久々に改めて底辺地方公務員であることを確認させられた管理人です。
さて、令和4年12月は、マイナポイントが貰えるマイナンバーカードの申請期限ということで・・・
管理人が勤務する自治体でも毎週休日には臨時窓口を開設しています。
とうぜん休日出勤となるわけですが・・・
少ない人数で回しているので、平日に代休が取れるわけでもありません。
久々のクレーム対応
管理人が直接対応した訳ではないので詳細はわかりませんが、朝イチで1件クレームが発生しました。
このクレームのせいで後から管理人がとばっちりを食らうわけですが・・・
その時は、なんかクレームが発生しているな~とい感じで見過ごしていました。
後から聞いたクレームの内容は次のとおりです。
- 子供のマイナンバーカードを取りに来た
- 子供は連れてこなかった
- 当然ですが本人確認ができないので交付できません
- なんとか交付しろと無理難題を言い出す
- 【交付しろ・できない】押し問答発生
- 挙句の果てには無理やり連れてきた受験に失敗したらどう責任を取ってくれるのか等と不当要求
- 毅然とした態度をとったら怒って帰る
まぁ朝イチのやりとはこんな感じだったそうです。
再度来庁して再びクレーム
これで終了すれば良かったのですが・・・
昼頃に再度来庁して再びクレームです。
この時に運悪く管理人が捕まりました。
クレームの内容は次のとおりです。
- 朝一に別の職員から大声をだされて不快だった
- 多くの来庁者の前で大声を出されて恥を掛かされた
- 職員対応が可笑しいのではないか
この時、管理人は写真撮影掛かりでたまたま順番待ちが空いた時だったのですが・・・
すぐに順番待ちが発生するのであまり長時間対応することできません。
ひととり話を聞いた後で、とりあえず・・・
- 大声を出されて不快に感じたことについては謝る
- 本日は窓口が混んでおり臨時窓口でもあるので余剰人員が居ない
- これ以上の対応を求める場合は後日電話等で相談して欲しい
伝えました。
この間に写真撮影の順番がすでに発生しています。
これで納得して欲しかったのですが・・・
納得できなかった様です。
矛先が管理人に向き管理人の対応も悪いと・・・
話がズレてきました。
仕方なく・・・
写真撮影の順番待ちの書類の束を見せて・・・
- 管理人はこの書類を処理しなければならない
- そうしないと順番待ちお客様に迷惑が掛かる
- 今日はこれ以上は対応できない。
- 管理人の仕事を妨害することは止めていただきたい
と伝えたのですが・・・
それでも、グチグチ言ってきます。
その間にも順番待ちの書類の束がどんどん溜まってきます。
どうにもらないので【もう無理です】と伝えて・・・
自分の仕事に戻りましたが・・・
捨て台詞で【私は首長と知り合いだからこの件は首長に伝える】と言われました。
もちろん管理人は【好きにしてくださって結構です】と返しました。
もともとのクレームの発生元は自分ではないのにいい迷惑です。
気持ちは分からないでもない
しかし一方で、このお客様の気持ちも分からないでもありません。
国が申請時又は交付時に市区町村の職員が対面しなければならないという条件を設定しているので・・・
こんな問題が起こる訳です。
住民票の写しなどは代理でも交付できます。
しかし、マイナンバーカードは対面を要求するわけです。
当然ですが、平日の日中に市区町村の窓口に来られる方は限られているでしょう。
この為に、休日に臨時窓口を開設しているわけですが・・・
例えば、引きこもりの家族がいる場合等は、その家族のマイナンバーカードは現時点では、交付できません。
また、自宅で寝たきりの方についても同様です。
施設に入っている場合は、施設長の証明書があれば代理交付はできますが、これもちょっとややこしい。
せめて、同居の家族であれば交付できる仕組みにしてくれれば、こういったクレームは無くなるのですが・・・
ここら辺も交付率が伸びない一つの障壁になっているのですが・・・
頭の固い国のお役人には、こういう事情の国民がいることや、現場での苦労が全く理解できないようです。
そのくせ交付率が低いとあらゆる手段で圧を掛けてくるわけですからたちが悪い。
どっかの反社かよと言いたくもなります。
そんなに交付率を上げたいならもうちょっとやり方を見直すべきですね。
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