管理人の愛車のスイフトスポーツ【ZC33S型】がどうやら2020年にマイナーチェンジする様子です・・・
日本での発表は正式にはまだですが、イタリアのサイトでは、HPに掲載されていましたので、その情報をしらべてみました。
それでは、マイナーチェンジ前後でのスペックを比較してみましょう。
- マイナーチェンジ前のスイフトスポーツ【ZC33S型】のスペック
- マイナーチェンジ後のスペック
- イタリアスズキのサイトは?
- 見た目は?(外装・内装)
- 2020年モデルはハイブリッド搭載!
- 欧州ではCO2削減の為にハイブリッド化は避けられない
- 現行の1.4Lのターボチャージャー付き4気筒ガソリンエンジンに【48Vのスターター/ジェネレーターと小型のリチウムイオン電池パックを追加】
- エンジンの馬力が下がっている
- 走行レビューはどうよ?
- 排ガス規制はやむを得ないとしてもスイフトスポーツとしてハイブリッドはどうか?
- 安全装備はかなり充実した
- スイフトスポーツマイナー前後のどっちがよいか?
- 内装と外装が殆ど変わってないのは、現行所有者にとっては実は嬉しい
- まとめ
マイナーチェンジ前のスイフトスポーツ【ZC33S型】のスペック
車名・型式 | ZC33S | |||
駆動方式 | 2WD(前2輪駆動) | |||
トランスミッション | 6MT | 6AT | ||
機種記号 | VBRM | VBRK | ||
セーフティパッケージ | VBRM-J | VBRK-J | ||
装着車 | 全方位モニター用カメラ | VBRM-JM | VBRK-JM | |
パッケージ装着車 | ||||
寸法・重量 | 全長(mm) | 3,890 | ||
全幅(mm) | 1,735 | |||
全高(mm)※1 | 1,500 | |||
室内寸法(mm) | 長さ | 1,910 | ||
幅 | 1,425 | |||
高さ | 1,225 | |||
ホイールベース(mm) | 2,450 | |||
トレッド(mm) | 前 | 1,510 | ||
後 | 1,515 | |||
最低地上高(mm) | 120 | |||
車両重量(kg) | 970 | 990 | ||
乗車定員(名) | 5 | |||
性能 | 燃料消費率(km/L)※2 | 16.4 | 16.2 | |
(国土交通省審査値) | ||||
主要燃費向上対策 | 可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、筒内直接噴射、ロックアップ機構付トルコン(6AT車) | |||
最小回転半径(m) | 5.1 | |||
エンジン | 型式 | K14C型 | ||
種類・弁機構 | 水冷4サイクル直列4気筒直噴ターボ DOHC16バルブVVT | |||
内径×行程(mm) | 73.0×81.9 | |||
総排気量(L) | 1.371 | |||
圧縮比 | 9.9 | |||
燃料供給装置 | EPI(電子制御燃料噴射装置) | |||
最高出力(kW/rpm)ネット | 103<140PS>/5,500 | |||
最大トルク(N・m/rpm)ネット | 230<23.4kg・m>/2,500-3,500 | |||
燃料タンク容量(L) | 37 | |||
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン | |||
動力伝達装置 | 変速比 | 前進 | 1速:3.615 | 1速:4.044 |
2速:2.047 | 2速:2.370 | |||
3速:1.518 | 3速:1.555 | |||
4速:1.156 | 4速:1.159 | |||
5速:0.918 | 5速:0.851 | |||
6速:0.794 | 6速:0.672 | |||
後退 | 3.481 | 3.193 | ||
最終減速比 | 3.944 | 3.683 | ||
ステアリング | 歯車形式 | ラック&ピニオン式 | ||
ブレーキ | 主ブレーキ形式 | 前 | ベンチレーテッドディスク | |
後 | ディスク | |||
制動倍力装置 | 真空倍力式 | |||
制動力制御装置 | ABS[EBD付] | |||
駐車ブレーキ形式 | 機械式後2輪制動 | |||
懸架装置 | 懸架方式 | 前 | マクファーソンストラット式コイルスプリング | |
後 | トーションビーム式コイルスプリング | |||
スタビライザー形式(前) | トーション・バー式 | |||
タイヤ | 195/45R17 81W
|
マイナーチェンジ後のスペック
イタリア語をムリヤリ翻訳サイトで変換しましたので、多少異なる部分があるかもしれませんんでご了承ください。
新型スイフトスポイーツ【ZC33S型】2020年モデル | |
エンジン | |
ハイブリッド電源 | |
シリンダー4 | |
排気量1,373cm³ | |
パワー95kW(129CV)、5,500 rpm | |
最大トルク235 Nm 2,000 rpm | |
ユーロ6D規制 | |
駆動方式 | |
FF(2WD) | |
トランスミッション | |
6速マニュアルギアボックス | |
装備 | |
SPORT専用グリル | |
カーボンフロントスカート | |
カーボンエフェクトサイドスカート | |
カーボンエフェクトリアエクストラクター | |
ルーフスポイラー | |
ダブルスポーツエキゾーストターミナル | |
17 ”ダイヤモンド仕上げのバイカラーホイール | |
スポーツシート | |
レッドダッシュボード・ドアインサート | |
スポーツペダル | |
自動気候 | |
7インチマルチメディアタッチディスプレイ | |
スマートフォン接続・Bluetooth | |
ステアrングスイッチ | |
3Dマップ付きナビゲーター | |
リアビューカメラ | |
自動調整機能付きフロントLEDライト | |
フルLEDリアライト | |
自動ハイビーム | |
フォグライト | |
安全装備 | |
前方衝突軽減ブレーキアシスト | |
衝突回避前方衝突警報機能 | |
自動ブレーキ被害軽減 | |
誤発進抑制前方 | |
車線逸脱警報 | |
先行者発進お知らせ | |
アクティブクルーズコントロール | |
ブラインドスポットモニター | |
後退時ブレーキサポート | |
ハイビームアシスト | |
ふらつき警報機能 | |
標識認識機能 | |
全方位モニター用カメラ | |
その他装備 | |
ヒーテッドドアミラー | |
フロントシートヒーター | |
60:40分割リアシート | |
スポーツインテリア | |
スポーツインテリア | |
イタリア価格 | |
€ 24,800 |
イタリアスズキのサイトは?
