年末年始の正月休みに組み立てようと、取っておいたキットですが、「RG RX78-2」にある意味衝撃(悪い意味で・・・)を受けたので、最新のRGキットの出来を確かめたくて仕方なくなり、組み立てを開始しました。
パーツは1/144ですので、流石に細かいですが、「RX-78-2 ファーストガンダム」と比べると、設定上の全高が「5m」程違うので、まだマシかなという感じでした。
パーツ数はやはり多くMG並みか・・・
正確にパーツ数を数えた訳ではないですが、「MG Hi-νガンダム Ver.Ka」を組み立てた時と比べると、若干少ない程度で、ほぼMG並みのパーツ数でしょう。
最近やっているパーツを全て切り出してから組み立てる方法です。
パーツ数は、ケース1個では収まらず、2個使いました。
ボリューム的には、MG ストライクフリダーム Ver.2.0と同程度の容量でしょうか。
MG ストライクフリダーム Ver.2.0のレビュー記事はこちら!
いつの間にかパーツを無くした・・・
気を付けて、切り出してケースに入れていたつもりでしたが・・・
気が付いたら、ビームサーベルの下側の短い方がどっかに行ってしまっていました。
「ガンプラあるある」なのですが、細かい部品は特にニッパーで切り出した際に飛んで行って行方不明になる事が案外あります・・・
ですので、最新の注意を払いながらパーツを切り出し、もし飛んでいっても周囲を整理整頓して、探しやすくしておく必要があります。
今回無くしたこのパーツは、パーツを切り出しゲート処理をして、ケースに入れた所までは、記憶に残っているのですが、いつの間にか無くなっていました。
2時間程、周辺を探しましたが出てきません・・・
諦めて、無くしたパーツを注文をしようかとも考えましたが、管理人はビームサーベルを持たせて飾る事はありませんので、悩みどころです・・・
しかし、パーツを無くした時の絶望感は、ハンパないです・・・
大袈裟ですが「一気にやる気が失せて人生の全てが嫌になってくる」くらいです・・・
ただ・・・まだマシだったのは、武器パーツの一部で、無くても組み立てに支障が無かったことです。
パーツの切り出しとゲート処理に掛かった時間は・・・?
意気消沈でしたが、とりあえずパーツの切り出しとゲート処理を続けました。
このキットは、クサビ型ゲートとアンダーゲートが多様されているので、比較的ゲート処理は楽なキットでした。
上手く行けば、ニッパーの2度切りだけで、ゲート処理が綺麗にできる事もあります。
もっと良いニッパーであれば、ニッパーだけで上手く切り出すことが出来たかもしれません。
兎に角、デザインナイフでの仕上げの処理を減らす事ができたので、思いのほかパーツの切り出しとゲート処理は捗ったように感じました・・・
しかし、人間の感覚なんていい加減なものです。
捗ったように感じていましたが、実際は5時間くらい掛かっていました。
管理人の場合のMG並みの所要時間です。
フィンファンネルは、同じパーツを6個から12個も切り出してゲート処理をする必要があります・・・
これは、「MG Hi-νダンダム」の時も苦労しましたが、正に苦行でした。
無くしたパーツが出てきた・・・
最後の最後と思い、もう一度だけ無くしたパーツを探したら、なぜか工具箱の中から出てきました・・・
もしかしたら別のパーツを切り出してケースに入れた際に、指にでもくっついて、そのまま工具箱に手を伸ばした時に工具箱の中に落ちたのかもしれません。
とりあえず、出てきたので一安心です・・・
しかし、一生懸命に別の場所を探していましたが、その約2時間が徒労だったと思うと辟易します・・・
製作2日目:2019/12/12
本日は、武装と内臓フレームを作成しました。
一度フレームだけ先行して作ってみたかったので、やってみました。
本日の作業時間は、3時間程度です。
デカール貼りも墨入れもしないと割と作業も捗ります。
手こずると思ったフィンファンネルも案外サクサク組めました。
やはりパーツを切り出しておくと、組み立ては楽です。
さて、フレームだけ先に組み立てたのは、フレームだけで遊んで見たかったからです。
間接はかなり動きます。
肘と膝は、ほぼ180度まで曲がります。
肩は、アーマーを付けていなければ、真上まで上がります。
足の前後のスイングも90度以上、開脚は180度です。
外装を付けて居なければ、干渉する所まで、動くといった感じです。
強度的にも丁寧に扱えば、怖そうな感じはしません。
バーニアパーツ等の一部は、ポロリとはまでは行きませんが、取れやすいので紛失を避ける為には、接着した方が無難です。
アンテナも取れやすいので、接着した方が良いです。
後は、外装を付けてみて、どんな感じになるかといった所です。
この状態では、各関節の保持力もしっかりしており、「RG RX-78-2」の様にストレスを感じることはありません。
唯一心配なのは、「RG サザビー」の様に、肩関節の根元の強度ですね。
MGの肩関節の根元もそうですが、引き出し式の関節になっているため、根元の軸が「肘関節や膝関節の様に両側から挟み込んで保持(2点留め)するものでなはく、1点留めのもの」であるため、どうしても強度に不安がでます。
旧キット(例えば:1/100 νガンダム)の様に、強度的に不安な部分は金属パーツ(ダイキャスト)を使っても良いと思うのですが・・・
最近のガンプラで、ダイキャストパーツを使っているものは、ありません。
まだ完成していませんが、今のところかなり満足感が高いキットです。
