音の違いが分からない鈍感極まりないヘタレな管理人です。
さて、なんとか壊れた【PIONEER・VSA-LX70】の代わりに新規購入した【YAMAHA・RX-V6A】を設置し、ドルビーアトモスが収録されているブルーレイを視聴したので、感想を掲載します。
スピーカー構成は次のとおりです。
- フロント・DALI ZENSOR1 廃番
- センター・DENON SC-C55G 廃番
- サラウンド・DALI ZENSOR1 廃番
- イネーブルド・DENON SC-EN10
- ウーハー・SONY SA-W3000 廃番
所謂5.2.1CH構成です。
フロントプレゼンススピーカーを壁や天井に設置できませんので・・・
天井で音を反響させて上から聞こえる様にする・・・
イネーブルドスピーカーを設置した訳であります。
さて、まずドルビーアトモスについてですが・・・
通常のサラウンド(5.1CH等)では、前後左右の音を中心としています。
ドルビーアトモスでは、そこに頭上方向や高さ方向の音情報が追加され、例えばヘリコプターが頭上を飛び去るように移動する効果音や、雨が上から降ってくる音などが上から聞こえる・・・
というシロモノです。
要するに、上からも音が聞こえるという訳ですね。
当然ですが・・・
上から音が聞こえるわけですので・・・
本来であれば、壁の上の方や、天井にスピーカーを設置するわけですが・・・
なかなかそれができない場合に・・・
スピーカーが上向きのイネーブルドスピーカーをフロントスピーカーの上に設置して・・・
その音が天井に反響して上から聞こえている様にする訳です。
管理人も壁や天井にスピーカーを設置できなかったので、イネーブルドスピーカーを設置した訳ですが・・・
ぶっちゃけ実際にドルビーアトモスの音源を聞いてみましたが・・・
上からは音は聞こえませんでした。
当たり前のことですが、音の反響を利用するということは・・・
そもそも部屋の天井自体がそういう設計になっていないと意味がないという事だと思います。
もしかしたら反響しているのかもしれませんが・・・
スピーカーが上を向いていても・・・
反響する音よりもスピーカー自体から聞こえる音の方が早く聞こえてしまいます。
つまり、前から先に聞こえてしまう訳ですね。
もう少し上手くセッティングすれば、上から聞こえる様になるのかもしれませんが・・・
それだったら、スピーカー自体をなんとか壁や天井に設置した方が手っ取り早いような気がします。
これは、管理人の知識不足と技量不足に起因すると思いますが・・・
一般の方が手軽にドルビーアトモスの環境を手に入れるには・・・
なんとか工夫して、壁の上の方や天井にスピーカーを設置した方が間違いが無いでしょう。
ということで、管理人もフロントスピーカーの上に設置したイネーブルドスピーカーをなんとか壁に設置できないか検討しようかと考えています。
ただ、スピーカーの形状を見てみると・・・
仮に壁に付けるとすると・・・
スピーカーを正面に向ける必要があるので、底面を壁に向ける事になります。
そうすると配線が天井側に出る事になりますので、スピーカーケーブルの取り回しがちょっと難しいですね。
天井に穴を開けられるなら天井側に配線がある方が都合が良いのですが・・・
天井に穴をあけられても壁の中をとおすことはできませんので・・・
下に垂らすしかありません。
しかし、下に垂らすとなるとスピーカーの上から取りまわすことになるので・・・
ケーブルガイド等を付けた方が良いと思います。
また、スピーカー自体に壁に掛けられるような穴も開いてませんので、どうやって壁に取り付けるか悩みどころです。
いっそのこと壁に棚を付けて、そこに乗っけた方が良いかもしれません。
いずにしてもドルビーアトモスを楽しむには・・・
素直に壁の上の方、又は天井にスピーカーを付けた方が良さそうです。
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