公務員のクセに全く政治に関心がない不真面目な管理人です。
さて、ここ1年の菅首相が今年度の総裁選に不出馬を表明したとのことで・・・
政治に無関心な管理人でも多少は、気になるところがあり珍しく今の政局について考えてみることにしました。
前安倍首相が体調不良を理由に辞任したのが8月28日です。
その時点での日本のコロナ感染者数は、今と比べるべくもなく少ない数字でしたが・・・
世界的には、拡大傾向でありました。
オリンピックは1年延期となり・・・
コロナ対策やオリンピックの開催がどうなるか不明確な状態・・・
日本の国民性(完璧を求めすぎる)を考えると・・・
コロナ対策については【何をやってもやならくても】国民からの非難が予測されます。
東日本大震災時が良い例で時の民主党政権の支持率は急降下となったと記憶しています。
そもそも日本という国の危機管理意識は低いので、どの政党が政権を取ろうが、結果は同じなんですよね。
今回のコロナも言ってみれば、大災害と同じです。
非常時の危機管理対策が問われるのですが、それがまともに機能する国ではありません。
ということで、ちょっと頭の良い方であれば、1年後の今日の状況を予測することは難しい事では無かったのではないかと思います。
と・・・するならば・・・
厳しい状況の中で、矢面に立つのは得策ではありません。
ズタボロに叩きのめされる前に、ある程度の有終の美をもって、前線から退くというのも・・・
賢い選択だったのではないでしょうか。
と感じます。
さて、次の菅政権は、こらの解決困難な難問を引きついで、矢面に立つことになったわけですが・・・
どう考えても貧乏クジだったのではないかと思えてなりません。
イチバンの不確定要素は、コロナがどうなるかでしたが・・・
恐らく管理人的には、オリンピックやGOTOキャンペーンの有無に問わず、感染者は増加したと考えていますので、何をやってもやらなくても、今の結果になっていたでしょう。
感染防止対策を本気でやるならば、軍隊を使ってでも行動制限をする必要がありますし、実際にやっている国もありますが・・・
【権利意識だけがムダに高い】日本では到底そこまでできる訳がありません。
ということは、そもそも感染拡大を防止できる術なんて日本にはないことになります。
つまり、この1年誰が首相をやっても結果は変わらなかったという事です。
あとは、どうやって衆議院選挙で受けるダメージを少なくするといことになるのですが・・・
ズダボロになった菅政権では、到底衆議院選挙のダメージを最小にすることはできないでしょう。
といことで、総裁を交代することにより【期待値をもって】衆議院選挙のダメージを軽減するしか方策が無いという事になります。
いずれにしても、現政権与党の議席は減ることは確実でしょう。
衆議院選挙は、政権与党が勝てるタイミングで、解散というカードを切るのが常ですが・・・
今回は、衆議院議員の任期が2021年10月21日ですので、解散してもしなくても、選挙は確実です。
自民党にとっては、タイミングが悪すぎるという思いしかないでしょう。
さて、今後の政局ですが・・・
頭の悪い管理人には全く予測が付きませんが・・・
1993年に55年体制が崩壊した【細川連立政権】の再来となり・・・
その後、紆余曲折を経て自民党が与党に復帰という歴史の繰り返しになるの・・・
かも・・・しれません。
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