へっぽこヘタレシステム管理者の管理人です。
管理人の職場のネットワークは、主にアライドテレシスのスイッチを導入しています。
実際には、あまりコンフィグを触る機会はほとんどありませんが・・・
ごくたまに~に、ポートにVLANを設定したりすることがあるので・・・
管理人が使う事があるコマンドを忘備録とてして掲載しておきます。
日常のメンテナンス程度あれば・・・
この程度で事足りるのではないかと思っています。
管理者モード
まずスイッチのコンフィグを触るには・・・
ログイン後に管理者モードに移行する必要があります。
管理者モードに移行するには・・・
enable
を入力します。
ポートやVLANの編集モード
さらにポートやVLANの設定モードに移行するには、
configure terminal
と入力します。
ポートの有効化・無効化
ポートを有効化又は無効化するには・・・
interface port*.*.*
shutdown
又は・・・
interface port*.*.*
no shutdown
と入力します。
【*.*.*】はポートの番号を指定します。
VLANを作る
VLANを作るには・・・
vlan database
vlan 【VLAN_NO】 name 【VLAN_NAME】
と入力します。
VLANを消すには・・・
vlan database
no vlan 【VLAN_NO】
ポートにVLANを追加する【アクセスモード】
ポートにアクセスモードでタグVLANを追加するには・・・
interface port*.*.*-*.*.*
switchport mode access
switchport access vlan 【VLAN_NO】
と入力します。
ポートからタグVLANを削除するには・・・
interface port*.*.*-*.*.*
no switchport access vlan
と入力します。
ポートの範囲を
【*.*.*ー *.*.* 】
と指定することで、複数のポートを同時に設定することができます。
ポートにVLANを追加する【トランクモード】
ポートにトランクモードでタグVLANを設定するには・・・・
interface port*.*.*-*.*.*
switchport mode trunk
switchport trunk allowed vlan add 【VLAN_NO】,【VLAN_NO】,【VLAN_NO】
又は・・・・
interface port*.*.*-*.*.*
switchport mode trunk
switchport trunk native vlan none
switchport trunk allowed vlan add 【VLAN_NO】,【VLAN_NO】,【VLAN_NO】
と入力します。
switchport trunk native vlan none
この一文の有無で、タグ無パケットを通過させるか否か指定できます。
ポートからタグVLANを削除するには・・・
interface port*.*.*-*.*.*
switchport mode trunk
switchport trunk allowed vlan remove 【VLAN_NO】,【VLAN_NO】,【VLAN_NO】
と入力します。
コンフィグ等の確認
コンフィグの内容を確認するには・・・
管理者モードで・・・
show running-config
と入力します。
スイッチに設定されているVLANを確認するには・・・
show vlan all
と入力します。
ポートのステータスを確認するには・・・
show interface status
と入力します。
ポート毎のVLANを確認するには
show interface switchport
と入力します。
コンフィグのバックアップ取得や流し込み
コンフィグファイルのバックアップを取得したり流し込みを行うには・・・
まずPINGがとおるパソコンに【TFTP】サーバーを立てる必要あります。
パソコンとスイッチ間でPINGが通るようにLANケーブルを接続してから・・・
スイッチにコンフィグを流し混む場合は・・・
awplus# copy tftp flash ↓
Enter source host name []:***.****.***.*** ↓ (TFTPサーバーのIPアドレス)
Enter source file name []:*****.cfg ↓ (ダウンロード対象ファイル)
Enter destination file name [*****.cfg]:(ダウンロード後ファイル名。カッコ内の名前でよければ単にEnter)
Copying...
Successful operation
反対にバックアップを取る場合は・・・
awplus# copy *****.cfg tftp ↓
Enter destination host name []:***.***.***.*** ↓ (TFTPサーバー)
Enter destination file name [*****.cfg]: ↓ (アップロード後ファイル名。カッコ内の名前でよければ単にEnter)
Copying..
Successful operation
と入力します。
忘れていけない設定の反映
スイッチの設定を変更した場合は・・・
必ず再起動時に有効となるように・・・
copy running-config startup-config
と入力することを忘れてはいけません。
コメント