暖冬とはいえ、管理人の地元にも少しは雪が降りました。
なんとか地元のスキー場もオープンでき・・・
といっても、雪が少なくかなりギリギリの営業ですが・・・
スキーに行くために雪道を運転する事が結構ありますので、スイフトスポーツ【ZC33S型】のスノードライブについて記載します。
スタッドレスタイヤは?
スタッドレスタイヤは、グッドイヤーのアイスナビ7を履いております。
サイズは「185/55R16」で、純正タイヤよりも幅が細いタイヤを選択しています。
これは単にコストの問題です。
純正サイズの195幅になると、かなり高額になりますので、コストと性能を考慮して 「185/55R16」 にしました。
アイスナビ7の性能ですが・・・
個人的な感覚では・・・
ブリジストン > ヨコハマ >= ダンロップ > グッドイヤー
という感じです。
ブリジストン(VRX)の性能については、言うまでもありませんが、価格も高額です。
当初は、ダンロップのウンターマックス01がコスパ的にイチバンだろうと表ちたのですが、既に市場在庫以外は手に入らない状態となっていました。
アイスナビ7は、アイスナビ6からかなり性能が向上したとの事でしたので、期待していましたが、やはりダンロップよりも少し劣る感じがします。
日本特有のシャバシャバな雪にはあまり合っていない様です。
スイフトスポーツでのスノードライブは・・・?
まず、あくまで平均的な一般ドライバーの評価が前提となります。
多少峠道を走ることが好きではありますが、決して運転が上手い訳ではありません。
しいて言えば、大型バイクにも乗りますので、車体の挙動については、多少敏感な方かもしれません・・・
ホイールスピンしやすい
まず車重が軽いのと低回転からトルクが出るので、雪道では簡単に前輪がホイールスピンをします・・・
特に停車からの発進時には顕著ですので、丁寧なアクセルワークが必要となります。
凍結の上り坂は苦手
次に凍結時の上り坂は苦手です・・・
車重が軽い上に凍結で路面のミューが低いと、ある程度の勾配があると坂は上れません・・・
ホイールスピンだけして前に進みません。
これは、FF車全般に言える事ですが、車重が軽いスイフトスポーツは、雪道ではトラクションが掛かり難い様で、その傾向が顕著な気がします。
管理人がケチッてタイヤのサイズを185にしている事も影響していると思います。
昔のスパイクタイヤは、面圧を稼ぐために、タイヤ幅は細い方が良かったのですが、スタッドレスタイヤは幅で、グリップを稼ぐので、幅を細くするとグリップ力が減少します。
こういう場面では、無理せずにチェーンを付けましょう。
ケツが流れやすい
スイフトスポーツはリアの接地感がかなり良くできてるクルマですが・・・
スノードライブでは、ケツが流れやすいので慎重なブレーキングが必要です。
ブレーキングをすると当然フロント荷重になりますが、これまた車重が軽いので、リアのグリップ力が薄くなり、流れやすくなります。
特にコーナリング中のブレーキングは、思った以上にリアが簡単に外に流れます。
これも、タイヤ幅が少なからず影響していると思います。
純正サイズの195であれば、マシになるでしょう。
コーナーはアンダー気味
これは、アクセルの踏みどころの問題ですが・・・
ドライ路面と同じように、コーナーの立ち上がりでアクセルを開けて前に進ませようとすると・・・
すぐにホイールスピンでアンダーが出ます・・・
これも、車重の軽さと低回転からトルクが出るエンジン特性が影響していると思います。
また、これもタイヤ幅を185にしている影響が出ていると考えられます。
ドライ路面では、車重の軽さをいかし、ちょっとグリップの良いタイヤを履かせればグイグイ曲がってくれますが・・・
管理人の運転が下手クソな事もあり、ドライ路面の様な感覚で運転するとかなり危険です。
スポーツ故のスノードライブの難しがある・・・?
2駆のハイパワー車のスノードライブは難しいものです。
スイフトスポーツは、ハイパワー車とは言えませんが、それでも一般的な国産FF車と比べれば、パワーウイエトレシオもトルクウエイトレシオも高い方です。
ですので、一般的なFF車よりもスノードライブの難易度は高い様な気がします。
兎に角、アクセルワークとブレーキングには、慎重さが求められます。
スノードライブの鉄則ですが、コーナー手前では、早めの減速が必要です。
コストの関係で、降雪地域の多くの方が、スタッドレスタイヤのサイズ(幅)については、ワンサイズダウンする事が多いですが、スイフトポーツ【ZC33S型】に関しては、幅は純正サイズにしておく方が無難かもしれません。
管理人も次回スタッドレスタイヤを買い替える時は、多少高くなっても純正サイズの195にしようと考えています。
アウトランダー(CW5W型)と比べて・・・
前の車のアウトランダー(CW5W型)は4WDでした。
流石に車重も駆動方式も全く異なりますので、スイフトスポーツと比べるのは酷ですが、スノードライブに関しては、やはり断然アウトランダー方が安心感がありました。
やはり雪道では、車重が重いだけでトラクションも掛かり易くななり、かなり安定します。
また、その前に乗っていたギャラン(EA1A型)はFFでしたが、車重もスイフトスポーツよりも重く、非力でしたので、スノードライブに関しては、スイフトスポーツよりも運転し易かった様に感じます。
ただし、凍結路面の登坂力に関しては同じで、ある程度勾配があるとホイールスピンするだけで登れませんでした。
まとめ
雪道では軽い車重とトルクフルなエンジンで簡単にホイールスピンする
雪道のコーナーでアクセルを開けると簡単に外に流れてアンダーが出る
雪道でのブレーキングではリアが流れやすい
一般的なFF車よりも慎重な運転を心がけた方が無難
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