底辺地方公務員の情報システム管理者です・・・
今年は、数年ぶりにMS-Officeが更新となったのですが・・・
昔のように、ボリュームライセンスセンターから、ISOイメージをダウンロードして、インストールするというわけにはいかない様です・・・
ちょっと調べてみたらかなり面倒そうだったので、念のため記事にしておきます。
インストール順序としては、おおまかに次のとおりとなります。
- 展開ツールをダウンロード
- 設定ファイル(config.xml)を作成
- 展開ツールを使ってダウンロード
- 展開ツールを使ってインストール
という具合です。
詳細については、次のURLを参照してください。
展開ツールのダウンロード
まず展開ツールをダウンロードします。
展開ツールをダウンロードしたら(拡張子は、exe)適当なフォルダに解凍します。
設定ファイル(config.xml)を作成
次に設定ファイルを作成します。
設定ファイルは、次のサイトから作成します。
新しい構成を作成を選択します。
各項目を選択して必要事項を入力します。
エクスポートを選択します。
既定ファイルの形式を選択します。
現在の設定を保持するでOKです。
ファイル名を【configuration】に設定して、エクスポートします。
【configuration.xml】が出力されますので、展開ツールを解凍したフォルダに投入します。
アプリケーションのダウンロード
展開ツールを解凍したフォルダのアドレスバーに【cmd】と入力してコマンドプンプトを立ち上げます。
コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。
ダウンロードには、時間が掛かりますので気長に待ちます。
カーソルにフォルダ位置が表示されれば終了です。
setup /download configuration.xml
インストール
ダウンロードと同様に、展開ツールを解凍したフォルダのアドレスバーに【cmd】と入力してコマンドプンプトを立ち上げます。
コマンドプロンプトで次のコマンドを入力します。
Officeのインストール画面が表示され、インストールが開始されます。
インストールが完了するまで待ちます。
setup /configure configuration.xml
設定ファイル【xml】の内容
設定ファイル【configuration.xml】の内容(例)は次のとおりです。
<Configuration>
<Add SourcePath="\\Server\Share" OfficeClientEdition="64" Channel="PerpetualVL2019">
<Product ID="ProPlus2019Volume" PIDKEY="#####-#####-#####-#####-#####" >
<Language ID="en-us" />
</Product>
<Product ID="ProofingTools">
<Language ID="de-de" />
<Language ID="ja-jp" />
</Product>
</Add>
<RemoveMSI />
<Display Level="None" AcceptEULA="TRUE" />
</Configuration>
以上で終了です。
何故、このような手法になったのかは不明ですが・・・
結構面倒くさいというのが正直な感想です。
また、旧製品(Office2013やOffice2016)とも共存が難しい様です。
管理人の職場では、【Access2013】を現役で使っているのですが、【Office2019】をインストールすると【Access2013】が使えなくて現在困っています。
インストールはできるのですが、【Access2013】を立ち上げると強制終了されます。
お手上げ状態で困っているのですが、インストールの順序等を変更してどうにか共存できないか検証しています。
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