |
| 原動機種類 | 4ストローク |
| 気筒数 | 4 |
| シリンダ配列 | 並列(直列) |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 排気量 (cc) | 998 |
| カム・バルブ駆動方式 | DOHC |
| 気筒あたりバルブ数 | 4 |
| 内径(シリンダーボア)(mm) | 76 |
| 行程(ピストンストローク)(mm) | 55 |
| 圧縮比(:1) | 11.2 |
| 最高出力(kW) | 147 |
| 最高出力(PS) | 200 |
| 最高出力回転数(rpm) | 11000 |
| 最大トルク(N・m) | 137 |
| 最大トルク(kgf・m) | 14 |
| 最大トルク回転数(rpm) | 8500 |
| 燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
| 燃料タンク容量 (L) | 19 |
| 燃料(種類) | ハイオクガソリン |
| 満タン時航続距離(概算・参考値) | 404.7 |
| エンジン始動方式 | セルフスターター式 |
| 点火装置 | フルトランジスタ式 |
| 点火プラグ標準搭載・型式 | SILMAR9E9 |
| 点火プラグ必要本数・合計 | 4 |
| 搭載バッテリー・型式 | YTZ10S |
| バッテリー容量 | 12V-8.6Ah(10HR) |
| エンジン潤滑方式 | ウェットサンプ式 |
| エンジンオイル容量※全容量 (L) | 4.7 |
| エンジンオイル量(オイル交換時) (L) | 3.5 |
| エンジンオイル量(フィルタ交換時) (L) | 4.3 |
| 推奨エンジンオイル(SAE粘度) | 10W-40 |
| クラッチ形式 | 湿式・多板 |
| 変速機形式 | リターン式・6段変速 |
| 変速機・操作方式 | フットシフト |
| 1次減速比 | 1.480 |
| 2次減速比 | 2.555 |
| 変速比 | 1速 3.076/2速 2.470/3速 2.045/4速 1.727/5速 1.523/6速 1.347 |
| 動力伝達方式 | チェーン |
| スプロケット歯数・前 | 18 |
| スプロケット歯数・後 | 46 |
| チェーンサイズ | 525 |
| 標準チェーンリンク数 | 118 |
| フレーム型式 | トレリスフレーム |
| キャスター角 | 24.9° |
| トレール量 (mm) | 104 |
| ブレーキ形式(前) | 油圧式ダブルディスク |
| ブレーキ形式(後) | 油圧式ディスク |
| ブレーキオイル適合規格 | DOT 4 |
| 懸架方式(前) | テレスコピックフォーク |
| フロントフォークタイプ | 倒立フォーク |
| フロントフォーク径(φ) | 43 |
| フロントホイールトラベル(mm) | 120 |
| 懸架方式(後) | スイングアーム式 |
| ショックアブソーバ本数(後) | 1 |
| リアホイールトラベル(mm) | 134 |
| タイヤ(前) | 120/70ZR17 |
| タイヤ(前)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(前)荷重指数 | 58 |
| タイヤ(前)速度記号 | (W) |
| タイヤ(前)タイプ | チューブレス |
| タイヤ(後) | 190/55ZR17 |
| タイヤ(後)構造名 | ラジアル |
| タイヤ(後)荷重指数 | 75 |
| タイヤ(後)速度記号 | (W) |
| タイヤ(後)タイプ | チューブレス |
| ホイールリム形状(前) | MT |
| ホイールリム幅(前) | 3.5 |
| ホイールリム形状(後) | MT |
| ホイールリム幅(後) | 6.0 |
| タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・前) | 2.50 |
| タイヤ標準指定空気圧(乗車定員時・後) | 2.90 |
| ヘッドライトタイプ(Hi) | LED |
| テールライトタイプ | LED |
| スピードメーター表示形式 | デジタル |
| メーター表示:ギアポジション | 有 |
| メーター表示:燃料計 | 有 |
| メーター表示:エンジン回転計 | 有 |
| メーター表示:時計 | 有 |
| メーター表示:ツイントリップ | 有 |
| 車両装備:ハザードランプ | 有 |
| 車両装備:アンチロックブレーキ(ABS) | 有 |
| 車両装備:走行モード切り替え | 有 |
| 車両装備:トラクションコントロール | 有 |
| 車両装備:スリッパークラッチ | 有 |
| 車両装備:シフトアシスト機構(クイックシフター) | 有 |
| 車両装備:サスペンション電子制御機構 | 有 |
| 車両装備:ETC | 有 |
| 車両装備:Bluetooth | 有 |



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