大手ハウスメーカーVSローコスト住宅!どっちがいいの?注意することは?使ってる建材は実は殆ど同じ!

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ローコスト住宅を建てる際に注意することは・・・?

大手ハウスメーカーでもローコスト住宅でも・・・

建材・建具・設備は殆ど同じです。

基礎・屋根・外壁・内壁・配管等の下請け業者も地域によっては、同じ業者である場合が多いです。

では何が違うのか・・・?

ローコスト住宅は薄利多売方式!

ローコスト住宅は、材料(建材・建具・設備等)を大量に購入しその単価を極限まで下げています。

また、工期も短く大工さんの人権費も下げています。

(工期が長くなれば単価が上がる)

さらに、下請(基礎・屋根・外壁・内壁・配管等)単価も数量を多く契約する事で、契約単価(スケールメリット)を下げています。

つまり、所謂「薄利多売方式」を採用しています。

ですので、沢山の棟数をこなさなければ儲けが出難い販売システムとなっています。

大手メーカーは建設原価以外のコストをかなり上乗せしている・・・?

大手のハウスメーカーの販売価格にはは、建設に掛かる以外のかなりのコストが上乗せされています。

まず・・・

単価の高そうな芸能人を使ったTVCM等の広告費

各営業所に建設されている豪華モデルルーム

住宅イベント等でのお土産品

1棟当たりの高額な儲け

等々・・・

これらの建設原価以外のコストが全て販売価格に上乗せされています。

管理人のローコスト住宅関連の記事はこちら

大手ハウスメーカーとローコスト住宅の違いは・・・?

大手ハススメーカーと異なりローコスト住宅は、やはり1棟当たりの利益が少ない「薄利多売方式」であるということに尽きます。

「薄利多売方式」である以上、ローコスト住宅は利益を出す為に、大手ハウスメーカーよりも数を沢山立こなす必要が有ります。

この為、大工さんや下請け業者(基礎・屋根・外壁・内壁・配管等)の工期設定が短くなります。

工期の設定が短くなれば、仮に各工程で「ミス」が発生したとしても「手戻り」が許されない状況となります。

親切な大工さんや下請け業者であれば、「施工みミス(瑕疵)」がれば、元請けのローコスト住宅会社に相談して「修繕・やり直し」等をしてくれるかもしれませんが、そうでない場合は、次の工程が詰まっている為、「余ほどの大きなミスが無い限りは、そのまま工事が進んでいく」可能性があります。

また、「ローコスト住宅は利益を出す為に、大手ハウスメーカーよりも数を沢山立こなす必要が有ります」ので、元請けのローコスト住宅会社の「現場監督」も、大手ハウスメーカーよりもかなりの数の現場を掛け持ちしています。

「現場監督」が掛け持ちする数が多いということは、それだけ1棟当たりの現場監督による「チェック機能」が十分に機能しない事となります。

これらの事から、ローコスト住宅については「住宅の品質が安定し難い現場が多い」と言えることができます。

だからとって「大手ハスメーカー」であれば「品質が常に安定しているのか?」と言えばそうでもありません。

「大手ハウスメーカー」で建設した住宅であっても、インターネットで検索すれば「欠陥住宅」の情報がゴロゴロ出てきます。

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大手ハウスメーカーであってもローコスト住宅であっても施工監理が大切

大手ハウスメーカーであってもローコスト住宅であっても結局は施工監理が大切です。

役所の建設工事では、必ず「設計・施工監理」と「建設工事」は別の業者が請け負います。

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施工が適切に行われる様に、第三者のチェックを入れる為です。

しかし、住宅の建設の場合は「大手ハウスメーカーであってもローコスト住宅も全てハウスメーカーにお任せ」となってしまいます。

10年保証の関係で「第三者機関」の検査を工程中に複数回入れているハウスメーカーもありますが、どちらかと言えば、施工主とよりもハウスメーカーよりですので、あまり信用できるとは言い難いです。

ハウスメーカーの自社検査に至っては、自信のミスを自ら指摘する事となりますので、さらに信用できません。

可能であれば自費で第三者機関に施工監理を依頼するのがベスト!

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「大手ハウスメーカー・ローコスト住宅」に拘わらず可能であれば、自費で第三者機関(設計事務所)に施工監理をお願いする事がベストです。

第三者のチェックが入る事で、ハウスメーカー(大工さん・下請け業者含めて)の施工ミスの抑制にもなりますし、次の工程に進む前(見えないところに隠れてしまう前)に修繕・やり直し等の対応も可能となります。

費用は概ねですが、施工費用の2~3%程度です。

例えば、2,500万円の住宅であれば、50万円前後となります。

大きな費用負担となりますが、住宅は「高い買い物」ですので、「できる限り失敗しない様」に事前の手を打っておくことが大切です。

管理人が家を建てた時は「第三者に施工監理を依頼する」という知識がありませんでしたので、「全てローコスト住宅会社にお任せ」となってしまいました。

ちょくちょく自分で現場を見に行ってはいましたが、素人目にも分かる施工ミスが多々ありましたので、見えなくなったところに「欠陥」が無い自信はありません。

この点については、気になる事があったので、またの機会に掲載します。

ですので、管理人は正直なところ「第三者に施工監理を依頼しなかった事」を後悔しております!

良識のある腕の良い大工さんや下請け業者に当たれば、これは必要のない事ですので、全てのケースに当てはまる事ではないので、なかなか判断は難しいとは思いますが・・・

これから家を建てようと考えている方は「第三者に施工監理を依頼する事」を充分に検討してください。

まとめ

ローコスト住宅の現場は品質が安定し難い!

大手ハウスメーカーであっても欠陥はあり得る!

ハウスメーカーの工程検査は信用できない!

自腹でも第三者に施工監理を依頼することが安心!

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