次にイタリアスズキのサイトの写真をいくつか掲載します。
見た目は?(外装・内装)
見た目の感じは、外装も内装含めて、そんなに変わった感じがありません。
グリルの形状が多少変わったと紹介されているサイトもありますが、管理人には殆ど区別がつかないですね・・・
ただし、イタリアサイトでは、新色のオレンジが追加されており、尚且つツートンカラーが選択可能となっています。
個性を出すには、ツートンカラーと言っても、ルーフ色がブラックを選択できるだけですが、それでも個性を出すには一役買でるでしょう・・・
イタリアサイトのブラックルーフとオレンジの組み合わせは案外良くみえます。
ZC33Sと言えば、チャンピオンイエローでしたが、この色が日本にも導入されたら・・・
イメージ色がチャンピオンイエローから変わるかもしれません。
2020年モデルはハイブリッド搭載!
ネットを徘徊していると2020年モデルのスイフトスポーツ【ZC33S】にはハイブリッドが搭載されるという記事がありましたが・・・
イタリアスズキのサイトでも、スイフトスポーツ【ZC33S】には【HYBRID】のマークがついていますので、間違いなく日本での正式発表でもハイブリッドが搭載されるでしょう。
欧州ではCO2削減の為にハイブリッド化は避けられない
欧州でも販売されている小型SUV「ジムニー(ジムニーシエラ)」は、現在、販売停止の一歩手前の状態にあるそうです。
その理由は、「ジムニーのCO2排出量の増加が、2020年以降の欧州全体における企業別平均CO2排出量に悪影響を及ぼす」という理由のためです。
ジムニーと同様に、スイフトなどの他車種もヨーロッパ圏での販売を継続するためには電動化が不可欠であるということです。
この為、今回のマイナーチェンジでハイブリッド導入に至ったという経緯の様です。
現行の1.4Lのターボチャージャー付き4気筒ガソリンエンジンに【48Vのスターター/ジェネレーターと小型のリチウムイオン電池パックを追加】
新型「スイフトスポーツ」に搭載されるハイブリッド(マイルドハイブリッド)は、WLTPコンバインドサイクルで最大20%のCO2排出削減、トルクの増加、15%の燃費向上を実現。
改良版、新K14D Boosterjetエンジン 1.4L 直列4気筒直噴ターボを搭載。
新しく開発されたパワートレインは、設計上非常に軽量で、15kg未満の重量アップ。
48ボルトのリチウムイオンバッテリー、スタータージェネレーター(ISG)、および48V-12Vコンバーターで構成されている。ISGはベルト駆動、ローダウンからの追加トルクでガソリンエンジンを支援し、2,000 rpmから173 lb-ft(235 Nm)を提供。
バッテリーとコンバーターユニットは、重量配分を改善するためにフロントシートの下に配置。48V自己充電ハイブリッドシステムは、10 mph(16 km / h)未満の都市速度でEVのみで走行、燃料消費をさらに改善する。
<carscoops>
エンジンの馬力が下がっている
マイナチェンジ前後のエンジン馬力比較すると
- マイナー前 140馬力
- マイナー後 129馬力
とスペックダウンしています・・・
欧州の排ガス規制に対応させる為の措置だと考えられますが・・・
馬力が下がるのは管理人的には寂しいですね。
しかし、反対にトルクは若干ですが、5N向上しています。
走行レビューはどうよ?
