超ド底辺地方公務員の管理人です。
毎回、議会対応では一般質問がありますが・・・
あたりまえですが・・・
その内容の殆どが金が掛かる要求ばかりです。
ひらたくいえばクレクレ要求ばかりなんですよね。
大衆迎合は財政を破綻させる
議会は、地域の声(要望)を執行部に伝える・要求するというのは分かりますし・・・
選挙での得票を考えると、大衆迎合(ポピュリズム)に走ることも一定は理解できますが・・・
政治家が「人気取り」で有権者の支持を得ようとする場合人・・・
すぐに思い当たるのは、いわゆる「ばらまき」とされる政策となります。
度を越した分配・再分配による資源の移転(財政赤字を拡大しての支出は、将来世代から現役世代への移転)となり、財政的には良くありません。
いわゆる財政ポピュリズムとなるわけです。
一般質問となると・・・
兎に角、金が掛かる内容のモノが多くて困ります。
金が余っているのなら全部やれば良いのですが・・・
無いから困っているわけですよね。
ですので・・・
必ず取捨選択が必要になるわけですが・・・
少子高齢化でこんご益々財政規模は縮小していくなかで・・・
なぜ、クレクレ的な質問ばかりが、出てくるのか理解できません。
大きな政府は限界
管理人は諸外国の事はまったくわかりませんが・・・
社会システムとして、日本の様な大きな政府は、もう限界だと感じています。
これまでどおり大きな政府を維持するのは・・・
財政的・人材的にもう無理でしょう・・・
さらに、特定の利害関係者の為だけに存在するような・・・
大小さまざまな、協議会などが存在し、すくなからず・・・
税金が投入しているわけで・・・
いい加減、どこかで一層して・・・
そのような団体は、行政に頼らず関係者のみで維持していくようにしていくべきではと個人的には思います。
そろそろ20世紀的な社会システムの維持は無理?
20世紀的な大きな政府はそろそろ社会システムとしては機能不全に陥っていると思っております。
金も人もどんどん減少していくなかで・・・
大きな政府を維持することは根本的に無理なわけで・・・
あらゆる事務を抜本的に見直して・・・
必須ものだけ残して維持していく・・・
とある地方では・・・
【維持管理が出来なくなった橋が通行止めになったままで放置されている】ものもあるそうです。
インフラの老朽化が進むなか、国が義務づけた点検で緊急の老朽化対策が必要とされた橋のうち、修理や撤去の対応が取られず、1年以上「通行止め」が続いている橋が、全国で265か所にのぼることがNHKの調査でわかりました。
NHK
多くが高度経済成長期に整備されたもので・・・
財政難で維持管理が出来なったものです。
これからどんどんこういった状況が悪化していくわけで・・・
やはり、残すもの止めるものの取捨選択が必要なわけですが・・・
有るものを廃止しようとするともの凄い反対が出る
【有る】ものを廃止しようとすると必ず猛烈な反対がでます。
何かがあれば・・・必ずステークホルダ(利害関係者)が居る訳であり、
反対者が出るのは分かりますが・・・
自身の家計に置き換えて考えれば、おそらく自腹を切ってまで持ち続けるモノではないと思います。
例えば管理人に置き換えれば・・・
趣味でバイクに今は乗っていますが・・・
金銭的に維持できなくなったら真っ先に手放します。
何故ならば、クルマと違って生活必需品ではないからです。
本当は金が掛かるのでクルマを手放したいくらいですが・・・
地方の田舎ではクルマがないと買い物すら行けませんので・・・
これはなかなか手放すわけには行きません。
これに当てはめれば・・・
行政がやっている事業で特定の個人又は団体のみに利益がある事業は・・・
真っ先に止めるべきだと個人的には考えます。
一例ですが・・・
公設民営(指定管理含む)でやっている温泉事業なんてどうでもいいですよね。
公衆衛生の観点からお風呂はある程度必要ですが・・・
近年の住宅においてお風呂・シャワーが付いていない場合は非常にすくないはずです。
にもかかわらず安価な料金で、税金を投入してまで行政が提供し続ける理由はありません。
こんなかんじで、止めれば良い事業なんて沢山あるわけで・・・
持続可能な最適解を考えて欲しい
なんでもかんでも行政に要求して大きな政府・・・
高い国民負担率になるのを良しとするのか・・・
受益者負担の原則で、すべての国民に必要ではないものは・・・
極力、削って税負担が減少してほしいものです。
しかし残念ながら・・・
多くの方々がが税金はもともとは自分のお金ではないという認識なのか・・・
費用対効果や節約という点で考えてはいないようです。
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