さて、実際にSQLを使ってみましょう。
A5:SQL Mk-2の使い方
A5:SQL Mk-2を起動し、
ファイル → 新規 → SQL を選択します。
SQLを入力する画面の上でのタブで、前回設定したデータベースを選択します。
select
sysdate
from
dual
;
※表記上「全角」を使っている場合がありますが、実際の記載は、全て「半角英数」になりますので、注意してください。
と入力し、SQLを実行してみましょう。
SQL文の最後の「;」セミコロンは、SQLを実行するソフトウエアにより、必要な場合と不必要な場合がありますので、注意してください。
A5:SQL Mk-2の場合は、付けなくてOKです。
システムに設定されている、「日時」が表示されればOKです。
データベースのテーブル名とカラム名とその内容をシステム管理者に聞く必要がある
次に必要になってくるのが、自分が抽出したいデータが、一体どのテーブル(表の)のどのカラム(列名)に、登録されているかを知る必要があります。
これについても、前回と同様、各業務のシステムの保守担当者に聞けば、教えてくれます。
理由についても、SQLを使ってデータを抽出したいと答えればOKでしょう。
また同じく、役所の情報管理部門の担当者に聞いても、恐らく「???」になるかと思いますので、直接保守業者の担当者に聞いた方が早いと思います。
テーブル名とカラム名は、多くの場合は、「半角英数」で登録されていると思いますので、適宜メモ等を取って忘れない様にしておきましょう。
テーブルのイメージは次のとおりです。
仮にテーブル(表)名を、「kojin_table」とし、
カラム(列)名を1行目のタイトル行の名称とます。
kojin_no | kanji_name | kana_name | jyuusyo | seibetsu | seinengappi | tourokubi |
1000000001 | 伊 太郎 | イタリア タロウ | ローマ | 男 | 1900/01/01 | 1900/1/1 |
1000000002 | 英 太郎 | イギリス タロウ | ロンドン | 女 | 1901/01/01 | 1900/1/1 |
1000000003 | 仏 太郎 | フランス タロウ | パリ | 男 | 1902/01/01 | 1900/1/1 |
1000000004 | 露 太郎 | ロシア タロウ | モスクワ | 女 | 1903/01/01 | 1900/1/1 |
1000000005 | 加 太郎 | カナダ タロウ | オタワ | 男 | 1904/01/01 | 1900/1/1 |
1000000006 | 日 太郎 | ニホン タロウ | トウキョウ | 女 | 1905/01/01 | 1900/1/1 |
1000000007 | 米 太郎 | アメリカ タロウ | ワシントン | 男 | 1906/01/01 | 1900/1/1 |
次回は、選択と射影について説明します。
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