自動車の免許を取得した際に、普通二輪(400cc未満まで)の免許も一緒に取得したのですが、結局は一度も乗ることが無かった、ペーパーライダーでしたが、今から8年程前になりますが、急にバイクに乗ってみたくなりました。
バイク・・・乗るならやはり大型2輪?
しかしここで欲が出て、「どうせ乗るなら大型だろう」と思い、ペーパーライダーにも拘わらず、自動車学校に入校してしまったのは、今では苦い思い出です。
普通は、普段バイクに乗っている方が、大型バイクの免許を取得に来るようで、
入校1時間目から、「普段から乗っているんでしょ?」と聞かれ、
「いいえ、乗ったことありません」と思わず答えたのですが、
「嘘でしょ?」と言われてしまいました。
バイクだって、ペーパーライダーは、居るのです!
当然ですが、大型バイクも中型バイクも、大きさは違えど操作方法は変わりませんので、あくまで、「大型バイクの免許を取得しに来る方は、操作方法は知っているだろう」というのが前提だった様です。
当然は、普通二輪免許を取得していると言っても、私は、ペーパーライダーです。
しかも、かれこれ取得から、20年近く経過しておりますので、操作方法なんて、全く覚えていませんでした。
教習者は、ホンダのCB750(定番の教習者だそうです)でしたが、いきなりの大型ですので、とにかく重い・・・・
CB750は、シート高は、低めですが、私は身長が小さいので、それでも足つきは、ギリギリでしたので、余計に重く感じました。
覚悟して来たのに、引き起こしと8の字の取り回しが無かった・・・
そういえば、「倒れたバイクの引き起こし」、「8の字の取り回し」があると聞いておりましたが、これはありませんでした。
初日は、コースの外周をグルグル周るだけでしたが、それでもかなり危険を感じました。
当初は、大型バイクの免許が取得できたら、すぐに大型バイクを買おうと思っていたのですが・・・・
大型2輪に乗るには、やはり練習が必要か・・・?
この考えは無謀だったと気づき、「これは練習しなければ・・・・」と、その日の内にに、安価な中古のバイクを買いに行ってしまいました。
さて、買ったバイクですが・・・
最初は、ちょっと古いモデルですが、ホンダのホーネット(250cc)を狙っていました。250ccであれば、車検もありませんし、維持費もそれほど掛からないと思ったからです。
程度の良さそうな中古のモデルもあり、元々練習用ですので、「それほど長く乗るつもり」もありませんでしたので、これにしようかと思っていたのですが、その時目に留まったのが、
「スズキ GSR400」でした。
その当時は、あまりバイクには、詳しくなかったので、全く車種の知識はありませんでしたが、思わず「なんだこの恰好の良いバイクは・・・!!!」と思ったことを今でも記憶しております。
ということで、いきなり中古ではありましたが、「スズキ GSR400」を即決で購入してしまいました。
店頭在庫でしたので、確か2~3日で引き取り可能だったと思います。
初めて乗ったバイクの感想ですが、自働車と違い、「加速感」が全然違うということでした。
400CCでもかなり速い・・・
少しアクセルをひねれば、あっという間に、「スピード違反となる速度」まで、出てしまいます。
大袈裟な言い方かもしれませんが、「走っている自動車が、止まって見えるくらい」に機動性がありました。
これが、「大型バイク」になったら、どうなんだろうと「少し恐怖を感じた」くらいです。
さて、「意気揚々と乗って帰った訳でありますが・・・」
初心者は、やはり立ちゴケが登竜門・・・
初心者の登竜門と言うべき、「立ちゴケ」とあいなりました。
このバイクでは、通算3回程「立ちゴケ」をしましたが、今となっては、それが「かなり勉強になった」と思っています。
その3回の「立ちゴケ」では、ブレーキレバーとクラッチレーバーとシフトチェンジペダルを交換しました。
個人的は、バイクの「立ちゴケ原因」のベスト3ですが、
①ハンドルを切った状態でのエンスト
(Uターン時や交差点での止まった状態からの発進)
②スタンドの出し忘れ
(しっかり出していない場合も含む)
③ちょっとした油断
だと思っています。
このバイクで、「立ちゴケ」を経験したおかげで、以降のバイクの取り扱いにかなり変化が出たと思っています。
バイクで、立ちゴケしないコツは?
まず①ですが、
極力、発信する際には、ハンドルを切らない様にしています。
ある程度、速度が乗ってから、曲がり始めます。
特に交差点や、駐車場から出るときに停車する場合は、ある程度、バイクを進行方向に向けて止める様にしました。
Uターンについては、「バイクから降りてする・・・」
これにつきます。身長が短く足つきが悪いので、無理をせず最大限安全な方法を取ります。
②については、とにかく確認です。
足で、スタンドを出したあとは、もう一度足で蹴って確認し、最後に目視で確認します。
③については、特に、停車時と発進時は、常に緊張感を持つしかありません。
400ccといえど、200キロ程度の重さなので、ちょっとでも傾くと、とても支えきれず、そのまま倒れるしかありません。
足がもうちょっと長ければ、支えられるかもしれませんが、私の身長では、とても無理です。
この様な感じで、このバイクには、短期間でしたが、いろいろと勉強させられました。
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