【ユーザー車検】フェンダーレスは車検で落ちる?Z H2を例に検証してみる!

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030-自動車とバイク

アラフィフヘタレ親父ライダーの管理人だ。

現在の我が愛機は【2023年式 Z H2 SE】だ。

紆余曲折があり・・・

ZX10R → ZH2 → H2SXSE → YZF-R9 → MT-09SP → ZH2SE

と変遷したが、今のところはしばらくこれに乗るつもりだ。

さて、最近の悩みは、フェンダーレスを付けるかどうかな?

ネットでしらべると、フェンダーレスは車検で落とされるリスクがあると目にする。

そもそもフェンダーレスは車検で落とされるのか?

「リア周りをすっきりさせて、愛車をよりスポーティに仕上げたい」

そう考えるライダーにとって、フェンダーレス化はもはやマストとも言える王道のカスタムである。

しかし、いざ車検、特にユーザー車検に自分で持ち込むとなると、ネット上では「フェンダーレスにしたら一発で落ちた」「いや、そのまま何事もなく通った」などと様々な情報が飛び交っており、不安になることも多い。

結論から言うと、保安基準の要点さえキッチリと押さえていれば、ユーザー車検であっても不合格になるリスクはほぼゼロに近いそうだ。

ただし、陸運局の検査官も人間である。

フェンダーレス化された車両を見れば「お、カスタムしてあるな」と、通常より厳しく目を光らせてくるのは避けられない。

検査官の厳しいチェックをクリアするために、以下の5つの超重要保安基準だけは絶対に適合させておく必要がある。

リフレクター(反射板)の設置

色は「赤色」で、反射部の面積が「10平方センチメートル以上」でなければならない。

装着を忘れていたり、小さすぎる汎用品を貼っていたりすると100%不合格になる。

必ず「Eマーク」などの公認適合品を選択するのが無難である。

ナンバープレートの角度

2021年10月以降に初めて登録された車両の場合、上向き40度から下向き15度までの範囲と厳密に定められている。

極端に跳ね上げたスタイリングや、泥除けの奥に隠すような角度は論外だ。

しっかりと角度が固定され、手で容易に動かせない構造であることが求められる。

ナンバー灯(白色)の保安基準

ナンバー灯のカラーは「白色」に限定される。

夜間にナンバーの文字がはっきりと確認できる光量が必要だ。

少しでも青みがかかったLEDや、光が拡散せずに一部しか照らせていない配光不良、あるいはLEDの球切れ・点滅(チカチカ)が起きている場合は即不合格となる。

ウインカーの左右間隔

左右のウインカーの発光面において、その内側同士の間隔が「150mm(15cm)以上」離れていなければならない。

ウインカー一体型のフェンダーレスキットなどで、極端に幅が狭くなる設計のものは注意が必要である。

車体の「全長」の変化

車検証に記載されている車体寸法から、±3cmを超える変化がないこと。

実はこの項目こそが、フェンダーレス化において最も見落とされやすく、かつ現場でトラブルになりやすいポイントなのだそうだ。

3cm以上短くなっている場合、基本的には「構造変更申請(車検証のサイズ書き換え)」という面倒な手続きが必要になる。

この点おいて、リアタイヤよりも純正フェンダーが後ろに出ている車両は要注意となるだろう。

なぜ「全幅」は測られたのに「全長」はスルーされたのか?

ユーザー車検の経験者から、よくこのような疑問を耳にする。

「完全ノーマルのバイクで車検に行ったら、全幅(横幅)は測定されたのに、全長はスルーされた。なぜなのか?」

実はこれには、検査官の心理とバイクの構造を紐解くと、非常に納得のいく理由が存在する。

キーワードは「変化のしやすさ」と「絶対的な目印」の差とのことだ。

全幅(ミラーやハンドル)は変化しやすい

ミラーの角度調整や、社外のレバー、バーエンドへの交換など、バイクの「横幅」はノーマルのように見えても数ミリから数センチのズレが生じやすい部分である。

そのため検査官は「念のために測っておこう」と、金属製のメジャーを当てるのだ。

全長は「ノーマルフェンダー」が絶対の証明だった

これに対し、ノーマルの長いフェンダーがしっかりと鎮座しているということは、メーカーが新車時に申請した「最も後ろに突き出たポイント」がそのまま残っている証拠に他ならない。

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わざわざメジャーを取り出して測るまでもなく、車検証通りの寸法であると確信できるため、検査官は効率化のために全長の測定を省略していたのである。

つまり、フェンダーレス化するということは、車検場では高い確率で実測される覚悟をしておく必要がある

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バイクショップの車検で構造変更しない「裏事情」

「フェンダーレスのまま行きつけのバイクショップに車検を依頼したけれど、ノーマル戻しも構造変更もされずにそのまま通ってきた」というケースも多く見られる。

ここにはバイク業界における少しグレーな事情が関係している。

指定工場(民間車検場)の判断基準

自社で検査ラインを持つバイクショップ(指定工場)の場合、前述のウインカーやナンバー灯といった保安基準をクリアしていれば、実用上において全く問題のない全長の微小な変化については、わざわざ車検証を書き換えることなく合格扱いにするケースがある。

プロの信頼関係と検査場でのテクニック

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また、認証工場が陸運局に車両を持ち込む場合でも、日頃から顔馴染みである検査官との信頼関係や、レーンが極端に混雑する時間帯をあえて狙って検査官の手間を省かせるなど、全長の計測をスルーさせるプロならではの立ち回りのノウハウが存在するそうだ。

※これはちょっと疑わしく感じる内容ではあるが・・・

しかし、一般の個人が持ち込むユーザー車検ではこのような融通は一切期待できない。

検査官は「カスタム車が来た」と認識すれば、機械的にきっちりと測定のメジャーを当ててくるため、素人なりのセルフ対策が必須となる。

Z H2ならフェンダーレスでも構造変更は「100%不要」である

なお我が愛機の【ZH2 SE】では、「フェンダーレスにしたら全長が3cm以上短くなって、やはり構造変更が必要になってしまうのか」を気にする必要はなさそうだ。

車両をよく確認してみると、純正フェンダーよりもリアタイヤの方が後ろに出ていた。

車検において計測される「全長」の定義とは、車両の最も前端から「最も後端」までの水平距離のことだ。

つまり、Z H2の場合、フェンダーレス化を行ってナンバープレートやウインカーの位置がどれほど前方に移動しようとも、車体の一番後ろを担っている「リアタイヤの位置」は1ミリも変化しない。

したがって、検査官がどのようにメジャーを当てようが、全長は車検証に記載されている数値「2,085mm」のままであり、長さの変化による構造変更申請は完全に不要となる。

※ただし、Z H2以外の一般的な多くの車種では、ナンバープレートやリフレクターを固定するベース部分がリアタイヤよりも数センチ後ろに設計されている。

その場合は、フェンダーレス化によって確実に全長が短くなるため、3cm以内に収まるかの確認が必要だろう。

これで、フェンダーレス化にしても、車検には問題ないことが分かったが、

いまのところどうしようかかなり悩んでいる。

たしかにつければ見た目はスッキリするのであるが・・・

取り付け作業はかなり面倒くさい。

フェンダーレス化すると必ず出る、ケーブル類の余長をどうやって、テールカウル内に収めるか・・・

これが知恵の輪になるので、思いのほか時間がかかるのだ。

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