毎度毎度の超底辺地方公務員の管理人です。
ここ数カ月は身体の調子が良くなく毎日仕事に行くのも辛い日々を送っています。
そんな中での毎度毎度のことですが、議会の時期となりました・・・
自分の所属する部署で一般質問が出ない事を祈っていましたが・・・
そんな訳にもいかず・・・
一般質問が出てしまいました。
一般質問の提出の締め切りが若干早くはなりましたが・・・
それでも、当日中に答弁書を仕上げる必要があります。
今回は、質問数も少なかったので、なんとか早めに切り上げる事ができましたが・・・
何故、この一般質問というシステムは、こうもタイトなスケジュールなのかといつも疑問に感じます。
恐らく、国やどこの自治体も同じようにタイトなスケジュールでやっていると思いますが・・・
余程、逼迫した問題が無い限りは、数日くらい余裕があっても特に問題はないと思うのですよね。
その方が、答弁する方ももう少しゆっくりと回答を考える事ができるわけですが・・・
毎回毎回、スケジュールがタイトなので・・・
良質な答弁を作成するというよりも、時間に間に合わせるという方に注力することとなり・・・
行き当たりばったりとまでは言いませんが、イマイチな答弁に仕上がってしまうことも多々あります。
こうなってしまうと、質問する方にとっても、答弁する方にとっても、よろしくありません。
手段が目的となってしまう典型例であり、答弁の内容云々よりも、とりあえず答弁書を作成すること自体が主体となってしまいます。
管理人も答弁書を作成しますが・・・
ゆっくりと考える時間がないので、どうしても場当たり的な内容になりがちです。
当然、上司も添削しますが・・・
その上司もゆっくり考える時間がありません。
概ね添削の順番は・・・
- 事務担当が原稿を作成
- 直属の上司が添削
- 所属長が添削
- 部局長が添削
- 特別職が添削
という感じなのですが・・・
事務担当の原稿作成から部局長の添削までは、当日中に仕上げ・・・
特別職の添削を含めても当日を含めて3日程度となります。
だらだらと時間を掛けたからといって良いものができる訳ではありませんが、それでももう少し余裕が欲しいものです。
次に、一般質問というシステム自体もどうにかならないものかと思います。
というのは、議員から何らかの質問や要望があれば、担当部署としてはいつでも真摯に対応しますし、予算が絡むものであっても、議会の一般質問の場でなくても、その都度協議して正式に文書で回答することも可能かと思います。
平たく言えば、年4回の一般質問という【舞台】に拘る必要はないのではないかと???
また、年4回という回数に縛られる事がなくなれば、もう少し柔軟な対応ができるとも考えられます。
反対に、質問される側からすれば、年中質問や要望が出されるよりも、たとえスケジュールがタイトだとしても、年4回の方がマシとも考えられます。
話は変わりますが、国の議会対応の過酷さや、非効率的な仕事のやり方が、さまざまなメディアで取り上げられ、優秀な人材ほど早期に離職したり、また就職を希望する者も年々減ってきている事が報じられています。
地方自治体も似たようなもので・・・
毎年、定員割れする様な自治体も出てきております。
いずれにしても、無意味な長時間労働を是正し、やりがいを持って高い成果を効率的にあげられる環境整備を推進していかないと、そのうち行政自体が立ち行かなくなるでしょう。
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