超ド底辺地方公務員の管理人です。
さて、ようやく職場の業務系LANが無線化されたのですが、
今回は既存のLAN配線でかなりやられたので忘備録として掲載しておきます。
子機の設置の方が楽だった
パソコンへの子機の設置と証明書の導入と、
既存のLAN配線の撤去は別にやったのですが、
当初は、子機の設置と証明書の導入の方が時間が掛かるかと思ったのですが、
ところがどっこい、既存LAN配線の撤去の方が時間が掛かりました。
ちなみに子機の設置については・・・
- 子機のドライバのインストール
- NetAttestのキーマネージャのインストール
- 証明書の取得
という手順で200台/日で実施。
それなりに人数を投入して行ったので、
想定よりも早く作業が進みました。
ただ、パソコンに子機って、やはり不安定なのでしょうか・・・
パソコン起動時に認識しなかったり、無線のESSIDを自動で、
掴みにいかなかったりと不安定な端末が出てきます。
そういうときは、とりあえず子機を抜き差しして対応します。
あと、子機ってよく壊れるイメージですね。
それなりに熱を持つので、小さければ小さいほど壊れ易いイメージです。
撤去はかなり時間が掛かる
子機の展開は終わり、
次は、既存のLAN配線の撤去です。
既存のLAN配線は、なんだかんだで、25年以上使っているモノ。
MAXでも100Mbpsしかでないというシロモノです。
また、毎年度の異動の関係で、結構配線を動かしているので、
訳が分からんスパゲッティ状態。
恐らく当初は・・・
綺麗に
上位 → カスケード → 島ハブ → クライアント
と机の島ごとになっていたと想定されるのですが・・・
市町村合併やらを経て、庁舎の職員数が増加し、
机の島を無理やり増やしているので、
机の島 → 机の島
に渡しでLANケーブルを埋設してある箇所が結構あります。
また、示名条片が付いていないので、
どこと・どこが・つながっているのか全く分からない。
完全に無線LAN化できていれば、全て撤去して行けばよいのですが、
実際には、無線LAN化できない、NASやプリンタがあったりして、
残さなければならない配線があります。
この時に・・・
上位 → カスケード 島ハブ1 → 埋設 → 島ハブ2 → プリンタなど
になっていると・・・
誤って島ハブ1を撤去してしまうと、
島ハブ2に繋がっているプリンタに出力できないなどの
問題がおきます。
結局、ハブからクライアントに繋がってるLAN線は簡単に抜けますが・・・
上位に繋がっているLAN線と
島ハブ間のLAN線はリンクランプを確認しながら抜いていく必要があり、
非常に時間がかかるわけです。
机の下がゴミ屋敷
次に、LAN配線やハブは机の下に設置されているのですが、
殆どの机の下がゴミ屋敷状態となっており、
簡単に配線が撤去できません。
酷い箇所では、書類が雪崩れてきます。
これがまた、作業を遅らせる原因となって、
非常にイライラするわけですよ。
さらに・・・
かつて使っていたが、今は使っていない残置のLAN配線が
結構多くて、これまた処理に悩むわけです。
実はループしていたとか
さらに酷い所では、ループしている場所も場所も何か所かありました。
ループ検知とループガードが付いているスイッチも導入しているのですが、
島ハブと島ハブをカスケードしていながら、
それぞれの島ハブが上位のスイッチとも接続されている状態。
同じセグメントなので、この場合はループになるのですが・・・
たまたまLAN線が机の脚で潰されて導通しておらず(完全な断線には至っていなかった)・・・
ループしていなかったのが・・・
今回の撤去作業で、机の脚で潰されて導通していなかったLAN線が、
たまたま復活しループに至るという現象もありました。
これが、非常にやっかいで、当初は原因が分からず・・・
???
だったですが、結局全ての残ったLAN線を確認することになり、
数時間を無駄にしてしまいました。
管理人は一般企業での就労経験がないのでよく分かっていないのかもしれませんが、
自治体は非常にネットワークが複雑です。
- マイナンバー系
- LGWAN系
- インターネット系
- 住民基本台帳ネットワーク
- 法務省連携(今はLGWANに統合だが残置)
- 後期高齢者医療
- 積算システム
- 国土交通省
- GIGAスクール(教育委員会)
- フリーwi-fi
いろんなネットワークが混在しているので、
しっちゃかめっちゃかです。
障害は出ていませんが、ところどころ違うネットワークどうしで、
カスケードされているところも・・・
正にカオス!!!
暫くLANケーブルは見たくないですね。
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