貧乏アラフィフ親父ライダーの管理人です。
2026年4月。
ようやく、ようやくこの日がやってきました。
管理人が住む雪国にも、長く厳しい冬が終わりを告げ、アスファルトが顔を出す季節が到来したのである。
ガレージの奥で冬眠していた相棒、ヤマハのMT-09SPを引っ張り出し、
春の風を感じながら走る喜び。
これこそがライダーにとっての「真の新年度」と言えるだろう。
※管理人そこまで大げさに思わないけど・・・多分よく見かけるライダーはそう思っていると思う。
しかし、その高揚感に冷や水を浴びせられるような出来事が起こりました。
本日は、納車から4か月越しで行った「初回点検」を巡る、
購入店・レッドバロンでのモヤモヤするやり取りについて、備忘録として掲載しておきます。
雪国ライダーの宿命と店長との「約束」
管理人がこのMT-09SPを納車したのは、昨年末の2025年12月下旬。
雪国にお住まいの方ならお分かりいただけるでしょうが、
12月末の納車というのは、実質的に「そのまま冬眠」を意味します。
管理人も数回、晴れた日に近場を走った程度で、現在のオドメーターはわずか300キロ。
当然、メーカーが推奨する「1か月又は1,000キロ」という初回点検の期限は、物理的に守れるはずもありません。
そのため、購入時には店長(レッドバロンでいう「赤服組」の営業トップ)にしっかり確認をしていました。
「冬の間は乗れないので、初回点検は春になってからでも大丈夫ですよね?」 店長の答えは、
快く「もちろんです。雪が解けてから、少し走って持ってきてください」というものでした。
これぞ雪国のレッドバロン。融通の利く対応に安心し、管理人は春を待ったのである。
「1か月点検」という基準への根源的な疑問
さて、ここで一つ立ち止まって考えてみたいことがあります。
メーカーが指定する「1か月又は1,000キロ」という初回点検の基準についてだ。
1,000キロというのは分かる。
初期の金属摩耗による鉄粉をオイル交換で取り除き、各部のボルトの緩みをチェックする。
機械的な慣らしの区切りとして合理的である。
しかし、「1か月」という期間指定はどうだろうか。
仮に、納車から1か月間、諸事情で一度もエンジンをかけずガレージに置いていただけだったとしても、点検を受けるべきなのだろうか?
今の油脂類の性能を考えれば、1か月放置しただけで劣化して故障に繋がるとは到底思えない。
せめて、走行距離の下限――例えば300キロから1,000キロの間といった、実際の稼働に基づいた設定にすべきではないだろうか。
期間だけが独り歩きする現在の基準には、どうにも「形式主義」な匂いを感じてしまうのである。
「青服組」との温度差と、開口一番の小言
4月に入り、300キロまで距離を伸ばしたところで、管理人は予約を入れに店舗へ向かいました。
レッドバロンには、営業を担う「赤服組」と、整備を担う「青服組(メカニック)」という明確な区分けが存在する。
今回、点検の窓口で対応したのは青服のメカニックでした。
店長との約束があるからと、軽い気持ちで「初回点検の予約をお願いします」と伝えたところ、メカニックから返ってきたのは予想外の言葉でした。
「かなり前に買われたバイクですよね?」
開口一番、怪訝そうな顔でそう言われたのである。
正直、気分は良くありませんでした。
いちおう12月下旬の購入であること、雪国ゆえに冬は乗れず、春を待ってようやく300キロ走ったところであることを伝えましたが、メカニックの態度は硬い。
「早めに持ってきてもらわないと、故障にも関わるので」
いや、待ってほしい。
故障、すなわち初期不良が出るほど走っていないから、今ここに持ってきているのだ。
300キロしか走っていないバイクが、期間が空いただけで故障するようなら、それは整備の問題ではなく製品の欠陥ではないだろうか。
そもそも、営業サイド(赤服)と整備サイド(青服)で、これほどまでに話が共有されていないものなのか。
管理人的には「話が違う」と言いたくなるのをグッと堪えるしかなかった。
アナログな予約システムと「2週間前」の不条理
さらに驚いたのが、予約に関する「小言」です。
前車のH2 SX SEを所有していた際は、WEB予約が基本でした。スマホ一つで空き状況を確認し、サクッと予約が完了する。これが令和のスタンダードだと思っていました。 しかし、レッドバロンは今なお、電話か店頭でのアナログ予約が基本です。
たまたま店舗に寄ったので、「明日、もし空きがあれば」と付け加えて確認してもらったところ、幸いにも明日の枠が空いていました。 ところが、予約を入れてもらう際、メカニックからこう釘を刺されたのです。
「普通は、2週間前くらいには予約を入れてもらわないと困りますから」
空いているから予約を入れた。それの何がいけないのだろうか。
「空いていれば」と前置きし、店側が「空いている」と判断したから予約が成立したはずだ。
それなのに、なぜ客が小言を言われなければならないのか。
レッドバロンの予約システムは、まるで昭和の役所のような硬直さを感じさせ、管理人の頭痛を加速させたのである。
「極上中古車」を供給してきた優良顧客のはずが
管理人は、これまで何度もこのレッドバロンでバイクを乗り換えてきました。
GSR400、200DUKE、GSX-S1000、Z H2、H2 SX SE、そして記憶に新しいYZF-R9。
どれも低走行の、いわゆる「極上中古車」として店に返してきた。
店側からすれば、次に高く売れる優良な商材を提供し続けてきた自負があります。
もちろん、それを盾に無理を通すつもりはありません。
しかし、長年の付き合いがあり、雪国の事情も分かっているはずの店舗で、これほど事務的かつ高圧的な対応をされるとは思ってもみませんでした。
「赤服」の店長がどれだけ良い提案をしてくれても、「青服」の現場がこれでは、ユーザーの心は離れていくのではないか。
2026年シーズン、波乱の幕開け
予約はなんとか明日に入れることができました。
MT-09SP自体のデキは素晴らしく、300キロ走った感触は「最高」の一言に尽きます。
だからこそ、そのメンテナンスを任せる現場との軋轢は、非常に残念でなりません。
メーカーの基準、店舗のルール。それらは組織を守るために必要なのかもしれません。
しかし、バイク乗りには一人ひとり、住んでいる地域の環境があり、ライフスタイルがあります。
特に雪国のような特殊な環境下では、マニュアルを振りかざす前に、一歩踏み込んだ「対話」が必要なのではないでしょうか。
明日の点検で、また何か小言を言われるのかと思うと、少し気が重い。
けれど、MT-09SPという最高の「おもちゃ」を最高の状態で維持するために、
我慢してレッドバロンの青服と対峙するしかない。
ぶっちゃけ、現時点でとくに大きな問題は出ていないので、点検には出したくない・・・
点検を受けるのはメーカー保証を継続させるためだ。
正直、1か月点検レベルであれば、技術力が不明なメカニックにバイクを任せるくらいなら自分でやったほうがよっぽど信用できる。
とりあえず、書類上だけ点検をうけたことにして、何も触らずにバイクを返してほしいくらいだ。

コメント