寒い季節になってきましたので、管理人のスキー(ウインタースポーツ)の経験についてご紹介します。
大人になってからスキーを始める!(これが泥沼の始まり)
私はスキーを始めてからなんだかんだで、20年以上続けています。
最初は、役所の先輩に誘われて初めて白馬八方尾根に行ったことがきっかけでした。
大きなスキー場には行ったことが無かったので、その大きさに感嘆しカルチャーショックを受けた程です。
それから、もうちょっとスキーをやってみようと思っていたところ、たまたまスキーを修理(チューンナップ)に出したスキーショップで、スキークラブを作ったばかりであり、よかったら入らないかと誘われました。
どうせやるなら仲間もいた方が教えて貰えることもできるし、続けられるかなと思い、そのお誘いに乗ってスキークラブに入ったのですが、まさかそれが泥沼に嵌るきっかけになるとは、当初は思ってもみませんでした。
ただ、生涯スポーツとして考えるのであれば、スキーは良いです。
スキー場に行くと、結構高齢の方が沢山います。
若者が少ないので多く感じるだけなのかもしれませんが、70歳を過ぎた方々でも果敢に滑っておられる方を見ると、多少なりとも勇気付けられます。
マスターズ等のレースに出ている方などは、かなりの急こう配な斜面であっても、練習にも拘わらずとんでもないスピードで滑走していきます。
見ているこっちの目が点になります。
SAJ(全日本スキー連盟)が主催するスキー技能検定(バッジテスト)なるものを知る!
スキーには、SAJ(全日本スキー連盟)が主催する、スキー技能検定(バッジテスト)なるものがあります。
合格すると級別のバッジが貰えるため、「バッジテスト」と言います。
当時私が入ったスキークラブでは、多くの方が既に1級を保持しており、私も「いつかは1級」と夢見るようになりました。
これが泥沼の始まりです。
人が持っているものは、欲しくなるのが人間の心情なのです。
またスキーというものは、なかなか客観的に自身の滑りを考えたり、見れるものではありません。
あの人が取得出来て「自分が取得できない訳がない」という何の根拠も無い思いが出てくるのです。
ということで、私も1級を目指すこととなった訳ですが、
当時は1級を受けるには2級を持っていないと受験できませんでした。
当然ですが、私は2級すら持っていませんので2級からお受験となります。
さらに始めて間もない頃でしたので、スキーの「すの字」も知らない訳ですから受験種目も分かりません。
そこで、ここは偉大なる先輩方に教えを乞う訳でありますが、教える側も当時は所詮「1級」です。
私が入ったクラブは結成されたばかりの弱小クラブでしたので、さらに上の「教える資格」である「準指導員・正指導員」を持っている方はおられませんでした。
偉大なる先輩方に偉そうな事を言って大変申し訳無い訳ですが、要するに「当時の1級程度」では、教えるには「役者不足」であった訳です。
さらに、教えを乞うても偉大なる先輩達は、教えてくれる人それぞれが異なることを指摘しますので、教わるこちらとしても混乱してきます。
但し、これは教わる側からすれば、「スキーあるあるの1つ」なのです!
ですので、出来れば人に教わる場合は、自分が「この人」と決めたなら、他の人に習わない方が迷わなくて良いです。
幸い2級の検定については2回目で合格することはできましたが、今から考えても、いったい検定で何をやっていたか訳が分からない状態でした。
合格した当時(1999年1月末)の種目は、次のとおりでした。
①パラレルターン大まわり/整地された急斜面/4回転
②パラレルターン小まわり/整地された中~急斜面
③ステップターン踏み出し/整地された中斜面/6回転
④総合滑降/不整地を含む中~急斜面
とにかく、定められたコース内での、回転数規制が辛かったと記憶しています。
ステップターンについては、合格してからも結局よく分からずじまいでした。
各種目平均65点で、合格となります。
2級は滑走日数を稼いでスキーに慣れれば殆どの方が取得可能!
2級レベルでは種目の内容を理解して、演技して合格している方は殆どおられません。
多くの方が見よう見まねで、検定内容に沿った形式で滑っているのが現実です。
その頃、偉大なる先輩方には、
2級は、滑走日数を30日が目安
1級は、滑走日数を60日が目安
と言われていました。
当然ですがシーズンを跨がずに、1シーズン内で日数を稼ぐ方が合格は早まります。
結局、私の場合ですが滑走日数を稼ぎいかにスキーに慣れるかが、結果の分かれ目だったと思います。
とにかく滑れる日があれば滑りました。
2級の為に練習したというよりも、ただスキーに慣れるためだけに滑りました。
滑走日数さえ稼げるのであれば、2~1級は今でもそんなに難しいものではありません。
上手く滑れる様になるとさらなる向上心が芽生え、上手く行かずに苦しむ事もありますが、楽しい事もあります。
目指すことは悪いことではありませんし、これから始めても遅くはありません。
スキーは雪山に行き非日常を体感できる貴重なスポーツです。
上手く滑れる様になればなるほど、どんどん楽しくなります。
日常から離れて、雪山の上からスキーで滑走することは、他のスポーツでは味わう事ができない特別な感覚が得られます!
始める年齢も関係ありませんので、是非1度でも良いので経験してみてください!
まとめ
スキーには、SAJのスキー技能検定(バッジテスト)がある
2級は30日前後(できれば1シーズンで)滑走できれば殆どの方が取得可能!
細かい技術云々よりも滑ってスキーに慣れる事が大事
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