連日の底辺ぶりのヘタレ公務員の管理人です。
さて、今回は、運悪く期日前の投票事務に当てられたのでグチってみます。
前回とことなり、今回は若干時間が短く4時間の拘束時間でしたが・・・
それでも、日常業務の手が止まりますので、かなりイライラしました。
また、忙しすぎる訳でもなく・・・
暇すぎる訳でもなく・・・
適度な混み具合だったのですが・・・
それでも、4時間という時間は、体感的にかなり長く感じ疲れました。
さて・・・
本日の人員構成ですが・・・
- 案内係
- 受け付け係
- 名簿対象係
- 小選挙区投票用紙交付係
- 比例代表投票用紙交付係
- 国民審査投票用紙交付係
- 管理人
- 職務代理者
- 立会人:2名
の合計10名です。
これが、最終投票日になれば・・・
全国の自治体で、それほど数えきれない程の投票所がある訳ですから・・・
いったい、どれだけ途方もない人的資源が投入されているのか想像もつきません。
投票率が低いからと・・・
投票時間を延ばし(18時前から20時まで)
期日前投票制度を作り・・・
等など、無駄に人的資源を消費する施策ばかり国は打ち出していますが・・・
そもそも投票率が低いのは、政治の所為だと個人的に思います。
真面目に投票することによって、なんらかの変化の可能性が感じられる世の中であれば・・・
国民は、もっと選挙の重要性を考え、進んで投票に行くと思いますが・・・
現実的にそんなことは無く・・・
せいぜい一部の組織票を持つ大企業等のある意味での圧力団体の要望しか叶わない世の中です。
こんな世の中で、だれが真面目に選挙や政治を考えるでしょうか?
投票率が低いのは、多くの国民が諦めの境地に立っている故でしょう・・・
国も政治家ももちろんその点は、分かっていると思うのですが、分かっていても何もしない。
変化を良しとせず、既得権益に縋りつくわけですね。
まだ、実害が無ければ、何も思いませんが・・・
選挙のたびに、長時間拘束され、やりたくもない仕事を強制される。
金も貰えず・・・
タダ働きみたいな扱い・・・
選挙という制度自体がブラックな働き方を自治体職員に強制している訳であります。
こんな時間と労働力のムダな選挙事務は、早々になんとかしてほしいものです。
自治体によっては、市区町村選挙や議会議員選挙とかぶり2週連続なんてところもある様です。
こんな時間と労働力のムダとも思える事務を2週連続もやらされたら、それこそ死人が出てもおかしくありません。
また・・・
選挙にはつきもののヒューマンエラーとし・・・
- 投票用紙の持ちかえり
- 2重交付
- 故意悪意を問わないなりすまし
などが必ず発生します。
旧態依然の投票事務のやり方を昭和の前から引きずって同じ様にやっているから、こんな腐ったヒューマンエラーもいつまでたっても無くなりません。
ちなみにですが・・・
投票は身分確認はしません・・・
入場券を持っていなくても、その場で用紙を記入すれば、投票できます。
免許証等で本人確認もしません。
ですので、なりすましなんて、実際はやりたい放題です。
よくあるのが、家族の入場券を持ってきてそのまま投票してしまうということですね。
性別と年齢が近しければ、顔を知っている人でもいない限りは、誰も分かりませんのでそのままスルーです。
また、入場券が無くても投票ができますので・・・
住所・氏名・生年月日が分かれば、性別と年齢が近しければ、なりすましなんてやりたい放題です。
令和の時代になっても、現実はこんな杜撰な選挙のやり方がずっと続けられているわけです。
これが何故、これまで問題にならないのか不思議でなりません。
制度の不備を直そうとしないのは如何なものかと思いますが・・・
見えない力で揉み消されているのでしょうか?
かとって、投票所でいちいち身分を免許証等で確認しろと言われても、現実的に無理があります。
であるならば、やはりネットからの電子投票を早急に導入すできでしょう。
まぁ、たとえネット電子投票が導入されたとしても、なりますましが無くなる訳ではありませんが・・・
投票事務に多くの無駄な人的資源が投入されることは防止できますので・・・
事務の効率化にはなるでしょう。
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