SAJのテクニカルプライズ・クラウンプライズの合格を目指している方々には、毎回滑る度にスキーにホットワックスをかけている方も多いのではないでしょうか・・・?
管理人も勿論そうでした!
ですので、皆さんの気持ちは良く分かります!
目次
ホットワックスはかなり面倒くさいし不経済
しかし、ホットワックスはかなり面倒くさいです。
最低でも次の手順が必要です。
- リムーバーで滑走面を綺麗にする
- ワックスをアイロンで溶かしながら湯水の様に垂らす
- ワクシングペーパーとアイロンを使ってワックスをまんべんなくならす
- スクレイパーで削り取る
- 仕上げにブラッシングをする
まずアイロンでワックスを滑走面に垂らしますが、かなりワックスを消費します・・・
ワックスメーカーの「HOW TO動画」を見ていると「これでもかっ!!ていうくらい消費しています。
また、フッ素入りのワックスだとかなりお値段も張ります・・・
さらに、結局はその殆どをスクレイパーで削り取らなくてはなりません・・・
いったい塗った量に対してどれだけ、滑走面に残っているのか・・・と思います。
最後に、削り取ったワックスの掃除がこれまたかなり面倒です。
家の中でやろうものには、床がツルツルになってしまって、家族から大ヒンシュクを買う事は、容易に想像できます。
管理人は、フッ素入りのワーックスがあまりに高かったので、途中から「TOKOオレンジ」に替えました。
ボックス買いすると結構持ちます・・・
ホットワックスはどれだけ効果があるのか・・・?
コンマ何秒を争うアルペンレーサーであれば、ホットワックは必須かもしれませんが、SAJの検定を受けるくらいで、果たしてホットワックスは必要でしょうか・・・?
管理人の長年の経験上分かったことは・・・
ゲレンデスキーレベルでは、ホットワックスの違いは全く分かりません・・・
ホットワックス・生塗り・スプレータイプ等、いろいろなワックスを試してはみましたが、ホットワックが一番良いとも感じた事もありませんし、その他の塗り方が悪いとも感じませんでした。
もう殆ど気分の問題と言って良いかもしれません・・・
結局ですが、SAJの検定の頂点であるテニクカルプライズ・クラウンプライズであっても、管理人的には全くホットワックスは必要無いと思います。
勿論、気分的にやりたい方を否定するつもりはありません。
あくまで、ホットワックスを面倒と感じている方は、別にしなくても全然OKという事です。
超簡単かつコスパの高いスキーのワックスのかけ方
最終的に管理人が辿り着いた、スキーのワックスのかけ方は次のとおりです。
- ホットワックス用のブロックワックスを直接板に塗りつける
- コルクで伸ばす
- ブラッシングする
以上です!
スプレー缶タイプ等はかなり減るのが早く、案外コストが掛かります。
しかしホットワック用のブロックワックスを直接塗る方法では、そんなに減りません・・・というか殆ど減りませんので経済的です。
しかも削りカスもでませんので、掃除をしなくてもOKですので、かなり楽です。
具体的には次の写真のとおりです。
まず、ホットワックス用のブロックワックスをクレヨンの様に使って滑走面に均一に塗ります。
「TOKOオレンジ」で十分です。
次にコルクで擦ります。
柔らかめのワックスの方が、コルクの摩擦熱で延び易いので、あまり硬いワックスはオススメしません。
「TOKOオレンジ」は柔らか目のワックスですので、コルクで擦っただけでも、割と延びます。
次にブラッシングです。
ブラッシングは、ワイヤブラシとナイロンブラシを掛けます。
コルクの摩擦熱でワックスを延ばして、ブラッシングで綺麗にする感じです。
これだけでも、ホットワックスをかけた様に滑走面がテカテカになります。
最後にエッジの錆止めを塗ります。
エッジは直ぐに錆びますので、ワックス掛けよりもむしろこちらの方が重要だと管理人は考えています。
エッジが錆びると、もろに板の滑走が悪くなります。
ですので、滑走面よりもむしろエッジを錆びない様に気を付ける方が、大事です。
ボックス買いなら一生分持つかも・・・
管理人は元々ホットワックス用に「TOKOオレンジ」をボックス買いしたので、まだまだ在庫があります。
この塗り方に替えてからは、年30日滑ったとしても、1本も使いません。
殆ど減りませんので、管理人がスキーやっている間は、恐らくもう追加で購入する事は無いと思います。
まとめ
ホットワックスは面倒くさいし不経済
SAJの検定レベル(テニクカルプライズ・クラウンプライズであっても)では、ホットワックスは必要ない
ホットワックス用のブロックワックスを直塗りして、コルクで延ばし、ブラッシングするだけで十分