Windows SandboxとVmware-Playerは同居できない!Device/Credential Guard が有効な状態のエラーが出てVMが起動できない場合の対処方法!

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037-PCスマホ等

管理人は、【Vmware-Player】を使って、WindowsPC内に、仮想でゲストOSを使う場合があります。

フリーOSを立ち上げて、サーバー環境を構築したりする場合に重宝します。

Vmware-Playerで仮想環境を構築するにはこちらの記事を

また、特にフリーウエアのソフトを試す場合にもよく仮想で立てた【WindowsOS】を利用します。

仮想環境はいろいろ試すのに便利

特にインストーラー形式のフリーウエアの場合には、インストールの際に、Windows内で、レジストリの変更やゴミが溜まったりする可能性があるので、本番環境では、あまり試したくありません。

こういう場合に、仮想環境であれば、万が一不具合が発生したとしても、本番環境には全く影響がでませんので、安心です。

管理人の場合によくやる検証方法は次のとおりです。

  • 仮想環境でインストーラー形式のフリーウエアをインストール
  • 使い勝手を確認
  • 使い勝手が良ければ
  • 仮想環境でのインストールフォルダを本番環境にコピーする
  • インストールフォルダ内のEXE実行でソフトウエアが動けばそのまま使用する
  • インストールフォルダ内のEXE実行だけではソフトウエアが動かない場合は、改めて本番環境にインストールするか再検討する

という具合です・・・

仮想環境で、展開されたインストールフォルダを本番環境にコピーするだけで起動するソフトウエアであれば、本番環境に影響がでませんので、こういうソフトウエアがいちばん好みです。

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Windows SandBoxでも試せる

Windows10には、【WindowsSandBox】という機能があります・・・

これも仮想環境の一種ですが、起動する為に、初期状態に戻る為、どのような変更を加えても、変更は保存されず、再起移動時には初回起動時にもどるというものです。

サンドボックスとは、そのままずばり砂場という意味ですが、コンピュータ用語では、外部と隔離された環境であり、外部に影響を及ぼさない仕組みのことをいいます。

フリーウエアソフトの検証ぐらいであれば、こっちの方が使いやすいかも・・・

と思い、さっそく起動してみました。

起動するには、次のとおりWindowsの機能の追加をする必要があります。

Windowsの起動の追加で、【サンドボックス】を追加して、再起動すると・・・

【WindowsSandbox】が使える様になります。

少し使ってみましたが・・・

フリーソフトウエアの検証ぐらい程度であれば、わざわざ仮想環境を構築する必要もないので、こちらの方が簡単でした。

しかし、変更が保存されませんので、長期的な検証やサーバー構築等には利用できません・・・

サンドボックス機能を追加したらVMwarePlayerが動かなくなった

さて、ひとおりサンドボックスも試したので、状況に応じて・・・

サンドボックスとVMwarePlayerを使い分けようと思ったのですが・・・

サンドボックスを有効にした状態で【VMwarePlayer】の仮想OSを起動しようとするとエラーが出て使えなくなってしまいました。

エラーメッセージは次のとおりです。

Hyper-V または Device/Credential Guard が有効な状態で VMware Player を実行するのに必要な最小要件をホストが満たしていません。

詳細については、https://kb.vmware.com/kb/76918 で VMware ナレッジベースの記事 KB76918 を参照してください。

VMwarePlayerから

エラーメッセージをそのままに解釈すると

【VMwarePlayer】と【Hyper-V・Device/Credential Guard】は、共存できないとう事になります・・・

ということで・・・

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元にもどずべくまず・・・

【Windowsサンドボックス】機能を削除します。

次に、【Hyper-V・Device/Credential Guard】を無効化します。

【Windowsキー+R】で、ファイル名指定で、【gpedit.msc<ローカルグループポリシエディタ>】を起動します。

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次の下の様に階層を移動し、【仮想化ベースのセキュリティを有効にする】を無効します。

  • コンピュータの管理
  • 管理用テンプレート
  • システム
  • Device/Guard
  • 仮想化ベースのセキュリティを有効にする → 無効に変更

最後に、コマンドプロンプトで【HyperVisor】を無効化します。

コマンドプロンプトは、管理者権限で起動してください。

コマンドプロンプトで次のとおり入力します。

bcdedit /set hypervisorlaunchtype off

この後、最後にPCを再起して、無事に、【VMwarePlayer】の利用を再開することができました。

なお、再度【Windowsサンドボックス】を使う場合には、【HyperVisor】を有効化する必要があるので・・・

同じ様にコマンドブロンプトで・・・

次の様に入力する必要があります・・・

bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto

暫く経って忘れない様に気を付けておきましょう・・・・

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