走行レビューを調べてみました。
スイフトスポーツハイブリッドは通常のスイフトスポーツよりも最高出力が10馬力低く、127馬力(hp)となっている。
時速0-60マイル(96km/h)のタイムは9.1秒と、やや遅くなっている。
ハイブリッドシステム(マイルドハイブリッド)は、小さな電気モーターとコンパクトなバッテリーパックを採用しており、重量増加は33ポンド(約15kg)に抑えらているので、コンパクトハッチバックにとって最大の武器である軽さは維持さている。
さらに、電動部品はすべて前部座席の下に配置され、重量配分の改善が図られ、軽量かつアジャイルなハンドリングを実現しているとのことです。
マイルドハイブリッドパワートレインによって、CO2排出量を抑えながら50mpgの低燃費を確保。
スズキによると、CO2排出量は従来の135g/kmから127g/kmに減少しているとのこと。
さらに、ハイブリッドモーターは、エンジン回転数2,000rpm以下から173lb-ft(約235Nm)のトルクを発揮。低速での運転がよりスムーズになってる。
排ガス規制はやむを得ないとしてもスイフトスポーツとしてハイブリッドはどうか?
スイフトスポーツ【ZC33S】は安くて、ソコソコ速い、スポーツモデルとして、200万円前後で買える庶民の味方的な存在だと管理人は認識していました。
ハイブリッド搭載いにより間違いなく価格は上がると思いますので、購入障壁が若干上がるのではないかと予測されます。
例えば・・・
- スフィフトRS 2WD CVT 1,721,500
- スフィフトハイブリッドRS 2WD CVT 1,820,500
とその差【99,000円】です。
約10万円の差額ですが・・・
たかが10蔓延されど、10万円・・・
10万円もあれば社外の中上級のナビが買えます。
10万円の価格差であれば、2020年4月時点で、ハイオクガソリンが135円/Lとすると・・・
マイナー前の燃費がリッター10キロとし・・・
仮にハイブリッド化で燃費が仮に3割程度向上するとすると・・・
リッター13キロです。
1キロ当たりのガソリン消費量が、逆算で・・・
1リッター/10キロ≒0.1リットル
1リッター/13キロ≒0.077リットル
0.1-0.077=0.023
つまりマイナー前後で比較するとガソリン1リットル当たり【0.023】リットル得するということです。
これにガソリン単価を掛けて10万円で割り返すと・・・
100,000円/(135円×0.023リットル)≒32,206リットル
32,206リットル×リッター13キロ≒418,678キロ
計算があっているか自信がありませんが・・・
管理人の計算では、10万円の差額を埋めるには・・・
418,678キロの走行が必要となりました。
この計算があっているならば、たかが10万円されど10万円です。
その差額を走行距離で元を取ることは事実上できそうにもありません。
管理人の【ZC33S型】スイフトスポーツの妄想カスタム記事はこちら!
安全装備はかなり充実した
しかし、安全装備はさらに充実しました。
- 前方衝突軽減ブレーキアシスト
- 衝突回避前方衝突警報機能
- 自動ブレーキ被害軽減
- 誤発進抑制前方
- 車線逸脱警報
- 先行者発進お知らせ
- アクティブクルーズコントロール
- ブラインドスポットモニター(マイナー後)
- 後退時ブレーキサポート(マイナー後)
- ハイビームアシスト
- ふらつき警報機能
- 標識認識機能(マイナー後)
- 全方位モニター用カメラ
マイナー前のデュアルセンサーブレーキサポートでも十分でしたが・・・
最近のクルマでは当たり前になりつつある
- ブラインドスポットモニター(マイナー後)
- 後退時ブレーキサポート(マイナー後)
- 標識認識機能(マイナー後)
これらの装備が追加される事はかなり良い事だと思います。
逆に、これらの安全装備が追加されたと思えば・・・
マイナー前後の価格差が10万円~20万円となるならば、妥当な範囲かなと思えます。
スイフトスポーツマイナー前後のどっちがよいか?
これは、マイナー後のスイフトスポーツに乗っていないのでなんとも言えません・・・
やはりモーターのアシストが加速力にどのくらい影響してくるかで変わってくると思います。
実際に乗ってみて、マイナー後の方がレスポンス・加速力含めて良いと感じればマイナー後の方が良いと感じると思いますし・・・
その逆であったのであれば、マイナー前の方が良いと思うでしょう・・・
内装と外装が殆ど変わってないのは、現行所有者にとっては実は嬉しい
一つだけ確実に言えることは・・・
マイナー前後で、内外装が殆ど変わっていないので現行所有者にとっては精神的なダメージが殆どないとうい事ですね。
見た目が大幅に変わって、現行車が古く見えるようになると現行車オーナーにとっては悔しいものです・・・
それが無いのは正直なところ嬉しいですね。
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まとめ
2020年マイナーチェンジでスイフトスポーツ【ZC33S型】もハイブリッド化
馬力は下がるがトルクは上がる
内外装の変更はほとんど無し?
新色の追加とブラックルーフのツートンが選択できる
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