毎年恒例の3月31日がやってきました・・・
今日は朝からかなり憂鬱な気分です。
昨年度は、自分が関係する仕事の人間は、異動が無かったので、精神的にもかなり楽でしたが・・・
まさか、今年度は自分自身が異動するとは、夢にも思っていなかったので、非常に精神的にきますね。
異動先にも問題が山積している様で、それらをクリアしなければいけないと思うだけで気が重いです。
人事異動で継続事業が継続されない・・・
行政は単年度会計が基本ですが、それでも2箇年事業者3箇年事業などの継続事業があります・・・
管理人も継続事業の1年目を担当していましたし、移動先でも継続事業がありましたが・・・
どっちも異動で担当が変わる事となったので、それの事業の重要性を上はどう思っているのかと・・・いささか不思議に思います。
請負側も行政側の担当が変わると困ると思うのですよんね・・・
プロジェクトの品質・コスト・納期を考えると、やはりプロジェクト単位で人材をアサインするのが基本だとは思うのですが・・・
特に問題も起こしていないのに、こういう具合にい異動させられるのは、プロジェクト的にも、非合理的・非効率的に思えます。
新しい仕事を覚えるのが年を取るごとにキツイ・・・
新しい仕事を覚える事は、やはり歳をとるごとにかなりキツイですね。
若い時は、まだその精神的ストレスに耐える余力もありましたが、近年では結構ツライというのが正直な気持ちです。
経済成長率の低空飛行が続く中、少子高齢化問題もあり、税収増はなかなか見込めません・・・
また、さらに長期的には職員の数も減る見込みであるにも関わらず、行政ニーズの多様化・複雑化により、昔まして、業務がどの部署でもディープ化(専門化)しており、一朝一夕で覚えられるような仕事ではなくなってきています。
そんな状況においても、定期人事異動で人をグルグル回ししていますので、高度化する業務に完全に人間が付いていけない状態となっています。
そんな状況では、心を病んでしまう職員が沢山でても、ある意味当然にも思えます。
日本はもう終わってる様な気がする
高度化する業務に人が付いていけない組織体制を全く変えずに、どんどん業務と人材スキルの乖離が大きくなっていけば、それこそ組織が崩壊してしまいます。
こういった旧来の組織体制を変えない日本は、間違いなく近い将来終焉を迎える気がしてなりません。
さらに、業務を効率化しろと言う割には、業務の全体最適化をせずに、小手先の部分最適化で【RPA】を使え等という始末です・・・
しかしその【RPA】も誰でも使えるような簡単なものでもありません。
結局【VBA】をある程度触れないと何にもできないような感じですね。
このなんとも言えない閉塞感が人間をおかしくする
なんと説明すれば良いか分からないこの閉塞感や漠然とした将来への不安は、本当にストレスでしかありません。
そもそも定年まで、まともに働けるのか不安でもありますし、以前よりも増して将来への不安が大きく、こういった閉塞感や将来への不安が人をおかしくしていくのだろうと思います。
どちらかと言えば管理人は、悲観的な方ではありますが・・・
かといって、楽観できるような要素もあまりない気もします。
もう少し、未来に希望を持てるような世の中になればよいのですが・・・
今日、無事にリタイアできた大先輩方のみなさんが羨ましくて仕方がありませんでした・・・
早く抜けたもん勝ちな世の中です・・・
まとめ
異動で新しい仕事を覚えるのは歳を取るごとに苦痛になる
異動で事業が継続されないのは非合理的・非効率的
将来への不安や閉塞感が人間を壊していく
コメント