へっぽこヘタレシステム管理者の管理人です。
さて、前回に続き、無料RPA【マクロマン】を使ってみます。
今回は、画像マッチングでボタンを認識してクリックするとう作業を試してみました。
まずは、下の動画を見てください。
【WinActor】と【マクロマン】での画像マッチングでボタンを押す作業の比較動画となります。
【WinActor】では、動画のとおりソフトウエアのウインドウを認識し・・・
クリック位置【ウインドウ内での座標】を指定して、クリックすることができます。
同じようにマクロマンでもやってみます・・・
マクロマンの場合は、認識する画像範囲を指定して・・・
クリックする位置は、選択した画像範囲の左上から・・・
X軸方向・Y軸方向をピクセル単位で指定します。
いろいろとピクセル指定でクリック位置を調整してみますが・・・
どうにもうまくクリックできません。
ここらへんが、やはり無料と有料の違いなのでしょうか・・・
しかし、どうにかしてクリックしてやろうかと思い・・・
いろいろ試してみると・・・
【マウス移動コマンド】で、画面内での座標を指定すれば、なんとかクリックできました。
しかし、画面内での座標を指定しているので・・・
ソフトウエアのウインドウ位置をズラすと・・・
クリックできなくなります。
コツとしては・・・
ソフトウエアのウインドウを画面の左上に設定して・・・
クリックしたいボタンの画面内の座標を指定します。
画像認識してクリックはなるべく使いたくないが・・・
【WinActor】でも画像認識してクリックは、なるべく最後の手段としています。
画像認識してクリックする処理は・・・
認識率の関係なのか失敗することがあります。
画像認識してクリックする処理をシナリオの中で多様すると・・・
1箇所でも認識できないと、処理が止まってしまいます。
このため、なるべく使わない様にシナリオを作成するのですが・・・
業務系のソフトウエアの中では、どうやっても・・・
【画像認識してクリックする処理 】を入れないと動かせないモノがあります。
つまり、なるべく使いたくない処理なのですが・・・
しかしながら、これが無いと業務系ソフトウエアでは・・・
そもそも作れないシナリオがあるということです。
この点で 【画像認識してクリックする処理 】 は、RPAには【必須の処理】といっても過言ではありませんし・・・
【画像認識してクリックする処理 】の精度が低いと、RPAとしてはイマイチという評価になると思われます。
コメント