へっぽこヘタレシステム管理者の管理人です。
管理人がキーボード難民になる前は・・・
下図のエレコムの省スペース型のメンブレンキーボードを使っていました。
なんだかんだで、15年くらい使っていたと思いますが、
とうとうこの型が廃番となり、
また使っていたモノが経年劣化で、いくつかのキーが入力できなくなったのが、
キーボード難民になったきっかけです。
このレイアウトは、テンキー付きのノートパソコンで採用されているレイアウトに似ていますが、
外付けキーボードでこのレイアウトって当時はあまりありませんでした。
最近はイロイロ出ていますが・・・
ただ、イロイロと迷走した結果・・・
ロジクールの【K780】でしばらく落ち着いていましたが・・・
最近、職場の知人がメカニカルキーボードに拘りだしていたので、
管理にもついつい触発され・・・
新たなキーボード沼に陥ってしまいました。
HHKB Studioに手を出す
たまたま使っている知人がおり、感想を聞いたところ
【凄く良い】だったのと、
ポインティングデバイスが付いたことで、昔使っていたIBMのノートパソコン感覚で、
使えるのでは???
とかなり期待して購入したのですが、
管理人にはダメでした。
特殊なキーレイアウトに慣れる事ができなかった事と
やはりFnキーがないのはちょっと不便です。
管理人は【F2・F10】は良く使うのでいちいち【Fnキー+数値キー】はかなり面倒。
また【Deleteキー】がないので地味に面倒【Fnキー+BS】。
【半角/全角キー】も特殊な場所ですし、
かなり慣れを要します【これはマッピングで移動するしかない】。
2か月ほど使っていてある程度は慣れてきていましたが・・・
また、キーマッピングでイロイロとカスタマイズはできるのですが、
カスタマイズすればするほど、使用者のクセが強くなるキーボードで、
これを使い慣れると他のキーボードが使いにくくなるリスクが非常に高いです。
これは、個人的にはあまり良くない気がしました。
※例えば職場と自宅で同じ環境にするには2台必要でコストが掛かり過ぎる
また、肝心のポインティングデバイスが思ったよりも使い勝手が悪い事、
ジェスチャーパッドの反応もイマイチなことでメリットが低いと判断し、
手放すことにしました。
なお、黒のキートップに黒印字で刻印が殆ど見えないのも
完全なブラインドタッチが出来ない管理人には厳しすぎました。
次はリアルフォースに手を出す
ここで諦めて、ロジクールの【K780】に戻れば良かったのですが、
興味本位で次はリアルフォースに手を出しました。
1つくらい定年まで使える高級キーボードを持っていても良いかなと思ったからです。
モデルは、2024年の夏時点の最新モデルの【R3HC21】です。
HHKBの黒に黒刻印で痛い思いをしたので、こんどは素直に刻印の見やすいホワイトを選択。
テンキーは別体で左手で使いたかったのでテンキーレスにしました。
こちらもキーマッピングの変更はできますが、
他のキーボードを使うことも考慮し、あまりカスタマイズしないで最低限にして使っています。
打鍵感ですが、
パンタグラフの薄いキーボードに慣れきっていると、
この様なストロークの長いキーボードは、慣れるまで違和感を感じます。
安いキーボードってオンかオフのデジタル的な打ち心地(カチカチとスイッチを押している感じ)ですが、
高級キーボードってストロークが長いのもあって、アナログ的な打ち心地(レバー動かす感じ)に感じます。
リアルフォースは静電容量無接点方式ですが、
一般的なメカニカルだと・・・
主に次の3種類があります。
- 赤軸:リニア・45g・ス軽い押し心地で引っかかりがない
- 茶軸:タクタイル・55g・少しだけ手応えがある押し心地
- 青軸:クリッキー・60g・クリックしている様なはっきりした押し心地
リアルフォースは赤軸に似た打鍵感です。
一般的にはメカニカルキーボード初心者は、茶軸から入るのが良いと言われているようで・・・
【HHKB Studio】もそうだったのですが、
引っかかりが全くなく、打った感じが乏しいので・・・
打鍵感という意味では、なんかフニャフニャした感じがします。
個人的には、もう少しクリック感というか押した感じが欲しいので、
