神奈川県庁・青森県弘前市・沖縄県宜野湾市など・・・
本年度も安定の?自治体からの情報漏洩がありました。
昔の紙作業の時代と異なり、現代は全ての情報が電子化されデーターベースという形式で保存されています。
パソコン一台あれば、ものの数分・・・いや数秒で、全ての情報を抜くこともいとも簡単にできる時代です・・・
それが誰にでもできるのです・・・
自動車には免許制度があります
自動車には免許制度があります・・・
免許を取得しないと自動車を運転する事ができません・・・
これは何故でしょうか?
勿論、自動車はその運転を一つ間違えれば、人命を失うような事故を起こす可能性があるという危険がある為です。
その為、一定以上の知識・技術を習得し、そのレベルを判断する為に免許制度がある訳です。
別の切り口では、医師免許も同じです。
適切な医学知識・医薬知識・診断能力・技術が無いと人の命を預かる事ができないということで、医師免許制度がる訳です。
では個人情報はどうでしょうか?
ネットの社会に一たび何らかの情報が発信されれば、それを消し去ることは不可能です。
この世界が滅びでもしない限りは、ほぼ半永久的に残る事となるでしょう・・・
また、人間というのは恐ろしい生き物です・・・
理性よりも感情が優先されます。
ネットに流れた情報一つで、その人の人生が狂うこともいとも簡単に起こり得ます。
しかし、この個人情報の取り扱いに関しては全く免許制度がありません・・・
インターネットリテラシー・情報リテラシーが低くても大量の個人情報にアクセスできる社会が現代
適切なインターネットリテラシーや情報リテラシーが低くても大量の個人情報に簡単にアクセスできてしまうのが現代社会です。
組織は、ISMSやプライバーマークを取得して個人情報や情報セキュリティーにして対応している事をアピールしますが・・・
実際にその組織に所属する全ての人間が、適切なインターネットリテラシーや情報リテラシーを持っているという事が担保される訳ではありません。
殆どの情報漏洩事件が、内部犯行である事から、それは明らかなのです。
地方の役所なんて、その最たるものだと思います。
パソコンの扱いもままならない様な職員が、平気で大量の個人情報にアクセスできる訳です。
そこには、情報リテラシーもインターネットリテラシーもほぼ皆無です。
ですので、情報漏洩事件がいとも簡単に起こる訳です。
情報漏洩はその人の人生を狂わせる事も有り得る
仮にデマ情報であったとしても、一端インターネット上に送信されてしまえば、瞬く間にそれが広がってしまいます。
完全に消去する事は現実には不可能ですし、それが元で、その人の人生が狂うことも、もしかすればそれを苦に命を落とすことも有り得る訳です。
要するに、直接的ではないにしても、人の命を奪う可能性もあるということです。
一定以上の情報にアクセスする為の公的免許制度がそろそろあってもいいと思う
社会的混乱があると思うので、いま直ぐには無理だとは思いますが、そろそろ一定上の情報にアクセスする為の公的免許制度があっても良いかと思います。
資格を持つ者のみが、その責任感を持って、情報を扱う!
逆にその資格がない者(一定上の情報リテラシー・インターネットリテラシーが無い者)は、情報を扱うことができないようにする。
これがいいと思います。
何も難しい資格にする必要はありません。
運転免許だって誰でも簡単に取れる訳ですから、その程度の難易度で構いません。
少なくとも、一定上の教育を受けて、適切な知識・技術を得てから情報を扱う・・・
これが適切な方法ではないかと思います。
まとめ
情報漏洩事件は情報リテラシー・インターネットリテラシーの不足から発生している
そろそろ大量の個人情報にアクセスする為の公的免許制度があってもいいと思う。
一定以上の情報リテラシー・インターネットリテラシーを持たない者は個人情報を扱う資格は無い
コメント