選挙といえば恒例の投票事務・開票事務!これが結構心身共に結構辛い!国家公務員も都道府県職員もちょっとくらい人手を出せとマジ思う!

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080-お仕事

毎度毎度底辺地方公務員の管理人です。

さて・・・

来る10月31日は、衆議院議員選挙の解散総選挙の投票日です。

投票日は紆余曲折し・・・

当初の10月中旬との見込みから・・・

11月初旬に変更となり・・・

最終的に、10月31日となりました。

ギリギリまで日程が決まらなかったため・・・

管理人が務める役所の選挙管理委員会も会場の日程を抑える事にかなり苦労していたようです。

また、新型コロナイウイルスワクチンの接種会場の関係で、いつもの場所が使えなかったりして・・・

期日前投票所や開票所が変わったりと・・・

全く、政治家というものは、自分たちの選挙の事しか考えていません。

もう少し、選挙事務という膨大なコストに目を向けて欲しいものです。

いわゆる55年体制崩壊後の連立政権や民主党政権と自民党政権を比べてみたところで・・・

たいして、どの政党が政権を握っても、あまり変らないというのが管理人の感想です。

正直に感じるところは、日本の様な多党制では、責任の所在が不在になりやすく・・・

また、選択が多いということ自体が有権者を惑わします。

2個から1個を選ぶよりも、10個から1個を選ぶ方がはるかに難しいのですよ。

そういう意味では、2大政党で、右か左かを選択するほうが分かり易いし・・・

政策や方針の違いも、理解しやすいでしゅう。

責任の所在も明確になりますし、白黒つけやすいとも言えます。

多党制という、曖昧な政治自体が、いかにもなぁなぁな日本的体質だなとも言えます。

さて・・・

議員定数の国際比較を見てみると・・・・

人口100万人あたりで計算すると日本の議員数は、多いとは言えませんが・・・

人口規模にかなり差があるので単純比較はできません。

相対的に、人口が少ない国の方が、この数字は大き目となります。

しかし、単純に議員定数だけでみると、日本の議員数は世界的にみてもかなり多きことが分かります。

上の表は、人口の多い順に議員数を並べた表ですが・・・

日本よりも人口が多い国と比較すると・・・

最大で、2倍上多い事になります。

日本の諸所の問題・・・

少子高齢化・生産人口の現象・産業の国際競争力の低下・経済成長率が引くい・欧米諸国と比して所得が増加していない・・・等々

政治の無能を示す結果は多々あるのですが・・・

いつまでたっても、解決される又は解決に向かう傾向がありません。

地方公務員の数は、2040年には、現在の半数になると予測されていますが・・・

だったら、国会議員や地方議員の定数も半分くらいに減らしてもいいんじゃないかとも思います。

さて、話がかなりズレましたが、今回は誰も良くしらない選挙事務についてです。

これは、地方自治体の職員の方ならだれでも知っているかと思いますが・・・

おそらく、そうでない公務員を含めて、国民の殆どが知らない事実だと思います。

まず、投票所や開票所の職員は、全てその投票所がある市区町村の職員です。

期日前も含めて投票所では長時間労働が強いられているのが現実です。

例えば、最終投票日では・・・

投票時間は、午前7時から午後8時までの・・・13時間という長時間労働です。

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前後30分程度の準備や後片付けを入れると・・・

当日は14時間拘束されます。

ちなみに、休み時間は、昼飯のわずかな時間しかありません。(15分程度)

職員数が多い自治体であれば、半日交代制も可能かと思いますが・・・

そうでない自治体では、交代もなく休みも殆どなくまる1日拘束されるという過酷な勤務となります。

働き方改革やら言っている反面で、この様なブラックな勤務体制が強制されているのが事実です。

さらに、投票時間終了後の開票事務もありますので・・・

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最長では、20時間以上拘束されることになります。

はっきりいって、気が狂っているとしか思えません。

また、投票時間については、かつては、午後18時まででしたが、いつのまにか20時まで延長されていました。

確か当時のポスターでは、スキージャンプの原田氏が起用されていたと記憶しています。

こんな状態なので、選挙前後の地区町村職員の疲弊度はたまったものではありません。

各選挙区内の市区町村には、当たり前ですが・・・

市区町村の職員だけではなく、都道府県職員も国家公務員も住んでいるわけです。

これらの人的リソースをもうちょっと上手く活用できるように国が決めれば、地区町村かなり楽になると思うのですが・・・

それをやらないんですよね。

別に難しい事をやれという訳ではなく、受け付けと投票用紙の交付だけでも十分です。

中学生でもできる事務レベルです。

ちなみにですが・・・

管理人が勤務する役所の場合は、時間外手当は出ませんので、あしからず。

取れるか分からない振替処理となります。

昔は、日当として現金支給でしたが、いつのまにかそれもなくなりました。

近年は、期日前投票が充実しているので、最終日の投票時間を短くしても良いとは思うのですが・・・

政治家はやりたくないんでしょうね。

こういう面からでも国の政治家も地方の政治家も役所の職員なんて使い捨てのゴミ程度にしか思っていないのでしょう。

企業・国・地方の幹部や政治家がこんな考えだから日本が衰退するのも当たり前です。

もっともその対象に国民が入っていることも言うまでもありません。

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コメント

  1. 市民の敵 より:

    めちゃくちゃ同意です。
    選挙事務が一番苦痛です。
    そんなものに時間を割くくらいなら、自分の仕事を早く進めたいです。
    稀にいる、選挙事務をしている職員に対して辛辣な言葉を投げつける輩にもめちゃくちゃ腹が立つので、正直2度と行きたく無いです。

    • てるぞう より:

      コメントありがとうございます。
      統一地方選挙で、多くの市区町村で選挙事務に突入する時期となりました。
      大金をバラまきまくってマイナンバーカードも普及させたのですから、
      早くネット投票を実現して、選挙事務を無くして欲しいです。
      私ももちろん行きたくないのですが・・・
      選挙管理委員会に世話になった職員も多くいるので、
      断り辛く頼まれればなるべく出る様にしていますが、
      心身共に非常にキツイです。

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