エコキュート・貯湯タンクの固定をDIYでやり直す・結構大変だった!

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100-家

不器用なくせに細かい事だけ妙に気になる・・・

神経質なアラフィフ親父の管理人です。

さて、ぶっ壊れてやむを得ず大枚をはたいて交換したエコキュートですが、

貯湯タンクの設置方法に素人ながら疑問を感じていました。

傾きを補正するスペーサーですが・・・

アンカーボルトを貫通するように設置されていません。

接地の順番は基礎側からだと

基礎 → スペーサー → 貯湯タンクの足

となりますが・・・

アンカーボルトがスペーサーを貫通させていないので・・・

何らかの原因でスペーサーがズレて外れると・・・

貯湯タンクが倒れる可能性があります。

施工マニュアルを見ても傾きを調整する専用の金属プレートはある様ですが・・・

こういった樹脂プレートを使った方法の記載がありませんでした。

ちなみに住宅建築の基礎パッキンのマニュアルでは・・・

基礎パッキンはかならずアンカーボルトを貫通させるように記載があります。

しかし、エコキュートの貯湯タンクの設置方法ではなかなか情報がヒットしませんでした。

なんとか探し出したのが上の写真で・・・

やはり、アンカーボルトを貫通するように設置するのが正しいようです。

ということで、購入先にメールで相談したところ・・・

特に理由はありませんでしたが改修させるとの連絡がありました。

ただ、工事日の関係でなかなか管理人が立ち会える日がなかったので・・・

とりあえずDIYでトライしてみることに・・・

まずは、貯湯タンクの足のサイズと傾き補正プレートの厚さを調べました。

貯湯タンクの足の大きさは・100ミリ×140ミリ

アンカーボルトは直径は12ミリ

スペーサーの厚さは・・・

前:10ミリ・後ろ:12ミリと5ミリ

とういことで、さっそくホームセンターに傾き補正のスペーサーを購入に行ったのですが・・・

大きさが70ミリ×140ミリしかありませんでした。

ちょっと幅が足りませんが、これが一般的な大きさの様なので・・・

これを購入して穴をあけました。

ちなみに12ミリの厚さを出すには・・・

10ミリ+2ミリとなります。

電気ドリルで穴をあけさっそく設置します。

ただ・・・

作業手順はさほど難しいわけではないのですが・・・

なにせ貯湯タンクがでかくて重く作業性の悪さで難易度が高い・・・

作業の手順は次のとおりです。

  • タンク内のお湯を全て抜く
  • 足三か所のナットを外す
  • 前と後ろを交互に傾けて浮かせてスペーサーを挟む
  • 足三か所のナットを締める
  • お湯をためる
  • エア抜きをする

以上です。

イチバンの難関は既設の配管を傷つけずに足を浮かせてスペーサーを挟むことです。

後ろ側に傾ける分には・・・

良いのですが・・・

前足よりも給水配管が手前でしかも接地しているので・・・

前に傾けた時に給水配管に負荷が掛かり・・・

破損するリスクが・・・

いろいろ作業方法を悩んだ挙句に・・・

前側に傾けるときには・・・

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前足の下にさらに20ミリの板を挟んで嵩上げして、給水管を基礎から十分に浮かせてから作業することにしました。

スペーサーの長さは足りますが・・・

幅が30ミリ足りなので上の様に・・・

幅が、寸足らずになります。

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あと、後ろ足の穴の位置が前足と異なっており・・・

スペーサーの長辺方向も若干ズレてしまいました。

ただ、アンカーボルトをしっかりと貫通させたので・・・

これでなにかの拍子にズレたとしても・・・

外れてしまうことはないでしょう。

ちなみに、今回の作業で・・・

前足の座金が純正品でないことが分かりました。

恐らくアンカーボルトの穴を基礎に開けるときに若干ズレたのでしょう。

穴がズレて純正の座金が入ららなくなり・・・

別の板を座金代わりに使ったのだと思われます。

あとナットはしっかりとネジロックを塗っておきました。

あとホームセンターに行ったついでに・・・

エアコン配管用のパテも購入し・・・

若干保温剤がズレて配管が丸見えになっている部分をエアコン用パテで埋めました。

架橋ポリエチレン管等の樹脂製配管は基本的に紫外線が当たるとすぐに劣化するので、

しっかりと紫外線対策が必要です。

あと基礎内への虫の侵入もこれで防げます。

あとは、慎重に作業したつもりなので、配管を痛めていることはないと思いますが・・・

念のため漏水がないか暫くモニタリングして・・・

問題なければOKです。

しかし疲れました。

二度とやりたくないですね。

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