クラウンプライズの記念すべき?
第1回目の受験は、テクニカル合格後の翌シーズン終盤の3月中旬でした。
当然受験1回目ですので、受験目的は、現時点での自分の実力を計る為です。
会場は、長野県の鹿島槍でした。
当時の検定種目は、前年度からの改訂がなかったこともあり
- 事前講習
- 大回り
- 不整地大回り
- 総合滑降
- 小回り
- 不整地小回り
の6種目です。
事前講習は1日目、検定は2日となりますので、2日掛かりの受験となります。
この頃はまた、事前講習は受験の度に受講する必要がありました。
しかし、その後の改定で、当該シーズンに限り事前講習は1度受講すれば良い事に変更されました。
目次
テクニカルプライズとの違いが分かり難い・・・
受験種目が、テクニカルプライズと同じですので、検定も同時開催となります。
班は分けられますが、受験1回目は、クラウンプライズに求められる基準がイチマイチ分かりませんでした。
そもそも種目が同じですので、テクニカルプライズよりもより高速で安定して滑られる事というのが簡単な基準となります。
当時は、クラウンプライズは、とにかくスピードがないとダメと検定員から言われていました。
滑走スピードが速い中で、安定して滑られる技術が必要とのことです。
簡単に言えば、デモンストレーターが滑るように滑降良く滑って来いという事です。
ビデオ撮影がありかなり勉強になった
結果から言うと、第1回目の受験は、全種目オール78点で不合格でした。
合格者は「0」人です。
管理人のクラウンプライズ検定回数17回の中でも、クラウンプライズに関しては、合格者「0」人は、かなりの回数がありました。
むしろ、合格者が出た回が、3回くらいだったと記憶しております。
それだけ、クラウンプライズの合格率は低いという事です。
管理人は、あまりビデオを撮ってもらい研究するという事が面倒なのでしないのですが、1回目の受験のときは、開催側がビデオを撮っており、合格発表後にそれを見せてくれました。
久々に自分の滑りをみて思ったことは・・・・
「それなりに、恰好よく滑っているなぁ・・・」という感じでした。
スキーは、自分が滑っているイメージと実際の滑走フォームがなかなか合致しなくて、実際にビデオを見て「愕然とする事が多い」のですが、この当時はイメージと実際がかなり合致していることが分かりました。
逆に、それなりに上手く滑れているが、オール78点ということで、これをどうやったら80点まで持っていけるのか分からないという問題も浮き彫りとなりました。
ここから新たな苦痛の始まり・・・
管理人は諦めが悪い性格です・・・
周りにクラウンプライズを取得している人間が実際にいる以上、自分もなんとか頑張ればそのうち合格できる筈!と思い・・・
この日から、合格に向けて、頑張る事を決意しました・・・
しかし、これが受験回数17回・取得するまでの期間7シーズンの新たな苦痛の始まりでもありました。
翌シーズン以降は、シーズン中は、複数回受験し多いシーズンでは、なんと連続4回(毎週)受験するという暴挙もやりました。
合格する為に必要な事は・・・結論・・・
2回目以降の受験については、次回以降掲載しますが・・・
合格する為に必要な事は・・・
ズバリ!
滑走日数です!
なんとかギリギリですが、合格できた立場からするととにかく滑走日数を稼いで経験を積むことが大切です。
さらに検定で使う様な綺麗なバーンだけではなく、午後からの荒れたバーンや不整地を積極的に滑って、経験値を積んだ方が、結果的には合格の近道となります。
経験だけは、いろいろ経験しないと身体が覚えてくれません・・・
いろいろな雪質・斜面・雪面状況を経験することが、身体が自然と反応する様になってきます。
今年は雪不足でまだ滑れていない・・・
話は変わりますが、1月下旬にもなろうというのにまだ地元のスキー場がオープンしません・・・
シーズン券も買ってあるのですが、このままでは、1度もオープンせずにシーズン終了となる可能性も出て来て心配です・・・
これまで、どんなに忙しいシーズンでも、最低でも1シーズン10日以上は滑走しています。
また、この時期になっても、1度も滑れていないということもありませんでしたので、さすがに不安になります。
技術を維持する為にも、最低でも何回か滑りに行かないと行けません・・・
管理人がスキーを始めてから20年以上経ちますが、これだけ雪が降らなかったシーズンもありませんので、2年前に平成30年豪雪がありましたが、もう少し毎年バランス良く降らせて欲しいものです。
まとめ
クラウンプライズの受け始めはテクニカルプライズとの基準の差が分からない
同じ斜面の中でも、よりスピードと安定性が求められる
クラウンプライズの検定は合格者「0」人が当たり前
気長に頑張ればそのうち合格できる