へっぽこヘタレスキーヤーの管理人です。
さて、先日購入した・・・
ROSSIGNOL SUPERVIRAGE Ⅷ OVETSIZE 164センチ
のビンディング【ヒールピースの片側】に不具合があったのですが、
購入先に問い合わせて、無事に交換していただくことができました。
自分で外して、取り付け直しと前圧調整をしたので、
忘備録としてその方法を掲載しておきます。
まずは、ビンディングの取り付け準備をします。
とりあえず、ブレーキが邪魔なので、強力な輪ゴムで縛っておきます。
次に板に嵌めます。
取説を読むと・・・
後ろのビンディングを嵌めてから、
前のビンディングを取り付ける様に記載がありましたが、
どちらからでも問題ないようです。
管理人は、試しに前のビンディングから取り付けました。
どちらから先に付けても良いのですが・・・
互いに干渉するので・・・
- 前を先に付けた場合 → トゥピースを目いっぱい前に移動させておく
- 後ろを先に付けた場合 → ヒールピースを目いっぱい後ろ移動させておく
こうすることで、前後のビンディングが干渉せずに作業が進められます。
前後のビンディングを板に嵌めてから・・・
説明書に従ってブーツソールに合わせて規定の場所に前後のビンディングを移動します。
管理人のソール長は【285ミリ】ですので・・・
説明書に従うと・・・
- トゥピース:284ミリの位置
- ヒールピース:280ミリの位置
となります。
最後に前圧の確認します。
ヒールピースの後ろ側のシルバーの突起が、
同じくヒールピース後ろ側のブラックの枠内に収まっていればOKです。
ワンタッチで取り付けられるビンディングはやはり楽ですね。
嘘か本当かは分かりませんが、
最近は後継者不足でスキーのビンディングを適切に取り付けらえる職人も減っている様です。
ゲージを当てて、
スキー板にドリルで穴を開けて、
ビンディンを取り付ける・・・
たった、この3つの工程ですが、
穴ズレてビンディングが傾いたり、
ネジを締めすぎてバカになったりして・・・
誤開放やビンディングが板から外れるリスクを考えると、
板の製造メーカーとしても、ワンタッチにした方が売りやすいのでしょう。
実際に管理人もスキープロショップを謡うショップで、
新品の板を購入しましたがネジがバカになっていたこともありましたので・・・
また、最近はトップモデルでも、プレドリルのプレートが板に付けられており、
指定のビンディングを付けるだけの板も多数販売されています。
管理人も以前・・・
マーカーのピストンプレートにXCOMPや
ロシニョールのR22プレートにSPXを取り付けたことがありますが、
たかだかネジを締めるだけでも、このネジがかなり硬くて、
結構難儀しました。
ドリルドライバやインパクトを使っても良いのですが・・・
あまり力任せにやるとネジがバカになります。
スキー板のビンディング取り付けって、トルク値が指定されていないので、
慣れの問題かもしれませんが、案外難しいんですよね。
基本的には、ビンディングと板又は、ビンディングとプレートの隙間が無くなるまで、
締めるだけなのですが・・・
プロでも締めすぎてバカにすることがあるくらいですから・・・
それなりに、経験を要する微妙な感覚なのかもしれません。
ちなみに、メーカーが板に取り付けたプレート(ピストンプレートやR22プレート)を外した事がありますが・・・
思った以上に、締め付けトルクが強くありませんでした。
正に、板とプレートの隙間が無くなったところで、ネジの締め付けが止まっていました。
おそらく、ここで念押しでちょっと締め付けると、ネジがバカになるのでしょう。
とにかく、思っている以上に簡単にネジがバカになるので、
締め過ぎだけはしないように細心の注意が必要です。
コメント