政府は2月27日に全国の小中高に3月2日からの臨時休校を要請しました。
過去にない異例の自体ですね。
国外からは、『決断力がある』行動をする意思があると見せつける為の一種の政治的パフォーマンスではないかとも見られているそうです。
北海道の緊急事態宣言も故意の有無は別として結果として一定のパフォーマンス効果はあったのではないかと考えます。
保育園・学童保育は通常どおり開園・・・?
保育園や学童保育は通常どおり開園している自治体が多い様です。
学校のみ休校で、保育園や学童保育は通常どおり開園とはどういう事でしょうか?
文部科学省か厚生労働省か・・・という所管省庁の違いなのか・・・?
それとも、保護者への影響を考慮したのか・・・?
謎ですね。
少なくても、 学校に休校を要請した事にたいする「医学的根拠を示せていないこと」に批判が集中している様です。
さらに、働く親が子供を預けるために原則開所を求めた学童保育が、通常の学校よりも感染リスクが低い科学的根拠があるのか聞かれても、首相は「疫学的な判断をするのは、困難であると回答したそうです。
同様に、厚生労働相も、通常の授業を行う学校と、学童保育のどちらがリスクが高いか問われたが、「どちらが高いか低いか、ただちに申し上げる状況にない」と回答したそうです。
管理人的には、学校も保育園も学童も感染リスクに差はないと思います。
ですので、学校のみ休校にして、保育園と学童保育を開園するというのは不自然ですよね。
高齢者の方がリスクが高いのに・・・?
新型コロナウイルスは高齢者へのリスクが高いとうことです。
さらに、日本は高齢化率(全人口のうち65歳以上が占める割合)が世界一です。
しかし日本の対応は、全国の小中高を1カ月間休校にするというもので、高齢者ではなく若者を守る対策を取っています。
若者はコロナウイルスへの感染リスクが低く、感染した際にも重症化する可能性が低いため、本来であれば、感染リスクが高い高齢者を守る施策が必要だという意見があります。
学校の休校は経済的混乱を引き起こすのか・・・?
管理人が小さい頃には学童保育なんてありませんでした。
それでも多くの家庭が共働きであり、いわゆる鍵っ子が多い中で、学校が終わってからも一人で留守番・友達どうして遊ぶなんて事はよくありました。
管理人もそういう環境でしたので、小学生の頃から、腹がへったら自分なんか作って食べるという事を普通にやっていましたし、親の仕事の帰りが遅くても気になった事はありません。
学校が休校になると親も仕事を休む必要が出るとの事ですが、1年を通せば、学校には、夏休みや冬休み等の長期の休みはある訳ですが・・・
それと今回の休校要請の何が異なるのか管理人には分かりません。
各家庭がそれぞれ夏休みや冬休みで普段取っている対応を取れば事足りるのではないかと思うのですが・・・
厚生労働省は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための小学校などの休校に伴い、保護者が仕事を休んだ場合に賃金を補償する制度の概要を発表しました。
雇用形態や企業規模にかかわらず、従業員が日額8330円を上限に賃金の全額を受け取れるよう企業に助成金を支給するとのことです。
子どもが小学生までを基本とし、対象期間は2月27日~3月31日までとなっています。
休校により子どもの世話が必要になった従業員が補償の対象だそうです。
地域の判断で休校しなかった小学校に通う子どもでも、風邪の症状が出て新型コロナに感染した恐れがあり、看病が必要になった保護者の賃金は補償されるますが、中学生と高校生の保護者は対象外です。
これらの補償の財源はいったいどこから持ってくるのでしょうか・・・
またお得意の将来への問題の先送り・・・
国債を発行し、自身らの子や孫の世代にそのツケを回すのかと思うとゾッとします。
休業する企業も出てきた・・・
従業員が新型コロナウイルスに感染した企業では、会社自体を休業するところも出てきたそうです・・・
恐らく風評被害を恐れての行動だと考えられます。
しかし、これらの企業が生活必需品を含めた原材料・資材等を扱っている会社だったらどうなるのでしょうか?
取引先や市場を含めて大混乱となり経済的損失が図りしれません。
倒産する企業も間違いなく少なからず出てくると思います。
感染防止拡大には一定の効果はあると思うが・・・
感染拡大防止を効果的に実施するにはなるべく人同士の接触を避ける事が一番ですので、休校措置も一定の効果はあるかと思います。
しかし、一方で保育園・学童保育はやっているわけですから、そこから感染が広がらないという保証は全くない訳です。
どうせやるなら、徹底的に封じ込め施策をやらなと効果が限定的になってしまいます。
社会生活に影響を出さないような対策をすべきではなかったのか?
これまで多くの人たちは自分が新型コロナウイルスに感染しないためにはどうしたらいいかということ考えてきと思います。
現実、政府やマスコミの情報もそういったものが多かったと思います。
実際には、手洗いやマスクがこのウイルスの個人の予防にどの程度効果があるかどうかは実はよくわかっていないのが現実です。
一方で最も有効な手段は、新型コロナウイルスに感染した、もしくは感染したかもしれないと思う人が最大限の努力をして他の人に感染させないようにする事が最も重要です。
新型コロナウイルスに感染しても、長めのインフルエンザと思うか、もう少し軽い症状の人が殆どです。
しかし、そこから別の誰かに感染させ、感染連鎖となり、感染先の人が重症化する人可能性があります。
酷い場合には、亡くなる人も出てくる事もあります。
現在分かっていることは、軽い症状しかない人でも他の人に感染させる可能性があるということでs。
通常のインフルエンザではたいていの人は療養のために会社や学校を休みます。
しかし新型コロナウイルスの場合では、たとえ軽い程度の症状であっても、他人に感染させないために自宅療養することが絶対に必要だと考えます。
これが、感染拡大を防止する最も有効な手段ではないでしょうか?
社会不安をいたずらに煽るのではなく、適切な知識を持って、適切な対策を実施する事が重要であると考えます。
まとめ
学校だけ休校でどんだけ感染拡大防止の効果があるの?
高齢者の方が感染後の重篤化のリスクは高いはずだがその対策は?
保護者の休業補償でまた借金のツケを将来に回すのか?
休校要請による経済的損失は計り知れない規模になる可能性大
倒産する企業も少なからず必ず出てくるであろう
コメント