正直なところ管理人レベルには、宝の持ち腐れであることは、十分に自覚しておりますが・・・
管理人の愛車【カワサキ・2011年式・ZX-10R】には、みんなの憧れオーリンズ【OHLINS】サスペンションが、前後に装備されております。
何故そんな高価なサスペンションが必要か・・・?
はっきり申し上げます・・・
管理人レベルのライダーでは、その性能を発揮することは不可能性ですの、正直必要ありません・・・
ノーマルのサスペンションでも、前後フルアジャスタブルの物が標準で付いておりますので、設定次第でどうにでもできたと思います・・・
ただ、誰もが憧れる【金色に輝くサスペンション】を前後に装備して見たかっただけです。
管理人は、この【金色に輝く前後サスペスション】を【鬼に金棒セット】と命名させていただきました。
見た目が良ければそれで良い!
この 【金色に輝く鬼に金棒セット】!
これを付けただけで、バイクの高級感がグッと上がるのが分かります。
見た目がバツグンに良くなります。
性能云々よりも、愛車にこのクソ高い 【金色に輝く鬼に金棒セット】 を装着するだけで、かなりの自己満足・悦に浸ることができるのです。
バイクは庶民にとって正に嗜好品!
クルマを趣味にしておられる方も多いと思います。
しかし、クルマはやはりかなりの大きさがありますので、綺麗に保管しようと思うと、屋根付きの車庫が必要になります。
また、日常の足としても使う事が多いので、どうしても雨の日や雪の日にも乗らざるを得ないでしょう・・・
セカンドカーとして、好きなクルマを買い屋根付きの車庫で綺麗に保管して、何年も大切にする・・・
正に男のロマンではありますが・・・
これが許されるのは、限られた一部の人間だけです・・・
管理人の様な、地方の底辺公務員には、とても無理は話です。
しかし、バイクであれば、頑張ればなんとかできます。
- 税金が安い・・・
- 車検も乗らなければ最悪ほっておいてもOK・・・
- 乗らなければ維持費も殆ど掛からない・・・
- 車庫もイナバの物置で十分・・・
- 1分の1スケールモデルとして飾っておくことも出来なくはない・・・
- 雨などのバイクが汚れる日は乗らないという選択もできる
上記の様に、あくまで乗り物としてではなく、嗜好品として維持する事もできなくはありません・・・
管理人は、いわゆる大人の趣味である【飲む・買う・打つ】には全く興味がありませんので、嫁さんにも認めて貰っています。
普段の生活は、個人的にほぼお金を使わない生活を行っておりますので、たまにこんな贅沢をしているという感じです。
タイヤが2つしかないのに何故こんなにクソ高いのか・・・
みんあ憧れのこの【金色に輝く鬼に金棒セット】ですが・・・
フロントの倒立サスペンションが、約30万円
リアノのモノショックが、約20万円
します・・・
非常に高価です。
これに消費税と工賃を加算すると・・・
実に約55万円~60万円くらいします。
クルマの車高調整キットが安価なものであれば、工賃込みで約15~20万円で付けられる事を考慮すると、倍以上の価格設定です・・・
もちろん重要の数が違い過ぎますので、単純に比較はできませんが・・・
それでも、やはりかなり高価なアイテムである事は間違いありません。
当然ですが・・・管理人も一度に前後を買った訳ではありません・・・
まずは、定番のリアサスペンションを交換し、その後にフロントサスペンションを買いました・・・
と言っても、フロントサスペンションは、自分で買った訳ではなく、嫁におねだりして買って貰いました。
理解のある良い嫁です。
実際に装着してどうよ・・・?
まず純正のサスペンションと比べて、【プリロード・圧側・伸び側】の全ての調整範囲が各段に広がります。
正直、調整範囲が広すぎてどこから合わせて行けば良いか分かりません・・・
ですので、取扱説明書に書いてある標準設定値から合わせていく事になります。
管理人は、試行錯誤の末に全ての調整機構を、かなり柔らかめの【最低値に近い設定】にしております。
管理人は、体重も軽く、速度域もそんなに高くありませんので、柔らかめでちょうど良い感じです。
設定値は概ね次のとおりです
フロント
- プリロード +2回転
- 伸び側 -15
- 圧側 -15
リア
- プリロード +2回転
- 伸び側 -15
- 圧側 -15
この状態を基本として、硬め・柔らかめに少し調整しています。
そもそも何故ここまで、柔らかくなったと言事ですが・・・
0G(バイクを直立状態にした車高)から1G(バイクに1名乗車時の車高)を
取り扱い説明書の1G基準に合わせるとこうなったという結果です。
ここまで柔らかくすると、乗車時の車高の沈み込みがノーマルサスペンションよりもかなり大きくなります・・・
ですので、副次的な効果ですが、足つきが良くなりました・・・
純正のサスペンションは、柔らかめに設定しても、それでもオーリンズと比べると、調整範囲が狭いので、どうしても硬めになってしまいます。
つまり、オーリンズだと純正のサスペンションよりも調整範囲が広いので、柔らかくも硬くもできるという事です。
感覚的には・・・
純正サスペンションの調整範囲を5~10とすると
オーリンズのサスペンションは、0~15という感じです。
管理人はかなり柔らかめに設定していますが、とくに走行中に底付きする事もありません。
走行中の感じは・・・?
まずかなりバイクがしなやかになったと感じます。
路面の凹凸の追従性が良くなり、凹凸をナメていく様に走る事ができますので、変に跳ねたりバタつく事がありませんので、安心感が増します。
これは、管理人レベルのヘタレライダーでも確実に体感する事ができます。
さらに、コーナーリング中の荷重が掛けやすくなった気がする・・・
コーナーリング中に荷重をしっかり掛けられるので、タイヤのグリップを最大限に活かせます。
この為、コーナーリング中のバイクの挙動も安定します。
いずれにしても価格が高過ぎるので、コスパが良いパーツとは言えませんが、効果は体感することはできます。
まとめ
オーリンズサスペンションは見た目で付けるもの
効果は体感できるが価格が高過ぎるのでコスパは悪いと思う
純正サスペンションよりも調整範囲はかなり広い
副次的な効果で足つきが良くなる
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