「RG νガンダム」のキットの出来があまりにも良かったため、ついでもこちらも組み上げることにしました。
ランナー数は、νガンダムと同じくらいですが、外装パーツの大きさがνガンダムと比べて大きいので、部品も多く見えます。
部品点数は、正確に数えていませんが、恐らく「RG νガンダム」とさほど変わらないでしょう・・・
今回も、パーツを全て切り出しゲート処理してから組み立てる予定です。
しかし、今回は・・・組み上げる前に一手間加える必要があります。
肩関節(引き出し式)の根元が折れやすいという情報あり・・・
インターネット上には、肩関節(引き出し式)の根元が折れやすいという情報がありました。
嵌め込みもかなり渋くて、一度嵌めるとなかなか外れずに、無理して外そうとすると根元が折れる様です。
パーツを見てみましょう・・・
これが折れると、腕が付かなくなるので、アウトです!
折ってしまった場合は、真鍮線等を使って補修します。
折れやすいという情報が、事前に分かっていたので、組み立てる前に対策を実施します。
管理人も、真鍮線を差し込んで、瞬間接着剤を流し込み補強する予定でしたが、意外にダボ穴が太くて、手持ちの1ミリ真鍮線では、ガバガバでした。
真鍮線を使う場合は、太さ1.8ミリくらいの物が必要です。
わざわざ、真鍮線だけを買いに外出する気も出なかったので、ランナーで丁度良い太さの部分が無いかと探すと、肩関節のパーツが付いているランナーで、丁度良い太さの物がありました。
写真の赤丸の部分のランナーがピッタリです。
しかも、パーツと同色でしたので、あまり目立たいのも良いです。
上側(穴側)からは、ダボ穴を大きくしない様に、細めのピンバイスで穴を開け貫通させます。
貫通した穴(下側)から2ミリのピンバイス貫通した穴を少しだけ拡張します。
ダボ穴を削らない様に注意します。
瞬間接着剤を多めに流し込んで、切り取ったランナーを差し込みます。
瞬間接着剤が乾いたら、余計な部分をカットすれば補強終了です。
ランナーを差し込む場合は、強度を出す為に裏面を貫通させます。
本来は、真鍮線の方が強度が出ますので、真鍮線を用意できる場合は、そっちを使いましょう。
上側、下側ではみ出たランナーは、綺麗にカットしてください。
特に上側は、綺麗にカット(削って)して、高さをキッチリ合わせておかないと最後に、外装パーツが干渉して組み上げられませんので注意!
肩関節は、全体的に渋めですので、負荷が掛からない様に、適宜ワセリンを塗って調整したほうが無難です。
今日中に、パーツの切り出しとゲート処理を終わらせられるかと思いましたが、ムリでした。
改修時間含めて、4時間程でしたので、あと1~2時間は掛かりそうです。
パーツの切り出しとゲート処理は、感覚的には「νガンダム」の方がやり易かったイメージです。
アンダーゲートが「νガンダム」よりも少ない様に感じましたので、それが影響していると思われます。
製作2日目:2019/12/16
製作2日目です。
本日はまず、残りのランナー5枚の切り出しとゲート処理をしました。
ケースをほぼ2個近くまで使ったので、最近作ったキットの中ではパーツが多いほうでした。
「MGフリーダムガダムVer.2.0」よりもパーツは多いです。
価格は、税込みで4,000円程度でしたので、よく考えると 「MGフリーダムガダムVer.2.0」 よりも高価です。
パーツが多くても当たり前です。
内部フレームを組み上げると、次の様になります。
最近恒例の可動範囲チェックです。
「RG νガンダム」よりも少し古いキットになりますが、よく動きます。
肘は180度
膝は180度
股関節のスイングは90度以上(干渉するまで)
腕は真上まで上がる
良く動きます。
肩関節・肘関節・股関節・膝関節の全てにワセリンを塗って、渋さを調整しました。
かなり動かしやすくなりましたので、動かした時に、負荷が掛かり折れるという事は、避けられそうです。
補強した、肩関節の根元の強度も問題なさそうです。
但し、やはり頑丈とは言えないので、動かす際は、できるだけ丁寧に扱いましょう。
後は、外装を取り付けるとどれだけ干渉して、動きに制限が出るかです。
製作3日目:2019/12/17
本日は、外装の取付・デカール貼・墨入れを実施しました。
作業時間は6時間です。
デカールが多くて思いの他時間が掛かりました。
数が多くて、最後の方がデカールが余り、貼る場所を探すのに時間が掛かったという感じです。
外装を取付けても、かなり動きます。
フレーム状態では特に問題ありませんでしたが、関節の渋いところに塗ったワセリンが効きすぎて、フレームを付けると重さに負けるのか、各関節の補助力が甘く、安定しませんでした。
ワセリンで調整するときは、注意してください。
あと個体差かもしれませんが、足の先が抜けやすいです。
またフロントとサイドのスカートも若干ポロリし易いですね。
軸が細いので、嵌りが弱いのでしょうが、ここら辺は緩くなっても抜けないような、構造(塗装には不都合かもしれませんが、フレキシブルソケットの様な構造)にしてもらえると有り難いです。
しかし、圧倒的な存在感です!
