へっぽこヘタレスキーヤーの管理人です。
さて、なんだかんだで、滑走日数も40日となりました。
こんなに滑ったのは・・・
十数年ぶりです。
また・・・
その多くの時間をコブで費やすというシーズンでもありました。
コブコブ大好きメンバーの皆さんとお知り合いになれたのも何かの縁なのでしょう・・・
今シーズンは不整地がメインでしたので・・・
結局、マテリアルに関しては・・・
モーグル板と柔らかいブーツがメインとなりました。
折角、買った【Blizzardの板達】は、あまり出番がなかったですね。
コブ滑走がメインとなると・・・
どうしてもメタルとプレートが入った板は、不利になります。
足前が良ければなんとか滑れるのだろうとは思いますが・・・
やはり、思い・固い・・・
コブの中での軽快な操作は望めません。
その点、モーグルの板であれば、軽くて柔らかいので・・・
コブの中でも操作がしやすく扱いやすい・・・
コブを練習したいのであれば、思い切ってコブ用の板を買った方が、各段に上達が早くなると思いました。
但し、整地の性能は捨てる覚悟がいります。
整地でのカービング性能と・・・
コブでの操作性・扱い易さ・・・
は、トレードオフの関係であると認識することが大切です。
ところで・・・
最近の基礎スキーの傾向としては・・・
マテリアルの性能を・・・
アルペンレース系の板【GS・SL】の性能に相当振ってるので・・・
さらに、コブでの扱いは難しいと思えます。
管理人も含めてですが・・・
正直なところ・・・
クラウンプライズを超えるレベルの超エキスパートスキーヤーならいざ知らず・・・
一般スキーヤーがコブを練習するに当たり・・・
メタルとプレートがガチガチに入った板を使っても・・・
100害あって一利無し!
と言っても過言ではないかもしれません。
要するに・・・
基礎スキー系の板がどんどんレース系に振ったハードな板になって汎用性が無くなってきているとも言えるでしょう・・・
ですので、整地とコブは、板を分けた方が良いのかもしれません。
もしくは・・・
コブでも滑れる板で、少しサイドカーブがある板【17メートル前後】を整地で使う方が・・・
まだ弊害が少ないと思います。
自分でも、今シーズンにいろいろ買っておいて、こんな事を言うのはアレなんですが・・・
一般ゲレンデスキーでは、完全にオーバースペックですね。
例えるなら・・・
テクニックもないのに・・・
ハイパワーのレーシングカーを乗っている様なものかもしれません。
管理人もとても手に負えない、ハイスペックのスーパースポーツのバイクを所有していますが・・・
危ないことこの上ありません・・・
スキーでも同じ事が言えるでしょう・・・
クルマやバイクは、まだブレーキが付いているので、自制心で意識的にコントロール可能ですが・・・
スキーの場合は、ブレーキを掛けるにもテクニックが入ります。
何故に日本の基礎スキーがこんなにもハードなモノになってしまったのか?
甚だ疑問に思います。
これも、技術選手権なんていうガラパゴス化した訳の分からん大会があって・・・
そこで、上手いスキーヤーはハードな板を使う?
というプロパガンダ【イメージ戦略】を作り上げ・・・
毎年、高い板を売りつけたいだけなんでしょうが・・・
よくよく考えれば・・・
- 大回りならGS
- 小回りならSL
- コブならモーグル
じゃないかと思うんですよね。
だったら、レーサーを除外して・・
GS・SL・モーグルでレースでもやって・・・
トータルで最も早いタイムを出したものが優勝でいいのではないか?
と思うわけです。
なんで、基礎の大会なんてあるか分からん?
という欧米諸国の方の感覚は、当たり前といえば当たり前なんですよね。
また・・・
いわゆる基礎スキーで点数が出る滑りって・・・
もっともスキー運動において、合理的・効率的な運動からは・・・
若干、外れている気がしないでもありません。
見た目の綺麗さ?を追求するあまり・・・
多少、身体に無理な運動が要求されている気がします。
そこら辺を【基礎スキー競技としての美】
というのであれば、そうかもしれませんが・・・
それならそうで、もう少し採点基準が明確化されていて然るべきですが・・・
実のところは、結構曖昧・・・
結局、基礎スキーとはいったいなんなんでしょうか?
忘備録
- 2020-2021シーズン 滑走40目 2時間
- とりあえず今シーズンの一区切りがついた
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