へっぽこヘタレシステム管理者の管理人です。
さて・・・
コロナ禍のせいで、なんでもかんでもZOOM等のWEB会議ソフトを使って、会議や講習会が開催され、その度に準備に呼ばれる面倒な日々を送っております。
また、殆どの自治体は、自治体セキュリティクラウドに加入しており、自席からのインターネット接続が制限されていますので・・・
ZOOM等のセミナーが開催される場合は、自席で参加できないといった問題があります。
会議室に人を集めて、ZOOMに接続したPCを大型モニターに接続して、皆で見る・・・
という方法もあるのですが・・・
コロナ禍故に・・・会議室に沢山の人を集めて良いものか???
という問題もありますので、何か良い解決方法がないのか???
といろいろ悩んだ挙句になんとか一つの解決方法が見つかりましたので紹介します。
ZOOM+Openmeetings+VideoCaptureを使う方法
Openmeetingsは、インターネットに接続されていないLAN環境でも利用できるオンプレミスのTV会議システムです。
フリーウエアですので、サーバーにできるPCが余っていれば簡単に導入できます。
Openmeetingsが使えるようになれば・・・
あとは、ZOOMに接続したパソコンの画面をVideoCaptureで取り込みOpenmeetingsで配信するだけです。
接続方法は次のとおりです。
ZOOMに接続したパソコン →HDMI接続→ VideoCapture →USB接続→ Openmeetingsのホストとなるパソコン
VideoCaptureからは、HDMIで大型モニター等にパラレルで出力できます。
Openmeetingsのホストとなるパソコンでは、カメラの選択を【Mirabox】にすればZOOMの画面が取れます。
音声については、ZOOMでの先方の音声だけではなく、こちら側の音声も取りたい場合は、集音マイク等を接続すると良いでしょう。
これで、自席にインターネットへの接続環境がない場合でも、LAN環境内の【Openmeetings】を利用して、ZOOMのセミナーを受講することが可能となります。
集音マイクは、ヤマハ【YVC-200】エコーキャンセルが優秀
WEB会議は、パソコンが近いと良くハウるのですが・・・
ヤマハのエコーキャンセル集音マイク【YVC-200】は、ちょっと遠くの声でも拾ってくれる上に、エコーキャンセル機能もあるので、かなり重宝しています。
今回紹介した接続方法では・・・
モニタースピーカーからZOOMの接続先の先方の音声を出力し・・・
Openmeetingsのホストとなるパソコンは、この集音マイクから音を拾います。
こうすることで、ZOOMに接続したパソコンが設置された会場での司会者の声や会場参加者の質問等の音声も拾うことができ、自席での参加者にも音声が聞こえます。
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