へっぽこヘタレスキーヤー&初期不良品や不具合品をつかまされることが多い運の悪い管理人です。
さて、新品で買ったID-ONE MR-Gのブレーキ幅問題ですが・・・
面倒くさいですが、仕方なく引き取りに行ってきました。
確かにブレーキは交換されていたが思ったとおりネジ穴が1本バカになっていた
さて、結果からいうと・・・
管理人の想定どおり、ネジ穴の1本がバカになっていました。
前回の記事でも記載しましたが・・・
LOOKのターンテーブルのビンディングについては・・・
板 ← ブレーキ(べースプレート) ← ビンディング
板にブレーキ(ベースプレート)を付けて
ブレーキ(ベースプレート)にビンディングを付けます。
つまりブレーキ(ベースプレート)の交換=ビンディングを板から外す・・・
ことにります。
ネジの受け側の部材が樹脂や木材で、且つ高負荷がかかる箇所です。
同じネジ穴を再利用するなんて管理人的には考えられません。
メーカー見解は問題ないとのこと
管理人はかなりの心配性なのでID-ONEにネジ穴の再利用について確認したところ・・・
一旦ビンディングを外して再度はめることは通常の作業で、
例えば、チューンナップする際もビンディングは取り外し行います。
また、他ブランドの場合、3.8mmや4.2mmのドリルで穴を空けていますが、
弊社のID oneの板の場合、ビス穴は3.6mmのドリルで穴を空け、防水液を入れます。
その為、他ブランドより保持力が強く、他のブランドの板の取付方でも問題はございませんが、ID one の場合尚更問題はございません。
また、再度はめる際にも防水液を入れて取り付けます。
メーカー回答
との回答でしたが・・・
管理人的には信じられません。
何故かというと、ネジの締め付けトルクについて、メーカーが全く指定していないからです。
指定があるのは、穴あけ用のドリル刃の太さと深さだけです。
例えば、自動車やバイク等は、サービスマニュアルに必ずボルトの締め付けトルクが指定されています。
しかし、スキーの場合は、トルクが指定されていません。
つまり職人の経験と勘ということになります。
こんなことで、毎回同じトルクで締め付けられる訳がありませんし・・・
ネジの受け側の部材の材質を考えると・・・
絶対に、外したり付けたりする度に材質は弱くなるので・・・
【一旦ビンディングを外して再度はめることは通常の作業】なんて信じられません。
もし本当に問題がないなら、経験や勘ではなく、数値的に証明して欲しいですよ。
結果的に下の動画のとおりとなりました。
引き取り後、自宅ですぐにネジの緩みがないか確認しました。
使ったドライバはかなり細いものでしかも、高トルクが掛からない様に片手で軽く回しています。
こんな細いドライバでしかも片手で回るなんて普通はあり得ません。
この細いドライバでは、両手で力いっぱいに締めてもバカにする方が、難しいくらい普通は硬いです。
こんな感じなので・・・
ほぼ確実に、ショップでの作業の際に気づいていた筈ですが・・・
どうせ分からないだろと思って、そのまま引き渡した可能性が非常に高い。
とくに、LOOKのターンテーブルの場合は、ヒールピースのネジ4本は、非常に近い場所にあるので、1本くらい緩くても、ガタ付きが分かりにくですからね・・・
まぁ、よほどのスキーマニアでない限りは、わざわざこんな事は確かめませんので・・・
そのまま滑って、もしビンディングが外れても・・・
使ってしまったという理由で、クレームを受けてくれないというのが一般的でしょうか?
前圧全然あっていない
しかも、前圧調整も全く合っていません。
かなりズレズレです。
この状態で、引き渡すのですから酷すぎます。
メーカーに問い合わせた時に・・・
**********様は正規の特約店様で、過去トラブルもない良いお店です
メーカー回答
との回答がきましたが・・・
メーカーの評価基準なんていい加減なものですよ。
スキー専門店がこんな有様ですから・・・
メーカーが板とビンディングをセットで販売して・・・
出来る限りビンディングの取り付けのリスクを避けたいのは当たり前ですね。
少子高齢化、労働生産人口の減少・・・
跡継ぎ問題・・・
いまからこんなことがどんどん増えていくのでしょう。
現実に、クルマの整備士も不足しており、車が故障しても、なかなか修理が受けられないとも聞いたことがありますので・・・
こうなると、行動は必要最小限として、なるべく何もしない方がよさそうです。
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