へっぽこヘタレド底辺地方公務員管理人です。
国がDX・DX・DX・DX・DX・DX・DX・DX・DX・DX・・・・・・・・・・
とバカの一つ覚えで騒ぐので・・・
とばっちりを受けて非常に不愉快な思いをしております。
POC(概念実証)に金を使いすぎ
コロナのせいで、10年かかる変革が一気に来たと言われていますが・・・
管理人には、これもそう思わせるためのプロパガンダを作り出しているとしか思えません。
結局、現状これで儲けているのは、コンサル業だと個人的に感じています。
DXなんて、騒げば騒ぐほど・・・
多くの企業や自治体が・・・
- 何かしないといけない
- 何をしなければ良いかわからない
- 何から手を付けたらよいかわからない
- コンサルに丸投げ・・・
という具合になりがちです・・・
このコンサル料がかなり高い・・・
さらに、実証実験と称していろいろなPOC(概念実証)が立ち上がる訳ですが・・・
これもまた高いんですよね・・・
ちょっと古い事例ですが・・・例えば・・・
- チャットボット
- AI議事録支援システム
- AIを使った保育所の入所判断
- カメラとAIを使った道路損傷判断
などにかなりの税金をぶちこんでいます・・・
自治体によるAI・RPA活用促進:総務省(リンク切れ)
上のリンクは総務省の公表資料ですが・・・
これらのサービスで現状、しっかりと運用を継続できているものって果たしてどのくらいあるのか不思議でなりません。
単なるデジタルツールの活用に終わっている
それで結局は・・・
単なるデジタルツールの活用で終わっており真の意味でのDXになっていない気がします。
ただ、金を使っているだけですね。
改めてDXの意味を調べてみると・・・
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、デジタル技術を活用して、ビジネスモデル、組織、プロセス、文化など、企業のあらゆる面を変革し、競争上の優位性を確立することである。
DXの目的は、単にデジタル化することではない。
デジタル技術を活用して、企業の競争力を高め、新たな価値を創造することである。
DXを実現するためには、デジタル技術を理解し、活用できる人材の育成、デジタル技術を活用した新しいビジネスモデルの開発、デジタル技術を活用した新しい組織の構築、デジタル技術を活用した新しいプロセスの導入、デジタル技術を活用した新しい文化の醸成など、さまざまな課題を解決する必要がある。
bard
とのことです。
つまり・・・
新たな価値を想像し・・・競争上の優位性を確立する
ことこそが目的なわけです。
多少便利になることと増税とどっちがいいの?
ということで、行政にもDXが必要だ・・・
と国がわんわん叫んでいる訳ですが・・・
現状のDX≒デジタルツールの導入は、とにかく金が掛かります。
現状では・・・
コスト削減どころの騒ぎではなく、大幅なコスト増となっています。
確かに、この人口減少社会においては、2040年に自治体の職員が半減すると言われており・・・
業務を効率化しないと削減するであろう職員数では、業務を賄う事はできません。
業務の効率化を考える前に、まずは業務を減らすことを考えた方がよっぽど効率的だと思うのですが・・・
で、行政が莫大な金を掛けてデジタルツールを導入した結果・・・
果たしてどのくらい住民の幸福度があがるのでしょうか?
住民の利便性の向上なんてせいぜい・・・
- 書かない窓口
- 電子申請
- 役所に行く回数が減る
くらいです・・・
これくらいの利便性の向上と増税と比較してどっちが良いですか???
莫大な税金を投入したマイナンバーカードのシステムもポンコツ過ぎて不具合ばかりです。
こんな腐ったDXモドキで国民の税金が無駄に使われ、あまつさえ増税される訳ですよ。
なぜ、国民がもっと怒らないのか不思議でなりません。
DXは人材のマインドセットがキモ
話がかなり脱線しましたが・・・
管理人が個人的に思うのは・・・
DX = 人材のマインドセット
だと考えています。
例えばですが・・・
- 変化を恐れない
- 前例踏襲で業務をしない
- 日々課題解決意識をもつ
- デザイン思考
- ロジカルシンキング
- ラテラルシンキング
- クリティカルシンキング
なでしょうか・・・
ということで、管理人の職場でも・・・
DXの基本のキとして、ITパスポートの取得を奨励することとなったのですが・・・
果たして、何人受験してくるかと日々心配しています。
まだ、募集は掛けていませんが・・・
いちおう今年度の目標としては、最低10人・・・
しかし、市区町村では資格取得に対してインセティブを付ける事はできないので・・・
あくまで自己研鑽の範囲です。
管理人の仕事として嫌な成果目標ができてしまい・・・
日々、非常に辛いです。
DX =人材ですので・・・
兎に角、人が付いて来てくれないとどうにもなりません。
また、完全なトップダウンではないので、どうやって人を引っ張ってくるのか頭が痛いです。
参考書は選定してきた
さて、ITパスポートを取れという人間が、そもそも持っていないのではメンツが立たないので、先日受験してきたところですが・・・
その帰りに参考書を選定して来ました。
ITパスポートの参考書はたくさんありますが・・・
本屋に並んでいるものから選んだ結果・・・
これがもっとも良いと判断しました。
参考書の部分と過去問の配分がちょうど良く・・・
また、過去問の解答に説明も充実しているので・・・
IT知識が無い方でも勉強しやすそうです。
参考書だけでは、問題は解けませんし・・・
かといって過去問だけをやっても知識がつきません。
ですので、教科書と過去問のバランスがちょうどよいものが管理人的には勉強し易いと思っています。
ITパスポートは簡単ではない
情報処理技術者試験・受験歴25年の管理人からしても・・・
ITパスポートは決して簡単な試験ではありません。
それぞれの難易度は低いかもしれませんが・・・
ストラテジ系・テクノロジ系・マネジメント系から満遍なく問題が出題されますし・・・
結構覚える事が沢山あります。
普段からIT系の業務に関わっている方であれば、基礎知識や経験値があるので簡単に感じるかもしれませんが・・・
事務系の市区町村職員にとっては、馴染みがない分野ですから、それなりに難しいと感じるかと思います。
ただ、ビジネス系の一般常識ともいえる問題も多数でるので・・・
そいう知識がある方であれば、比較的勉強も容易に捗るでしょう。
少なくとも25年前の管理人が無勉強で受かる試験ではありません。
IT知識が全くなかった管理人が25年前に初級システムアドミニストレーターを受験した際には・・・
分厚い参考書1冊を3カ月くらい掛けて勉強してようやく合格でしたので・・・
一般的な職員であれば、おそらく同じくらいの時間は必要かなと考えます。
早くDXブームが終わって欲しいと願うばかりです。
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