スイフトスポーツ・ZC33S型も発売前には、4WDになるとの噂も一時期流れましたが、結局はFFのみでの販売となりました。
スイフトスポーツ・ZC33S型の前にエスクードが同じエンジン(レギュラー仕様)を積んだ新型を販売したので、管理人も実は4WDをちょと期待していました。
一度は、あこがれのスポーツ4WDという部類の自動車に乗ってみたかった・・・だけですが・・・
スポーツ4WDは高くなった・・・
昔は、手ごろなスポーツ4WDがありました。
かなり古いモデルですが、昭和後半から平成初期頃は、
マツダファミリア7代目モデル(BG型)1.8ターボ
三菱ランサー3代目モデル(C型)1.6ターボ
等があり価格も、200万円前後で買えるくらいでした。
当時は学生でしたので、買うことができませんでしたが、手ごろに変える憧れのスポーツ4WDでしたので、就職したら買いたいと考えていました。
R32GT-R・ランサーエボリューション・インプレッサWRX前後から値段があがった
管理人の記憶では「R32GT-R・ランサーエボリューション・インプレッサWRX」が発売された前後より、スポーツ4WDの価格がだんだんと上がってきたと記憶しております。
R32-GTRは別格でしたが、初代ランサーエボリューションであれば、300万円で買えました。
ランサーエボリューションは生産終了となったので、残るはスバルですが、インプレッサからWRXに名前が変わり、最新の「WRX STI」では、400万円オーバーで、諸経費・オプションを入れると最低でも450万は超えます。
管理人の収入状況では、自動車はなんとか頑張っても300万円前後ですので、いずれも予算オーバーで購入できません・・・
仮にスイフトスポーツ(ZC33S型)が4WDだったとしても、エスクードの価格を考慮しても、300万円以内にできたのでは無いかと考えます。
ヤリスGR発表!
ヴィッツがモデルチェンジし、世界統一社名のヤリスとなりGRもラインナップされる事になりました。
トヨタGRシリーズとは・・・?
トヨタのGRシリーズは、次の図の様に階層構造となっています。
GRMN
エンジンまで含めてフルに手を加えたコンプリートモデル。
専用エンジンを与えられた台数限定生産であり走りを追求した究極モデル。
GR
シャシや駆動系、内外装に手が加えられたモデル。
ドライブトレーンにも手を入れた量産型スポーツモデル。
GRスポーツ
型式認定を受けたスポーツエントリーモデル。
専用デザインに加えてボディーとシャシーにファインチューニングを実施したモデル。
GRパーツ
カスタマイズを手軽に他しめるアフターパーツ。
ヤリスGR-4とは・・・
ヤリスGR-4とは、1.6L、直3ターボ(270馬力)と予想されているスポーツ4WDモデルです。
正式発表は、2020年1月の東京オートサロンで公開される可能性がく、現時点では発売は、2020年8月になる見込みとなっています。
ヤリスGR-4のティザー動画も公開されていますので、一度見てみましょう!
ヤリスGR-4は、通常ラインナップのエンジン(専用エンジン)と異なるので「GRMN」の部類に入る様に感じるのですが、実際は「GR」シリーズのラインナップであり限定生産にはならない様です。
つまり注文入れれば、誰でも買えるわけです。
ディザー動画かノーマルモデルの5ドアでは無く、3ドアハッチバック・ワイドボディにも見えるので、ホイールベースの短縮や補強などもされたGR-4専用開発と考えらえるでしょう。
写真で見る限りでもかなり攻撃的なデザインです。
管理人はこういうデザインのクルマが大好きです。
これで、山を走ったらさぞ楽しい事でしょう・・・
気になるエンジンスペックは・・・?
注目は搭載されるエンジンです。
現在のヤリスWRCカーは4気筒エンジンだが、ヤリスGR-4は専用開発の1.6L直3ターボエンジンが搭載される予定です。
そのスペックは270ps/350Nmになると見込まれています。
駆動方式は・・・?
駆動方式はもちろん4WDです。
ターマックだけでなく、グラベルでの旋回性能を高いレベルまで上げるためにヤリス専用に開発されたものとなっています。
リアサスペンションは・・・?
ノーマルのヤリスでも4WDのリアサスペンションは「ダブルウイッシュボーン」となっていますので、もちろん「ダブルウイッシュボーン」となるでしょう・・・
このクラスの各社の車両のリアサスペンションがトーションビームを採用しているところを「ダブルウイッシュボーン」ですから、相当気合が入っていると感じます。
公式発表の時期は・・・?
ヤリスGR-4は、2020年1月10日から開催されるオートサロンで公式発表される可能性が高いと見込まれています。 価格の発表は2月以降になり同時に事前予約が開始される公算です。
価格は・・・?
気になる価格ですが・・・ 350万~370万円 と予想されています。
買うべきかどうか・・・?
管理人的には、エンジンスペックをもう少し落として、車両価格が300万円以内であれば、スイフトスポーツ(ZC33S型)から真剣に買い替えを検討したと思います。
オプションと諸経費を入れると恐らく400万円近くになると思いますので、スペック的にはかなり魅力的でありますが、管理人には価格がやや高過ぎます。
そう思うとさらにスイフトスポーツ(ZC33S型)のコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
しかし、こういうコアな車両を出してくれるのは、クルマ好きにとってはかなりテンションが上がります。
管理人も金銭的に余裕があれば、是非欲しいクルマである事は間違いありません。
物価の上昇に給料の上昇が付いて行っていない・・・
話は少しそれますが・・・
しかし、いろいろな安全装備が付いたとはいえ、20~30年前から比べると、自動車の価格は、約1.4~1.5倍となっています。
年2%前後の物価上昇とすると概ねそのくらいなります。
しかし銀行に定期預金しても利息はせいぜい0.2%ですし、給料も年2%も上昇しません。
ですので、物価に対して給料は、相対的に下がっている事となります。
300万オーバーの自動車は庶民にはなかなか手が出し難いところです・・・
ヤリスGR-4は確かに高スペックで魅力的です。
装備が異なりますので、単純比較はできませんが、同等の1.6Lターボの4WDなら昔なら200万円程度で買えました。
仕事を頑張っても欲しい車1台(高級車では無い)すら買えないとは世知辛い世の中になったものです・・・
まとめ
ヤリスGR-4は1.6Lターボかつ4WD
限定販売ではない
価格は350~370万円の予想
いらくスペックが高くてもこのクラスの車でこの価格はなかなか手が出し難い?
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