管理人的には、茶軸か青軸が良かったのではないかと思います。
ただ、青軸はかなり音がするらしく、オフィスでは向かないとのこと。
消去法でいくと、おそらく茶軸が良かったのでしょう。
一度、茶軸と青軸を触ってみたいですね。
なお、リアルフォースは、キーの押し判定のストロークを変更できます。
実際【0.8・1.5・2.2・3.0】の4つとも試しましたが、
APCソフトウエアを見ながらキーを押せば確かに、押し判定のストロークが異なる事は分かりますが、
現実にタイピングしていて分かるかというとかなり微妙でした。
普通は、底付きするまでキーを押し込むので、実際にはあまり関係が無さそうです。
ちなみに、リアルフォースは、キー自体のストロークを変更できるスペーサーが
別売りで販売されているので、これを使う事で
キーの押し判定のストロークを変更できる機能が活かされるのだと思います。
ノートパソコンのキーストロークに慣れているのであれば、
3ミリのスペーサーをかませて、押し判定を1.5ミリくらいにすれば、
ちょうど良いのではと感じました。
※現在スペーサーを購入するか検討中です。
2週間使ってみて
2週間それなりに使ってみての感想ですが、
キーの押し込みが軽いですね。
一般的なパンタグラフやメンブレンが50~60グラムと言われているので、
軽すぎると違和感を感じるので、30グラムではなく敢えて45グラムにしたのですが、
それでも明らかに押した感じが軽い。
このため、押すつもりが無くても押してしまっているという事が
今のところそれなりにあるので、タイプミスはまだまだ多い。
ただ【HHKB Studio】を使っていた時よりもタイプミスはかなり減りました。
多分キーレイアウトがリアルフォースの方がより普通だからだと思います。
もう少し慣れれば、これまで使っていたキーボードと同じくらいの
タイピング速度にはなれそうです?
次に矢印キーの位置が変わったので、これも慣れが必要ですね。
【K780やHHKB】では、右シフトの下あたりに矢印キーがあったので、
矢印キーを押そうとすると間違えます。
これもそのうち慣れるとは思いますが・・・
さて、最後にこんなクソ高いキーボードを買う必要があるのか?
という事ですが、
結論を言えば、管理人レベルでは、全く不要でした。
【K780】で十分実用レベルですし、むしろ慣れたこっちの方がタイプミスも少なく
生産性も高いです。
一般事務レベルでは全く必要がないと思います。
購入した事に後悔はしていませんが、コスパはかなり悪いですね。
なお、現状で管理人の個人的なキーボードランキングは、
K780 > ノートパソコン標準のキーボード > リアルフォース > HHKB
です。
高いからと言って使い易いわけではないということですね。
おそらくですが、こんな高級キーボードって、
ブラインドタッチを極めていて、かなりタイピングが早い方じゃないと効果を感じないのでしょう。
もちろん、管理人は今回のリアルフォースは、
どちらが早いか分かりませんが、壊れるか定年するまでは使い続けるつもりです。
ただ、二度と買う事はないでしょう。
スペック
インターフェイス | Bluetooth 5.0 & USB |
サイズ | 163mm x 379mm x 39mm |
重量 | 1.3Kg |
本体色 | スーパーホワイト |
キーキャップ色 | スーパーホワイト |
キーキャップ素材 | PBT |
キー配列 | 日本語 |
キー数 | 91 |
キーストローク | 4.0mm |
キー印刷 | 昇華印刷 |
かな印字 | かな有り |
キー荷重 | 45g |
キー構造 | ステップスカルプチャー |
Nキーロールオーバー | フルNキーロールオーバー |
スイッチ | 東プレスイッチ(静電容量無接点方式) |
スイッチ寿命 | 1億回以上 |
ケーブル長 | 1.8m(着脱式) |
生産国 | 日本 |
内容物 | キーボード本体 / 取扱説明書(保証書) / 単3乾電池 2本 / USB ケーブル(Type-A ⇔ Type-C) |
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