システム開発の設計書!基準が無いから無理やり基準を作って設計してもそれはそれで駄目だと言われる!

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080-お仕事

超ド底辺へっぽこヘタレ地方公務員の管理人です。

さて・・・

どこの役所でもあり得る話ですが、管理人が勤務する役所でも当然システムを導入することがある訳ですが・・・

毎回予算取りや設計する際に、いつも悩みます。

国の基準が無い

土木工事や建設工事と異なり・・・

システムインテグレーションには、国の基準がりません。

令和3年3月から適用する公共工事設計労務単価について

工事については、上記のように国の基準があります。

共通仮設費・現場管理費・一般管理費についてはこちら

また、諸経費についても上記のように国の基準があります。

さらに電気設備工事などの場合は、現場での労務(材料からの建設)が発生しない機器があるので・・・

別途、機器管理費という諸経費があります。

機器管理費についてはこちら

設計(業務委託)の場合は

設計の場合は別途、国の基準があります。

令和3年度 設計業務委託等技術者単価について

また、その他原価・一般管理費として、次の基準があります。

土木設計業務等積算基準

しかし、設計の場合は諸経費率がかなり高額となります。

その他原価:35/65≒53.8%

一般管理費:35/65≒53.8%

です。

例えば・・・

技師(C)<労務単価:32,800>が、20日間、稼働したとすると・・・

32,800円 × 20人日 × 158.3% × 153.8% ≒ 1,552千円

となります。

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設計の諸経費が高いので諸経費だけ工事を採用したら

そこで、設計の諸経費が高いので、部署独自の積算として・・・

道路維持管理工事(電気設備工事含)の諸経費(現場管理費・一般管理費だけ)を採用して積算すると

現場管理費:58.6%

一般管理費:22.72%

となりますので・・・

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32,800円 × 20人日 × 158.6% × 122.72% ≒ 1,277千円

となります。

概ね、業者が提出する見積もりと積算を突き合わせると・・・

工事の諸経費を採用した方が、見積額に近い数字となります。

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設計の諸経費を採用すると・・・

見積額よりも設計額がかなり、高止まりするので・・・

予算取りから難しくなるわけです・・・

今まで指摘されたことは無かったが

会計検査等でも独自の積算方法として、諸経費は工事のモノを採用しているで・・・

これまで、通ってきたのですが・・・

人が変われば考えも変わるということで・・・

設計技術者の単価と工事の諸経費を組み合わせるのはおかしい・・・

と指摘をされました。

個人的には、設計なんて独自基準でも良いと思うのですが・・・

どうもお気に召さなかった様です。

元々、国の明確な基準がないから、独自の設計基準を採用している訳ですが・・・

それがそれで、お気に召さないと指摘される・・・

お役所はとても面倒なところです。

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