へっぽこへたれ底辺地方公務員の管理人です。
さて、とうとう令和3年度の年度末の時期ですが・・・
お役所の年度末は面倒くさいことが沢山でこまります。
人事異動にからむ仕事の引継ぎもそうですが・・・
工事や業務関連の工期がのだいたいが年度末設定なので、検査や支払いに追われて辟易します。
自分だけで、できることなら良いのですが・・・
検査員が別にいるので、業者と検査員と自身の日程を合わせたりなどなど・・・
いちいち面倒くさいです。
それにあわせて・・・
通常業務+人事異動にからむ業務+急に入る業務・・・
マジで嫌になります・・・
有休を少しでも消化したいのですが・・・
無理ですね。
先日も管理人が所属する部署で管理している施設の損壊が見つかり・・・
急遽の修繕工事を発注する必要が出てました。
いつから損壊していたのかは不明ですが、ある種のライフラインですので、完全に壊れる前に修繕を緊急で実施する必要があるのですが・・・
年度末で業者が捕まらない・・・
壊れるとかなりの影響がでるのでヒヤヒヤもんです。
また、自治体DXもめんどうなことばかりで次年度を迎えるのがとても辛いですね。
先日、委員会で自治体DXの説明をしたようですが・・・
その議事録を見ると・・・
議員からイロイロな質問があった様で、説明員の回答もかなり苦戦している様に伺えました。
まず、質問で???に思ったのがセキュリティに関する事ですね。
質問では、セキュリティは大丈夫なのかという漠然な質問でしたが・・・
国の自治体セキュリティクラウドのガイドラインに沿っていると回答すると・・・
この分野は日進月歩・秒進分歩なんだからしっかりやってくれよと・・・
言わんとしていることは分かるのですが・・・
ICT分野で後進国の日本がどんだけ頑張ったところで、軍事大国に狙われればひとたまりもありません。
平たく言えば高度な技術を持つハッカーに標的にされた時点でアウトなんですよね。
適切にリスク分析とリスク評価を実施し・・・
予防対策コスト > 損害コスト
にならない様にやるしかないとういのがホンネのところなんですが・・・
なんでも言うが易しですが、何をやるにもお金が掛かりますし、過大なコストを掛けたところで・・・
100%の防御は不可能なんですよね・・・
なんでそんな無意味な事を聞くのか・・・と疑問に思います。
次に、自治体システムの標準化・共通化で行政サービスの低下が無いのかという質問がありましたが・・・
行政サービス、例えば福祉の給付とか支援とかいうものは、ソフト面での問題であって、自治体システムの標準化・共通化とは直接関係が無いんですよね。
仮に自治体独自のある制度を運用しているとして、それをシステム化しているならば、それは止めるという判断をしないかぎりは、当該システムは存続させる必要があります。
これは、その制度を運用している部署が判断するべきものであって、情報担当部門が判断できるものではありません。
最後に、地域の情報化についての質問がありましたが・・・
なんで皆さん国が作り出すプロパガンダに惑わされるのでしょうか???
今日本が抱える様々な問題がDXで解決できるというのは、正にプロパガンダ以外の何者でもないと管理人は思うのですよ。
訳の分からん日本的な事務の無駄なプロセスを断捨離していかないと、人的リソースが不足するのは目に見えています。
日本の労働生産性が低いのは、こういった無駄なプロセスが多いからにほかありません。
DX=合理化・効率化
ですので、抜本的に仕事のやり方を変えていかなければなりません。
例えば、役所で費用負担してビジネスチャットを自治会で導入しろという意見もありますが・・・
ランニングコストが【200円~300円/人】くらいかかる訳です。
それを導入するならば、紙媒体の広報などを全て止めれるのかと言えばそうでなかったり・・・
スクラップアンドビルトとか恰好の良い言葉は使うくせに・・・
現実はビルド・ビルド・ビルドで、コスト増ばかりなんですよね。
先日、ネットの記事で、国民一人当たりのGDPが数年後には近隣諸国にも日本は負けるとの事・・・
先進国から脱落する日も近いとの事ですが・・・
役所の仕事のやり方を見ている限りでは、それも当然だなとつくづく思います。
役所なんて、日本のシステムの縮図ですから、役所の仕事のやり方が変わらない限りは、どうにもなりまえせん。
さまざまな規制を掛けたり、許認可権を持っているのは国ですから、国の仕事のやり方が駆らない限りは、民間の効率化・合理化も根本的には進むわけがありません。
コメント