アラフィフガンダムオタク親父の管理人です。
最近は、ガンプラをつくるのもかなり億劫に感じる様になり、
MG・RGはもとより、HGすらも面倒くさく感じる様になりました。
余程の興味が持てるキットが手に入らないと、
積んでいく一方になってしまいます。
ネトフリガンダム ザクⅡF型
さて、そんな中、思いのほか人気で入手困難だった、
ネトフリガンダムのザクⅡF型ソラリ機を作成しました。
なんとか、発売日にはゲットできたのですが、
面倒くさくて、すぐに組まずに暫く積んでいました。
で、実際に組んでみたのですが・・・
結論から言えば、正直微妙な感じでした。
パッケージは、普通のHGの大きさですね。
厚さも普通です。
キットNOは254でした。
映像作品の時代的には、ユニバーサルセンチュリーですが、
HGUCではないようです。
しかし、HGシリーズのナンバリングでした。
箱絵は、映像作品がCGですので、こちらもCGです。
パーツ
ランナーの袋は3つですね。
ランナー数は、7枚でした。
説明書の一部が間違っていたのか、
訂正が入っていました。
管理人の記憶では今までこのようなキットは、
なかったような・・・
今時珍しい気がしました。
再販品からは修正されるのでしょうか???
組み立て
とりあえず、いつものごとく、付属品から作ります。
シールドが一般的なザクⅡF型とは異なり特殊な形状となっています。
モールドもかなり細かいですね。
HGでこのモールドはある意味
凄いというか・・・
なんというか・・・
RG的な解釈とも言えますが、
映像作品そもそもがこんなデザインなので、
そうなったんでしょうが、ちょっとやり過ぎ感があるきがします。
次にボディーです。
ダボがきつくて、パーツの嵌りが悪い箇所が何か所もありました。
ポロリも困りますが、嵌りが悪いのも困ります。
とくにPS樹脂同士の嵌め合わせがきつかったです。
さて、こちらもかなりモールドがデザインです。
隊長機ですが、頭部アンテナは一般的なS型と異なり、
2本タイプでした。
このデザインは今までなかったと思います。
裏面もびっしりモールドが入っています。
あまりにモールドが多いので、墨入れは挫折しました。
あまりにも時間が掛かりそうなので…
次に腕部です。
可動範囲は良好でです。
足もサクっと組み立てて、各部品を合体させます。
ただ、一部のネットの情報では、
肩関節のボールジョイントが折れるという報告があったので、
ワセリンで渋みを調整しました。
なお、この部分の部品はKPS樹脂ですので、
強度が不足していると感じました。
ボールジョイント側は、PS樹脂にして、
受け側をKPSにすれば良いと思うのですが・・・
脚部も同様です。
こちらも明らかに軸パーツの方が強度不足ですね。
すぐに折れそうです。
特にクランク形状になっているので、ちょっとでも負荷が掛かると、
ポッキリいきます。
そこで、こちらもワセリンで調整しておきます。
最近はポリキャップレスのため、
KPSが関節パーツで多く使われていますが、
強度を要する部分には、あまり使ってほしくないですね。
完成
今回は、本当にモールドが多すぎなので、
墨入れは挫折です。
結構迷いましたが、気が遠くなるので止めました。
付属のデカールは全て貼りました。
さて、デザインは映像作品の特徴が良く出ていると思います。
ただ、モールドが多すぎて、ちょっとクドイ感じですね。
股関節パーツがクランク形状になっているので、
足を延ばすことができますが、
一番、短い状態だと、若干短足気味に見えます。
あと、デザイン的に肩幅が広すぎる様にも見えます。
可動範囲
お次は可動範囲です。
最新キットの割には、稼働範囲は、
それほどでも・・・
と正直感じました。
- 肩:45度くらい
- 腕:ロール軸あり
- 肘:180度
- 腰部:前にスイング・ロール軸あり
- 開脚:120度くらい
- 大腿:ロール軸あり
- 膝:180度くらい
- スリッパ:前後左右にスイング
膝立ちをさせるにはかなり苦労しました。
股関節パーツがクランクになっていて、
前後にスイングするの構造なので、
大腿の付け根の軸と一緒に動き、
位置の調整が難しい。
調整に苦労しましたが、
膝立ちのバランス良かったです。
ただし、フロントスカートのデザインが
可動を無視しているので、
開こうとすると
フロントスカートの根元のパーツが、
いきなり白化しました。
ここもKPS樹脂なのですが、強度不足ですね。
武装を装備
武装を装備して、少しだけポージングです。
あまり派手に動かくと、
腕と足がもげそうなので、控えめにしました。
こうやって、素立ちさせているのが、イチバン良いかもしれません。
マシンガンの両手持ちができます。
このポージングもなかなかキマります。
ただ、本当に肩と股関節パーツの強度が弱くて、
かなり慎重に扱わないと、軸が折れそうです。
かなり前ですが、
REのザクⅡ改を組みましたが、
こちらの股関節パーツも同じ様な構造で、
KPS樹脂でしたが、すぐに折れました。
さいごに、HGUCのザクⅡS型のリバイブ版です。
ROBOT魂のバージョンアニメの様なすっきりしたデザインでした。
動かして遊ぶには、こっちの方が断然安心感があります。
最後にまとめですが・・・
デザインについては、映像作品と同じなのでクドイのは仕方ないと思いますが、
もう少し、関節部分のパーツ強度は確保して欲しいですね。
そういう意味で、初心者向けのキットではないと思います。
おそらくですが、腕と足がもげるユーザーが全国で、
多発しているのではないかと思います。
もし折れた場合ですが、
腕の接続軸は、真鍮線などで修復可能ですが、
脚部の接続軸は、クランク形状なので修復は難しいですね。
角度を固定して、真鍮線を通して接着するしか方法はないかなと・・・
とりあえず、関節にあまり負荷を掛けないように、
おとなしく飾っておこうかと思います。
そのうち待っていれば、Gフレーム版が出ると思うので、
可動はこちらで楽しみたいと思います。
機体設定紹介
ザクⅡF型
MS-05 ザクIの発展型。
MS-06 ザクIIとして、熱核反応炉の更新やパイプを利用した冷却システムを導入している。
MS-05から全面的な再設計が行われており、完成時の形状が異なった事から新たな型式番号が与えられた。
MS-06 ザクIIの初の量産型はA型であり、次に同機を引き継ぐ形でC型が生産され、開戦初期の主力として運用された。
そしてC型と同様の外観を持ちながらも、もっとも生産された機種がF型(MS-06F)であった。
U.C.0079年1月からの一年戦争開戦後、ブリティッシュ作戦を敢行した一週間戦争時点でMS-06はA、C、F型の各型が運用されていた。
ブリティッシュ作戦に従軍した本機の部隊は、その多くが連邦軍に撃墜され、優秀なパイロットを同時に多数失っている。
MS-06 ザクIIの一年戦争中の生産機数は、派生機を含め連邦・ジオン両軍を通して最高の生産台数となっている。
スペック
ザクII (THE ORIGIN版) | |
---|---|
型式番号 | MS-06S |
所属 | ジオン公国軍 |
製造 | ジオニック社 |
頭頂高 | 17.5m |
全幅 | 9.2m(スパイク含む:9.7m) |
武装 |
MS用対艦ライフル ASR-78 MS用バズーカA2型 MS用マシンガン ベルト給弾式MS用マシンガン ヒート・ホーク 30mm胸部バルカン砲 20mm前腕部機銃ポッド |
コメント