製作3日目:2019/12/13
製作3日目に突入しました。
本日は、外装の取付、墨入れ、デカール貼りと5時間の作業を実施し完成しました。
無塗装に、墨入れとデカール貼りのみで、このクオリティーです。
素晴らしいの一言に尽きます。
流石、2019年時点でのバンダイの技術を注ぎ込んだ渾身のキットだけの事はあります。
管理人は、タミヤのエナメル流し込みタイプの墨入れ塗料を使っているのですが、何か所かパーツが割れました。
エナメル溶剤は、PS(ポリスチロール)樹脂を脆くするのですが、小さくて負荷が掛かるパーツは特に割れやすくなります。
上腕(人間でいうところの上腕二頭筋の部分)の外装パーツが両腕とも墨入れした途端に割れましたので、今後墨入れは別の物を使うか変更も検討します。
外装を付けると、流石に干渉する部分も出てきますので、可動範囲は制限されますが、ポージングは特に問題なく決まります。
個体差かもしれませんが、外装パーツを付けると、腕のロール軸が固くなり、そこを動かした際に、他のパーツに負荷が掛かりそうだったので、「ワセリン」を塗って調整しました。
その他の関節は、適度な渋みがあって、ちょうど良い感じです。
「RG 1/144 RX78-2」と比べると雲泥の差です。
フィンファンネルをフルに装備させても、自立できますし言う事無しです。
さらに武器持ち手が可動指ではなく、固定握りであり保持性も良いのもグッドです。
間違いなく自身を持ってオススメできるキットです。
写真追加:2019/12/14
外装取付後の可動範囲の確認をしました。
フレーム状態とほぼ遜色ない可動範囲が確保されています。
但し、関節が渋めの部分もあるので、動かす際には「できる限り動かす関節を持って丁寧に扱ってください」
雑に扱うと、「他の関節に負荷が掛かり破損する可能性があります」
「アクションフィギュアの様にガシガシ動かして遊べない」というのが「ガンプラ(RG・MG)の限界」でしょうか。
最後の写真は、管理人の「νガンダムコレクション」です。
RGと食玩のマイクロウォーズとGフレームを並べてみました。
その内に別記事で掲載しますが、少々お高いですが「Gフレーム」はかなり良い出来です。
まとめ
RG νダンダムは、2019年最高傑作のキットの1つ!
可動範囲はアクションフィギュア並み!
関節の保持力・強度も申し分なし!
無塗装で、エナメル系の墨入れは、パーツが脆くなるので注意!
機体紹介
在来機種ではネオ・ジオン軍に対抗しきれないことから、ロンド・ベル隊の要請を受けた地球連邦軍が発注した機体。
ブライト・ノアが宇宙に上がる際の手土産という形で、地球連邦政府が置かれているチベットのラサから開発資金を捻出させた。
製造は、補給関係の重鎮であるジョン・バウアーからの紹介でアナハイム・エレクトロニクス社のフォン・ブラウン工場で行った。
U.C.0093年ロールアウト。
アナハイム社の組立工場では、Ζガンダム製造当時の基本設計があったために製造設備の半分以上は流用可能でった。
アムロが初めてアナハイム社に視察に訪れた際、νガンダムの製造準備がかなり進んでいたのは、ブライトとラサで指揮をとったバウアーの力であった。
アムロの提案をどの程度組み込むかというレベルでかなりの討論があった、まったく新しいタイプのMSモビルスーツを製造するのではなかったため、実質3か月という短期間で完成に漕ぎつけた。
「敵の脳波をサイコミュで強化し受信すればこちらの対応が早くなる」というアムロのアイデアにより、コックピット・シート後方にサイコミュ受信パックとインコムを備えている。
サイコフレームはアムロが提案した「敵の脳波をサイコミュで強化し、受信することで対応を早める」アイデアをヒントとし、材料開発部門が「フレームのなかに同じ性能を持つものを内蔵した」とオクトバーの口頭によって説明される。
「金属粒子並の大きさのコンピューター・チップがフレームに封じ込められている」ということで、オクトバーがアムロとチェーンに見せた図面では搭載されている箇所を赤く点滅させており、それはコックピット周辺のフレームのみだった。
また、この技術は材料開発部門から流れてきたとのことで、オクトバーもこの技術の出自を把握しておらず、それもあってチェーンは「部隊に帰ってからもフレームのテストをおこないたい」と提案する。
後にオクトバーの手紙によりネオ・ジオンから流出した技術であることがチェーンに伝えられる。アクシズでの最終決戦において、シャアは本機に採用されたサイコフレームの技術をわざと連邦側に流したことを語っている。
ν GUNDAM | |
---|---|
型式番号 | RX-93 |
全高 | 23.0m / 24.2m |
頭頂高 | 22m |
本体重量 | 27.9t |
全備重量 | 63.0t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
出力 | 2,980kW |
推力 |
18,300kg×4 12,300kg×2 総推力:97,800kg |
センサー 有効半径 | 21,300m |
武装 |
ビーム・ライフル グレネードランチャー ビーム・サーベル×2 バルカン砲×2 ニュー・ハイパー・バズーカ シールド (ビーム・キャノン、ミサイル×4) フィン・ファンネル×6 |
搭乗者 | アムロ・レイ |
その他 | アポジモーター×26 |
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