同じ「RG νガンダム」と並べても、一回りくらいボリューム感が違います。
横に並べると「MG RX78-2」と殆ど変わりない高さであり、さらにボリューミーといった感じです。
キットの出来は秀逸の一言です。
管理人的には動きすぎて、逆にポージングが決まりません。
足裏も4箇所(踵・踝・土踏まず・爪先)も可動軸があるのですが、普通に立たせようと思っても、いろいろ動きすぎて、安定しません。
これは「RG RZ-78-2」とも同じ症状です。
飾る場合は、スタンド必須かもしれません。
最後の写真に写っている両端は、食玩の「Gフレーム」の「RX-78-2」と「RX-93」ですが、こちらはディテールはイマイチですが「可動範囲・安定度」とも抜群です。
まとめ
RG νダンダムはの双璧となる最高傑作のキットの1つ!
肩関節の根元はあらかじめ補強しておいた方が安心!
補強は、キットのランナーと瞬間接着剤でも可能!
1.8ミリの真鍮線があればよりベター!
肩関節・肘関節・股関節・膝関節等は渋めなので、適宜ワセリンを塗って調整しておくと破損を防止できる!
間接は渋めだが、ワセリンの塗りすぎ注意!(外装を付けると関節の保持力が足りなくなるかも・・・)
飾る時は、スタンドを別途購入した方が良い!
機体紹介
新生ネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルの搭乗機。
基礎設計はハマーンカーン時代の旧ネオ・ジオン軍ニュータイプ研究機関が担当している。
ネオ・ジオンでは、製造と実験用の施設が不足していたことから、旧ジオン公国と縁の深いアナハイム・エレクトロニクス社のグラナダ工場に製造が委託された。
当初はギラ・ドーガをベースとしたヤクト・ドーガでの開発が進められていたが、基礎骨格であるムーバブル・フレームのサイズがサイコミュ機器を内装するのに不足していたため、サザビーが新規に開発される事となった。
内部構造の一部にはヤクト・ドーガにも採用されたサイコ・フレームを配置し、高い追従性を得ている。
サイコ・フレームは機体の軽量化とにも寄与し、軽量かつ高強度の新ガンダリウム系装甲の採用と相まって、各部に推進器を増設可能なほどのスペースの余裕も生まれてた。
バックパックのスラスターは3基で初期型のリック・ドム1機分に相当する推進力を発生し、下段左右に接続された2基のプロペラント・タンクによって最大戦闘出力時間が90秒以上延長されている。
四肢の完成度も高く、素手での格闘戦も想定されている。
ネオ・ジオン総帥がみずから搭乗する機体であることから、脚部は余分な機能を排した耐久性重視の構造となっている。
コクピットは頭部に内蔵されており、脱出用の分離機能と推進用アポジモーターによって、被撃墜時の早急な戦線離脱が可能となっている。
メインカメラはモノアイを採用している。
ジェネレーターは内蔵型メガ粒子砲の稼働に対応した高出力型を採用しており、分類上は高火力型の第4世代MSに相当する。
機体色は当初よりシャアの搭乗を想定していたために赤を基調とした赤系統で塗装されている。
機動力や運動性を重視したνガンダムと比較した場合、サザビーは攻撃力を重視した対照的な機体となっている。
サザビー | |
---|---|
型式番号 | MSN-04 |
全高 | 25.6m |
頭頂高 | 23.0m |
本体重量 | 30.5t |
全備重量 | 71.2t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
出力 | 3,960kW |
推力 |
13,300kg×2 14,000kg×2 9,800kg×8 総推力:133,000kg |
センサー 有効半径 |
22,600m |
武装 |
ビーム・ショット・ライフル ビーム・トマホーク ビーム・サーベル×2 ミサイル×3 ファンネル×6 メガ粒子砲 |
その他 | アポジモーター×28 |
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