ヤフーニュースに公務員の自殺の記事が掲載されていました。
どうやら仕事でのストレスが原因の様です。
神戸市教委の係長、自殺か 教諭いじめ問題に関わる
ソース記事
9日午前6時15分ごろ、兵庫県芦屋市陽光町の「東灘芦屋大橋」から神戸市教育委員会総務課の男性係長(39)が飛び降り、死亡した。自殺とみられる。昨年10月に発覚した神戸市立東須磨小の教諭いじめ問題で市教委内の会議の調整に関わっていた。
芦屋署によると、午前4時10分ごろ、男性係長の妻から「家に置き手紙があり、姿がない」と110番があった。手紙には自殺をほのめかす内容があった。
捜索していた署員らが、橋の上で男性係長を発見。声を掛けると突然走りだし、橋の歩道脇にある壁を越えて約25メートル下の地面に落下した。病院に運ばれたが、死亡が確認された。
神戸市の役職の年齢構成は分かりませんが、管理人が務める役所とくらべると38歳で係長はかなり早いです。
というよりも、38歳で係長以上の役職に付けた職員は、おそらく前例がありません。
ですので、組織の昇進構造がもし同じくらいだとすると、かなりの出世頭だったと思われます。
公務員の仕事はどの部署でもワンオペが基本
管理人は民間企業の経験が無いので、民間企業との比較はできませんが、役所の公務員の仕事はどの部署でも基本的にワンオペです。
年度当初に、事務担当が決められますが、決めるのは所属長の直属の部下が勝手に決めます。
それを所属長が適当に承認して、発表されるのですが、ハズレ事務を引かされるともうオワコンという感じになります。
管理人もこれまでの公務員人生で、何度か嫌な事務を引かされた事がありましたが、相当ストレスが溜まるものです。
また、これはタイミングの問題もあります。
たまたま、タイミング的にその部署に新規事業が降って湧いてくる事もあるからです。
そんなときに、降って湧いた新規事業の担当にさせられ様ものなら、前例もないので、相当ストレスが溜まります。
しかも、ワンオペですので、一から十まで自分で答えを調べて出さなければなりません。
担当は、いちおう主と副が決められますが、副とは名ばかりです。
事務は、ほぼ全て主がやらなければなりません。
せめて、担当が複数名ならまだ、精神的・肉体的な負担が軽減されるのですが・・・
恐らくこの記事の係長もワンオペだったのだと思います。
さらに上司も恐らく相談に乗ってくれるような人物では無かったのでしょう・・・
役所の教育委員会の学校指導部門は、管理職含めて職員の殆どが教員で、役所のプロパーの職員が数名配属されます・・・
この記事の職員が、教師だったのか役所のプロパーの職員だっのかまでは、分かりませんが・・・もしかしたら、教師の中で役所の職員が人だけ・・・という状況だった可能性もあります。
仮にそうだっとしたら、上司含めて周りは教師連中ですので、相談できる相手もおらずに、に追い詰められたのでしょう・・・
思い切って、逃げられれば(休職する等)良かったのですが、恐らく責任が強くそれもできなかったのだと思われます。
原因作った者たちが残り、とばっちりで対応させられた者が、こういう事になるのは残念でなりません。
他人事とはとても思えない
この記事を見て、管理人もとても他人事とは思えません。
管理人は、とばっちりではなく、たまたまタイミング悪く降って湧いた、事業をやらされている訳ですが・・・
とても完遂できる自信がありません・・・
事業の規模に対して、役者が不足している訳です。
利害関係人も多く、調整もしきれていません。
ただ、相談できる相手はいますので、完全に孤立していない事だけが幸いです。
しかし、これも4月の人事異動でどうなるか分かりません・・・
上が変われば、管理人も同じ様な状況に追い詰められる可能性が十分にあります。
担当させらといは言え、一端手を付けた事業から逃げるのは、卑怯極まりないですが、逃げられるものなら逃げたい気持ちで一杯です。
まとめ
役所の仕事は殆どワンオペ
相談や協力して貰える環境は無い
思い切って逃げる勇気も時には必要だが・・・
コメント